2010年02月14日

ANVIL 夢を諦めきれない男達

ANVILのドキュメンタリー映画、「The Story Of Anvil」を観てきました。

数年前、ANVILのドキュメンタリー映画が出来る、と聞いたときには、どうして今更ANVILなのかと思わずにはいられませんでした。

ANVILというと、今ではその名を知る人は少ないでしょう。Heavy Metalが好きというだけで無く、かなりそのジャンルに根ざしている人でないと知らなかったバンドです。それでも、よくHeavy Metal雑誌で組まれる ”必聴の歴史的名盤100選” などといった特集には、必ず彼等のアルバム「Metal On Metal」が取り上げられます。僕もそんな雑誌を頼りにして、マニアックなHeavy Metalの収集に明け暮れていた高校生時代にANVILと出会いました。

デビューしてから30年間、名声を手にしたのはごく初期のみ。彼等のフォロワーであるMETALLICA、SLAYERなどといったバンド達に次々と後を越され、時代に取り残され、細々と活動を続けてきた彼等。

一口にHeavy Metalといってもこの音楽は実に多様化、枝分かれしたジャンルでありまして、それによってファン層にも随分違いがあります。ANVILはそんな中でも殊に無骨で、頑固で、言ってしまえばガテン系のHeavy Metal。決して一般受けしないこのスタイルを30年間続けるというのには頭が下がります。あと、個人的には30年間殆ど変わっていないアルバムのジャケットには笑わずにはいられません。

冒頭、インタビューに答える為に登場してくるのはGUNS N’ ROSESのSlash、METALLICAのLars Ulrich、SLAYERのTom Araya、ANTHRAXのScott Ianといった錚々たるメンツ。彼等は口々にANVILの功績を讃えます。

しかし、インタビューが終わるとカメラはANVILの中心人物であるLipsとRobb Reinerの日々の生活を追い始めます。Lipsは給食の配達、Robbは建物の解体現場でそれぞれ働き、生計を立てながら家族を養い、ANVILの活動も継続し、互いに50歳を迎えます。

これこそが、華やかに見える音楽業界に於いて、なかなか見えない闇の部分です。

長年のファンと名乗る女性から連絡があり、彼女のプロモーションの下、20年振りのEuropeツアーを敢行する彼等。しかし、ツアーの先々で集まる客は両手で数えられる程度という、悲惨な結果に。出演したフェスティヴァルでは、今では確固たる地位を築いたMichael Schenker、Carmine Appice、Tommy Aldrich等といった旧友達と再会するも、誰もANVILのことを明確に覚えていませんでした。

人々の記憶に残りながらも、その後の成功は約束されなかったバンドは、ANVILだけではありません。Heavy Metalだけの中に於いても、SHY、TANK、PRAYING MANTIS、ZENO、GREAT WHITE、挙げればきりが無い程、世界中に存在します。

そこで、何故このANVILがドキュメンタリー映画として今回取り上げられたかというと、やはり30年間継続してきた活動に敬意を表しての事なのでしょう。

かつて全盛期との彼等を手掛けたプロデューサーとの再会。バンド内の確執、離脱。家族の支え。様々なドラマがあり、渾身のニューアルバム「This Is Thirteen」を完成させます。

30年来の親友であるLipsとRobbのやりとりは本当に感動的で、50歳を過ぎた男があそこまで泣けるなんて何て美しいんだと、もらい泣きしてしまいました。しかし、そんな感動的な映像であっても、ひとたびベタなANVILの曲が聴こえてくるとなんだか笑えてしまうんですけれどもね。

この映画の舞台は、意外にも日本で始まり日本で終わります。1984年の初来日公演から、2006年のLoud Park 2006での再来日へ。

Loud Parkからのオファーを受け、22年ぶりに来日したANVIL。しかし、出番は1番目で、何と午前の出演。メンバー達は落胆し、不安を隠せません。しかし、そこで彼等を迎えた、会場を見渡す限りのオーディエンス。こんな物語、出来過ぎていると思いますがこれはノンフィクションなのです。

日本とは不思議な国で、古くはTHE WHOやRUSH等、欧米に比べてファンが少なく日本と疎遠になっていったバンドも多いと同時に、他の何処の国よりもたいせつにしてきたバンドも少なくありません。前述のPRAYING MANTISを再結成させたのは日本ですし、ZENOのアルバムが日本で再発された時は本人達が ”何故まだ僕達の名前を覚えてくれているのか不思議” と驚いた程、誠実さも持ち合わせているのです。

ANVILもそんなバンドの1つだったという訳ですね。2万人のオーディエンスを前にして、あの嬉しそうなLipsの顔、忘れられません。

ちなみに、この映画のラストシーンでは渋谷のスクランブル交差点を楽しげに歩くLipsとRobが映されるのですが、僕も丁度この映画を渋谷の映画館で観ていたので、観終わった帰りに彼等の真似をして歩いてみました。

僕は、彼等が30年間活動し続けられた事こそが何よりの成功ではないかと思います。

人はいつかは死ぬ。ならば、今やるしかない。



posted by Yoshitaka at 21:45| Comment(4) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月04日

なんとなく、

日本に帰ってきて、気が付けば2年、経ってしまいました。

そして、このブログは書き始めて、何と6年目。大学受験の気晴らしに始めたこのブログが、ここまで続くとは思いませんでした。

今では想像し難いことですが、当初は毎日更新していました。本当は今だって毎日書きたいんですが、書いたところでこんなもの誰が読むんだ、と思って消してしまうこともあり、本当に時間が無くて書けないときもあり。



Londonの事。近頃、本当に自分はLondonに住んでいたんだろうかとよく思います。とても昔の事の様に思えるし、もしくは文字通り夢の中での出来事だったのではとよく思うのです。

ただ、あの4年間が無ければ僕という人間は今、成り立たないわけで。



将来、僕に子どもが出来たとして、何をして欲しいかと思ったとき、もちろん自分が10代の頃に聴いて人生を狂わされた音楽を聴いて欲しいと思いますが、とりあえず留学して欲しいな、と。これは心から思います。

あらかじめ目的を決めて、それがあるから行くんじゃなくて。空っぽの頭のままで行って、見たもの、聞いたもの、触れたもの、全てを受け止められる容量が空いていれば成長出来る。

肌の色、宗教、イデオロギーを超えて、色んな国の友達を作って欲しい。自分の価値観を否定する存在に出会って欲しい。



何でこんな話をしたのかというと、今、隣で留学を控えてあれこれ準備をしている人がいるからなのでして。



かくいう僕も、まだまだ世界を知りません。30歳までに50ヶ国を旅するという漠然とした目標を随分前から持っています。今現在、30ヶ国クリアしたのであと4年3ヶ月で20ヶ国がノルマ。

でも取り敢えず、はやる気持ちを抑え、今が東京1年目と思って(えーっと厳密には埼玉県に住んでいます)しばらくここでがんばります。



聴くといつも、明日もがんばろう、っていう気になれるトドメの曲を聴いて、お別れです。



posted by Yoshitaka at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月21日

Are you ready for the SYSTEM?

今年、遂に動き出す、らしい。

ライブを観たのは、もう5年前か。

彼等はサウンド自体がギミック満載なので、ライブは予想に反してストレート。でも、完成度は半端無い。

え、何?本人が発言を否定したって?

いいや、思わせぶり過ぎるぞ。


何かもう近頃は、普通のRockとか完全に飽きちゃったんで、ここらでそろそろお願いしますよ、本当。



posted by Yoshitaka at 02:35| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月13日

今年の目標

が、まだ定まりません。

ちなみに、2009年の目標は映画を100本観る、というものでした。忙しい合間をぬって106本観てクリア。

そう、そんなものでいいんです。


実益的に考えると、今年こそは、


・ストラトキャスターのネックを交換する。

・英語の資格を取る(CAEかTOEIC)。

・フリーライター業再開。


といった感じでしょうか。

何か100シリーズで無いですかねー。

100個料理のレシピを増やす、というのが今の所、有力です。100箇所行った事の無い駅に行くという鉄道マニアの女性からのアドバイスもありましたが・・・。

ちなみに、100枚CDを買う、とか100本ライブを観る、とかそんなんしょっちゅうなので目標にはなり得ません。


んー。久しぶりに身の無い日記を書いてしまいました。



今日の気分。





高田純次すごい。

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2010年01月09日

THEE MOVIE

結果から言いますと、また泣いてしまいました。

泣いてしまいました、なんてもんじゃない。

映画の間は、生まれてこの方これ程までに映像という対象に集中した事があるか、というくらい集中して観ていたので、ただ、格好良いとしか思えませんでした。

ところが、映画が終わり、映画館を出たらもう駄目でした。終わった、という事を映像の中と今この2010年を生きている現状と照らし合わせ、再確認した途端の出来事だったのかも知れません。渋谷駅の埼京線のホームに辿り着くまで、人ごみを憚らずただ号泣しながら帰りました。不様にも程があります。


チバユウスケ、アベフトシ、ウエノコウジ、クハラカズユキ。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT。

彼等の解散ライブの映像は、観ない事に決めていました。それはアベが死ぬ前も死んだ後も変わらず。

人の死にかこつけた商売程、嫌いなものはありません。でもこの映画は、もしかしたら良い機会なのかと、思えたのです。

「ドロップ」から始まり、間髪入れず「ゲット・アップ・ルーシー」、「バードメン」とたたみかける。

ステージの上手で、黙々とカッティングを刻むあのギタリストがもうこの世にいないという事を、チバは、ウエノは、クハラはどう思っているんでしょうか。

僕が中学生、高校生だった頃、そこにはまだTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTがいた。ゴミ同然のJ Popに紛れて彼等の曲がチャートに食い込んでくる様は、爽快そのものでした。

アベが終始、カメラに向かって無表情で視線をあてつける。僕はその視線の先から、目をそらさない様に必死でした。

「世界の終わり」が聴こえてくる頃、僕はRockが生ものである事を再確認しました。次があるという保障は何処にも無い。その場に居合わせる事が出来たならばそれを呼び方によっては奇跡とも偶然とも言えるでしょうが、観たその時から宿命はもう始まっているのです。

すぐそこにある、二度と手の届かない伝説。

 ”Rockは死んだ” と言われ始めて久しい。 ”Rock ’N’ Rollは時代の徒花” とはよく言ったもので、死んで当然なのかも知れません。

しかし、この映像に収められているのは ”言われなくとも死んでやる” という程までの気迫。

時代を創り、自らの手で終わらせた男達の記録。

くだらない世界で、くだらない諍いに僕達が時間を費やしているうちに、彼等が思い出から歴史になっていく。

この映画の監督、番場秀一が本当に ”世界を終わらせない” 為にこの映画を作ったのなら、僕は彼等に ”ありがとう” なんて言わない。

生きようが、死のうが、やる事は同じ。

僕は、まだ。



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2010年01月05日

THE ROOSTERS Live At 福岡サンパレス

2009.12.29


THE ROOSTERSの再結成ライブを観る為に第2の故郷、福岡へと帰って来ました。

会場は、懐かしい福岡サンパレス。ここで最後に観たライブは、6年前の椎名林檎でした。この会場は、高校時代、演劇部でも使いましたし、高校を出てからLondonに移り住むまでしていたライブ会場の設営のバイトでもまた、何度となく仕事に来ました。何かと思い出のある会場です。



・・・さて、THE ROOSTERSライブの前に8組のバンドが出演したイベントがここで行われたのですが、僕の友人達のバンド、THE DAYSが出演したので早くから会場入りして観に行きました。

彼等は持ち時間で出来るだけ曲をやろうと、MCもせずにただ演奏しきり、凄いライブでした。

こんなこと言うとあれですが、はっきり言って他の出演バンドとは比べ物になりませんでした。高校の文化祭に1組、プロのバンドが紛れ込んだ感じ。

THE ROOSTERSの曲もライブでよくカヴァーするTHE DAYS、今日は「恋をしようよ」とかやらないの、とか冗談半分でライブ前にメンバーと話していたのですが、本当にやってしまいましたよ。THE ROOSTERS本人達はまだ会場入りしていなかったそうですが、本人達に聴かせたかったです。

来年2月にはBAND HANADAのオープニングアクトとしてライブをするTHE DAYS。次のツアーはローディーか運転手でついて行こうかな、なんてね。

お疲れ様でした。次は東京で。



THE DAYS Live At Fukuoka Sun Palace



そして、いよいよTHE ROOSTERSです。僕のチケットは、2階席。当初は観に来るつもりは無かったのですが、今日この29日が休みになり、これは観に行けという事だろうと思い、即座にチケットを買ったのでした。

今夜は、僕の友人であるTHE DAYSのメンバー達も観客としてここでTHE ROOSTERSを待ち構えています。

立ち込めるスモークの中、開演時間を15分程過ぎた頃、会場は暗転。悲鳴の様な歓声の中、赤い逆光を背に姿を現す4人の男。花田裕之、井上富雄、池畑潤二、大江慎也。

この4人が再び揃ってステージに立つ事は、もう叶わないと信じられていた時代がありました。精神を病み、全盛期のTHE ROOSTERSを脱退。そして、長い年月の療養を余儀なくされた大江氏。

6年前の2003年、そんな大江氏が奇跡的に音楽活動を再開。元THE ROOSTERSの面々が結成したROCK ’N’ ROLL GYPSIESと互いにゲスト参加する形で徐々に4人が再び集まります。そして、2004年、けじめとしてTHE ROOSTERSの解散ライブが改めてこの4人で行われたのでした。

その後も何度か4人で集まり、ライブをしてはいましたが、THE ROOSTERSの名の下に、この4人が福岡で単独公演を行うのは実に28年ぶり。

ギターが挨拶代わりのフィードバック。そこへ、少しずつ感触を確かめる様に4人の音が重なり、始まった「I’m A King Bee」。初めて聴く、大江氏のヴォーカル。今夜の彼は、健康的かつ危ない感じがしてまず安心。今夜は逃げも隠れも出来ない単独公演。日本中から期待を携えて福岡に集結したオーディエンスを前に、この状況を乗り越えた大江氏、それだけでもう感動です。

しかし、ストレートなRock ’N’ Rollの曲をオープニングに持ってくるだろうと勝手な憶測を立てていた僕にとっては、かなり意表を突かれたオープニングではありました。

続けて、大江慎也の新曲「The Silent Midnight」。グルーヴィーな曲が続きます。

そして、次、「Rosie」が。くすぶっていたオーディエンスが一斉に歓声を上げ、ギターのカッティングに合わせて踊り出しました。伝説のバンドが、瞬間にして現役のRock ’N’ Rollバンドに様変わりしました。前に出てきて挑発する様にギターソロを執る大江氏。

今夜、とにかくやられたのは池畑氏のドラム。凶暴でありながら、この上ない安定感。こんなドラマー観た事ありません。

続けて、チューニングが合わずにイントロをやり直し、「Girl Friend」へ。しかし、1年に一度、集まるかどうかの4人なのに、信じられないくらいのこの一体感は何なのでしょうか。

更に「Sad Song」、「I’m Swaying In The Air」、「ニュールンベルグでささやいて」と代表曲が続きます。彼等の音楽性の評価が高まっていったと同時に、彼等の襲いかかる苦しみもまた過酷さを増していったこの時期。覇気のある大江氏のヴォーカルでこうして今、聴く事が出来るのですから、彼等のいなかった長い時間も報われたのかなと思えます。

大江氏のメンバー紹介を挟み、車のクラクションが鳴ると「新型セドリック」へ。4人を乗せた新型セドリックは、1979年から2009年へと行ったり来たり。

花田氏がギターをFender Telecasterへと持ち替え、彼のヴォーカルで「She Does It Right」が始まりました。彼等の定番曲、DR. FEELGOODのカヴァー。聴きたかったので嬉しかったです。花田氏のヴォーカルも、今夜の大江氏に触発されてかいつものけだるい感じとは違いました。

そして、「Case Of Insanity」。叫び狂う大江氏のヴォーカルが鋭く、これでもかと胸にきます。

「We Wanna Get Everything」。2階席から観ているのに、顔面を殴られている様な池畑氏のドラム。立て続けに、オーディエンスも一緒になって「Tequila」。そして、間髪入れず「Go For The Party」が始まりました。待ち構えていたかの様に歓声をあげるオーディエンス。名義は大江慎也の曲ですが、この4人での演奏で作られた曲ですからね。

自分の体の中に、込み上げてくるものを感じました。涙です。

ライブを観て泣いた事は、これまでに何度もありました。しかし、このTHE ROOSTERSに限っては、説明がつきません。僕が生まれる前に結成され、僕が物心つく前に歴史に名を残し、消えていったバンド、THE ROOSTERS。

「Hippy Hippy Shake」。止まらないTHE ROOSTERS。その全てを受け止めるオーディエンス。演奏が終わり、無情にも退場してしまう4人を引きとめようと、すぐさまアンコールを求める拍手が。

再び登場したTHE ROOSTERSは、「In And Out」でアンコールを始めました。凶暴な大江氏のギターに、果敢に絡む花田氏のギター。それを支える池畑氏、井上氏の鉄壁のグルーヴ。

そして、「Little Red Rooster」へ。凡百のバンドには到底真似出来ないこのグルーヴ。本当に日本人ですよね、彼等。演奏が終わり、ようやくMCらしいMCが。言葉にならない言葉で感謝を述べる大江氏。そして、 ”良いお年を” と言った後に「Leather Boots」。フィニッシュを決め、再び退場する4人。僕は巧く目の前の出来事について行けず、取り残された様な感覚を覚えました。ここが何処なのかも、今が何年なのかも、分からなくなってしまった様な、そんな感覚。

まだ帰ろうとしないオーディエンスに応えて、「Walkin’ The Dog」で始まった2回目のアンコール。

「C’mon Everybody」。失われた時間を優しく包み込む様に、4人のビートは互いに隙間無くかみ合い、万感の思いを込めて祝福する30年と3000人。

演奏を終え、また退場してしまう4人。これで帰すものかと声をあげるオーディエンス。

来た、3度目のアンコール、と思いきや、挨拶のみ。また大江氏らしいMCでオーディエンスにお礼を述べ、こんどこそ本当に帰ってしまった4人。

会場の照明が点いてもまだ、終わらない拍手、アンコールを求める声。終演のアナウンスが聞こえてきてもまだ続き、やがてスタッフがアンプの電源を切ってしまうまで止みませんでした。「恋をしようよ」、「Fade Away」、「C.M.C.」、まだ聴きたい曲がありましたからね。

僕はこの歳で、音楽とは何か、Rockとは何か、という事を手取り足取りTHE ROOSTERSに今夜のライブで教えてもらった気がしました。

LondonからPunk Rockが消えても誰もがその精神を継承しているのと同じ様に、博多のRockバンド達がその昔、ビートに託した思いもまた、今のミュージシャン達に受け継がれているのです。

ライブ終了後、渡されたチラシの中に、SONHOUSEが来年デビュー35周年記念の再結成ライブを行うという告知が挟まれていました。

50歳を迎えたTHE ROOSTERSの次は、60歳を迎えたSONHOUSE。命が続く限り、博多の男達はRockの魂を絶やさず転がり続けます。今夜、東京から福岡までTHE ROOSTERSのライブを観に来た4人の若者にも、一生消えないものが受け継がれたに違いありません。



THE ROOSTERS Live At Fukuoka Sun Palace 1



Setlist:

01.   I’m A King Bee
02.   The Silent Midnight
03.   Rosie
04.   Girl Friend
05.   Sad Song
06.   I’m Swayin’ In The Air
07.   ニュールンベルグでささやいて
08.   新型セドリック
09.   She Does It Right
10.   Case Of Insanity
11.   We Wanna Get Everything
12.   Tequila
13.   Go For The Party
14.   Hippy Hippy Shake
 Encore 1
15.   In And Out
16.   Little Red Rooster
17.   Leather Boots
 Encore 2
18.   Walkin’ The Dog
19.   C’mon Everybody



THE ROOSTERS Live At Fukuoka Sun Palace 2
posted by Yoshitaka at 23:37| Comment(3) | TrackBack(1) | Diary - Live Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月04日

A Happy New Year 2010

明けましておめでとうございます。

今年も皆様にとって素晴らしい一年でありますように。


年明け、中学校の同窓会がありまして。久々に会う面々と楽しく飲んでおりました。

起業した人、店を持っている人、結婚した人、子どもが出来た人。

取り敢えず、しっかりせえ自分、としきりに思いました。みんな凄いがんばっている人達ばかりで・・・。それに比べて、自分は何をやっているのだろう、と。

T野君のおっさんぶりには、あ、勝てる、と思ったけれども。

ああいう場で堂々と、自分のやっている事に誇りを持って言える人になりたい。







そしたらベンジー俺をグレッチで殴ってくれ。

SOUNDGARDENも再結成した事ですし、2010年も皆様、Rockして参りましょう。
posted by Yoshitaka at 14:00| Comment(5) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月30日

何処へ行こうか

今年もお世話になりました。

今年のライブ観納めは、福岡まで来て観たTHE ROOSTERSの再結成ライブ。レポート書きますが、まだうまく言葉になりません。

今年はいろいろな事がありました。キヨシロー、アベ、マイコー、Les Paul、円楽さん、加藤のおっさん。僕の好きな人がたくさん遠くへ行ってしまいました。

自分としても、派遣切りに始まりLondonに帰ったりニートになったりトリプルワーカーになったり激動の年でした。いつかは関東に住むんだろうと思っていましたが、まさかこんなタイミングで行くとはね。

そんなに生き急いでどうするんだ、と良く言われます。焦っているのは良くないけれど、いつになったらこう、精神が安定してくるのかしらん。かしらん、といえば龍太郎元気?誰か彼の近況を教えてください。

落ち着けたらいいな、と思いますけれども、落ち着けない激動の星の下に生まれたらしいのできっと一生こんな感じ。

基本、寂しがりやです。みんなかまってくれないと、またどっか海の向こう側に行っちゃうんだから。

明日の朝は京都にいます。年が明けたら名古屋です。家族巡りツアー。ったく体が休まらねえ。

みなさんも、良いお年を。



posted by Yoshitaka at 19:14| Comment(2) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月22日

年末は福岡で恋をしようよ

と、いうわけで、今年の年末はTHE ROOSTERSの再結成ライブを観に久しぶりに福岡へと行きます。

メディアの報道では ”1夜限りの再結成” と言われていますが、昨年の10月、今年の8月にも彼等はライブをしているので、解散後これで3度目のライブになります。それでも単独公演で、しかも福岡でとなると特別ですけれどもね。

ちなみにこのイベントには、いとしのハマちゃん率いるTHE DAYSも出演します。ハマちゃんすげえな、一ファンから始まり遂にTHE ROOSTERSと対バンするまでになったか(笑)


THE DAYS: http://homepage3.nifty.com/thedays/


福岡もLondonも、もう自分の去った街なのに、こうして未だに行く縁があるというのは何とも嬉しいもの。来年も遊びではありませんが福岡に行く用事がちらほら出て来ているので、福岡の皆さん是非また会いましょう。



あーかっこいいなルースターズ。

好きな事して生きていくには、どうしたらいいんだ。

もう最近、分からなくなってきちゃった。

おれはただやりたいだけ。なのに。



posted by Yoshitaka at 01:20| Comment(3) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月16日

頭脳警察

今年はTHE ROLLING STONESの「Shine A Light」に始まり、何時に無く音楽ドキュメンタリー映画が多かった様な気がします。特に下半期は、時間を見つけては映画館に通うというのが完全に生活のサイクルに組み込まれていました。これは生まれてこの方、映画に疎遠であり続けた僕にとっては異例の事です。

さて、そんな中で、先日観終えた映画を紹介します。

ドキュメンタリー、「頭脳警察」。

今年、結成40周年を迎えた日本のRockバンド、頭脳警察を追ったドキュメンタリー映画です。昨年に実現された、3度目の再結成。そこに至るまでを克明に記した記録的価値のあるこの作品、3部作に分かれており、実に5時間を超すという長編です。

今でこそ、日本のRockを創ったバンドの1つとして評価されている頭脳警察。しかし、デビュー当時は折しも70年代初頭、日本赤軍が世界各地で起こした事件と呼応するかの様に、左翼思想を前面に出した楽曲を次々と発表。若者の心を掴む反面、発表するアルバムはその反体制的な歌詞ゆえ悉く発売禁止に追い込まれます。

本当に歌いたかった事。本当に伝えたかった事。本当に変えたかった事。還暦を目前にしたPantaとToshiが、胸のうちを話し始めます。

映画は2006年のPantaのソロ活動再開から始まり、2008年の頭脳警察としての京都大学西部講堂でのライブへと進みます。

僕もまたこの夜、京都大学西部講堂のオーディエンスの中にいました。かつて、裸のラリーズや村八分といった伝説のバンドがライブをしたこの会場で、あの屋根に掲げられたオリオンの3つ星の下、頭脳警察のライブが始まろうとしているのを、戦慄を携えて見守っていたのです。



京都大学西部講堂ライブレポ:

http://franticjapyoshi.seesaa.net/article/107399500.html



映画にも出てきますが、Pantaはこのライブ中に馬鹿騒ぎしていた観客を怒鳴りつけます。その怒鳴られた観客というのが、僕のすぐ近くにいた少年の様な老人の様な何とも奇妙な雰囲気の男でした。ライブが終わった後、男は ”Pantaに怒られちったぁ〜ヒヒヒ〜” とか言いながら床を転げまわっていたので、恐らくラリっていたのでしょう。

そんな出来事もあり、僕もPantaという人はとてつもなく怖い人なんだと思っていました。しかし、この映画に映り続けるステージを降りたPantaは、とても優しい人でした。やはり頭脳警察という一筋縄ではいかないバンドをするにあたってのペルソナが、ステージには用意されていたのですね。

映画の中でPantaは、 ”良いと思うか悪いと思うか以前に、こういう出来事があった、こういう時代があったということを若い世代に伝えたい” と話していました。

前述の京都大学西部講堂の屋根にある3つ星は、1972年、日本赤軍がイスラエルのテルアビブ空港で起こしたテロの実行犯3人を祀ったもの。今ではテロと聴くとすぐイスラム原理主義が思い起こされるでしょうが、その昔、世界を恐怖に陥れた日本のテロ組織があったという事や、テルアビブ空港では3人の日本人がテロを起こし民間人を100人も死傷させたという事などは、語り継がれてきているとは言い難い。

作中、東京拘置所にいる日本赤軍の元最高責任者、重信房子に何度も面会をし、1つの曲を作り上げるPanta。彼女の活動が罪と認定された理由とは。彼女が裁かれる理由とは。やがて本作はこの様にして、バンドのドキュメンタリーという枠を超え社会への問いかけを始めます。


これが俺達の世界   隠しきれない世界


ラストの「オリオン頌歌」が全てを勇壮にまとめあげ、物語は今、現在の頭脳警察へと続いていきます。

あれ以来、何度か頭脳警察のライブは観たのですが、あの京都大学西部講堂を超えるライブは、残念ながらまだ観られていません。頭脳警察と京都大学西部講堂がシンクロして出来上がったあの空間は、日常からあまりに乖離し過ぎていました。その後に控えていたFLOWER TRAVELLIN’ BANDもまた、凄まじいライブを観させてくれましたし。

 ”60歳にして人生暗中模索、なんてね”

作中、Toshiが呟きます。

どこまで転がるのか、頭脳警察。



posted by Yoshitaka at 00:20| Comment(2) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月08日

アラーキーに会った

毎度の事ながら、もう時間が経ってしまいましたが、って書くところから始まります・・・。

師走の忙しさなんて、世捨て人の僕には関係無いもんねと思っていたら、見事に今トリプルワーカーならぬクワドラプルワーカーです。この忙しさは死ねる。


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さてさて、もう先月の事になってしまいましたが、日本が世界に誇る写真家、アラーキーこと荒木経惟にお会いしました。写真新世紀2009、公開審査会にて。

僕は真珠子さんのお付きの者として参じた訳ですが、真珠子さんはご自分の作品を渡されたり、サインを交換されていたりなさっていたので、僕も隙を見て彼にアプローチしたのですが、



僕 「あのう、よろしければ僕もサインを・・・」

アラーキー「ダーメダメー。お前は男だろー。男はお呼びでないよー。」



と、あっさり。

よいよい、それでこそアラーキー。



Arakie 01



アーティストにサインを断られたのは、PRIMAL SCREAMのBobby Gillespie以来だ。 (Bobbyはただラリってただけ)



会場にはアラーキーだけでなく、


飯沢耕太郎氏、



Arakie 02



蜷川実花氏、



Arakie 03



うーん、夢の様な空間でした。

真珠子さん、どうもありがとうございました。



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2009年11月30日

THE FLAMING LIPS Live At The Troxy

夏に続けて、再びLondonに来た僕。

今回の滞在は僅か3日間でしたが、Londonに来てライブを観ずに去れるものか。こんな感じに、いつ来ても、誰かしら凄いアーティストが常にライブをしているLondonは、やはり侮れません。

そして、今回はTHE FLAMING LIPSに出くわす事が出来ました。会場はLimehouseにあるThe Troxy。始めて来る場所です。Londonではもう何百回とライブを観たのに、始めて来る会場なんてまだあったのか、という感じです。

ちなみに、地下鉄工事の為にAstoria、Mean Fiddler、Club Metroと由緒正しいライブハウスが3つもLondonから無くなってしまいました。どれも思い出をたくさん作った場所でした。

Londonへは遊びで来た訳では無かったので、抜け出せられるかどうか不安でしたが何とか自由時間をもらいました。同じく今夜のライブを観に行くと話していた友人に電話を掛け、会場へ。もちろんチケットは現地調達。我ながら素晴らしい行動力。



THE FLAMING LIPS Live At The Troxy 01



そして、3年振り3回目のTHE FLAMING LIPSを待ち構えます。相変わらずのステージセットが目に入ってくると、ほんの十数時間前にいた日本とこの空間があまりにかけ離れていて、それだけで救われた気がしました。

彼等はライブのセッティングを自らが出てきて行います。Wayne Coyneはついでに、その時オーディエンスを相手に話をします。

初めて彼等のライブを観た時、ライブが始まる前にオーディエンスに向かって ”今夜この空間で起こった事を、今夜来られなかった人に言葉で伝える練習をして欲しい” と話したWayne。

確かにTHE FLAMING LIPSというバンドは常々、



THE FLAMING LIPS Live At The Troxy 02



それってまさか、いや、さすがにそんなことはしないだろう、



THE FLAMING LIPS Live At The Troxy 03



って事を、



THE FLAMING LIPS Live At The Troxy 04



平気でします。



ライブは「Race For The Prize」で始まりました。3年前と同じで変わっていません。これより素晴らしいオープニングは無いのかも知れません。

オー、ヨシミー。

ヤーヤーヤーヤーヤーヤーヤーヤー。



THE FLAMING LIPS Live At The Troxy 05



「Do You Realize?」

いや、まだ。だからもうちょっと観させて。



そうだ、3年前、Royal Albert Hallで初めて彼等のライブを観た時、隣にいたのはqiiのギタリスト、Ryo君だった。

そして、Ryo君を僕に紹介したのは、andymoriの小山田荘平だった。

まわってる。

誰よりも音楽が好きだと言っていた癖に、一番音楽から遠ざかろうとしていたのは僕かも知れません。

得体の知れない何かに取り込まれていくその寸前で、こうして久しぶりにEuropeの自由な空気を吸えたのは本当に良かったと思います。

やはり人間は、こうあるべき、こうでないと。言葉で顕す前向きさでは無く、体全体で表現する喜び、幸せ、全ての場所と時間を繋ぐユニティー。

今、人類に必要なのはこういうバンドなんだなと痛感しました。

そして、自分自身、これから何十年経ってもこういう世界が想像の範疇であり続ける人でありたいと思います。

London、たまに来ると良い街なんですよね。

次は、いつ、誰のライブをこの街で観るのでしょうか。

では、また。



THE FLAMING LIPS Live At The Troxy 06



Setlist:

01.   Race For The Prize
02.   Silver Trembling Hands
03.   The Yeah Yeah Yeah Song
04.   Fight Test
05.   In The Morning Of The Magicians
06.   Convinced Of The Hex
07.   Vein Of Stars
08.   Evil
09.   See The Leaves
10.   Yoshimi Battles The Pink Robots Pt. 1
11.   Pompeii Am Gotterdammerung
12.   The W.A.N.D.
13.   Do You Realize?



THE FLAMING LIPS Live At The Troxy 07
posted by Yoshitaka at 22:28| Comment(2) | TrackBack(0) | Diary - Live Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月24日

スイスに行ってきました

ブログの更新が止まっていたのであちらに行ったままだと思われがちですが、僅か1週間で帰って来ていました。London滞在は僅か3日。移動日を挟み、今年はスイスへ。ただし、スイスも3日間で3都市を回るというこれまたハードなスケジュールで・・・。



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スイスへ来たのは5年ぶり2回目。前回は株や投資をしている人には馴染みのある、LuganoとCampioneへと行きました。

今回訪れたのは、まず首都Bern。首都と言う割には他の都市に比べて随分と落ち着いており、古い街並が残っています。世界遺産も多いとか。



Switzerland 01



そして、このBernにある、とある心理学研究所。その蔵書の中に、母の論文を発見しました。僕が生まれる前のものです。25年以上も、ここにいて母が来るのを待っていたんだと思うと神秘的。

そして連名にある村上先生には、小さい頃とてもかわいがってもらいました。村上先生が亡くなられて、もう15年も経つ。僕も名前の残る人になりたい。なる。



Switzerland 02



郊外にあるパウル・クレー美術館。世界に散らばるパウル・クレーの作品のうち6割がここに集められているそうです。



Switzerland 03



夜は、スイス名物チーズフォンデュ。



Switzerland 09



BernはJazzの街として有名で、毎年様々なフェスティヴァルが開催されています。今も丁度、フェスティヴァルウィークの最中で、今夜はJimmy SmithやDiana Krallとともに活動していたギタリスト、RUSSELL MALONEがライブをやっているという事。母に行こうと言われ、観に行きました。思えば折角だから音楽に触れさせてあげようという、母なりの計らいだったのかも。



Switzerland 04



彼のギターは、即興は控え目、繊細なプレイを聴かせていました。トークも面白い。



続いては、Lausanneへ。レマン湖湖畔にあるLausanneは、スイスを代表する景勝地。レマン湖を沿って東へと行くと、Rock好きには有名なMontreauxがあります。DEEP PURPLEが「Smoke On The Water」を書いた場所ですね。

ちなみに、スイスの公用語はドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4つ。Bernはドイツ語圏でしたが、ここLausanneはフランス語圏。スイスで使われるドイツ語はドイツ人が太刀打ち出来ない程独特の方言らしく、 ”ダンケシェーン” とか言っても通じないんですよね。



Switzerland 05



こちらもスイス名物、ズッペ。



Switzerland 06



レマン湖の湖畔。フランスとの国境は目前。



Switzerland 07



アルプスの少女を発見。



Switzerland 08



3日目はZurichへ。日本人が言うと ”チューリヒ” ですが、英語では ”ズーリック” と言わないと通じません。こういうのはゲルマン圏に多いですね。 ”ケルン” では無く ”コローニャ” 、 ”コペンハーゲン” では無く ”コヴンヘイグン” 等々。

2時間程、駅前を散策しただけなので殆ど観ていませんでしたが。

川。



Switzerland 10



坂。


Switzerland 11



チョコ。



Switzerland 12



皆さん、お疲れ様でした。

観光でまた来るなら、今度こそ夏に来たいな。



あ、そうだ、Londonで何のライブを観たか、それを先に書くべきだった・・・。
posted by Yoshitaka at 08:33| Comment(2) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月13日

というわけでまたLondonにいます




また?



Earls Court



(何この顔・・・)


つくづくこの街に縁があるんだなと思いました。5ヶ月前に来たばかりのに・・・。

ご覧の通り、その昔LED ZEPPELINという怪物を飼育していたことで有名なEarls Courtのすぐ近くのホテルに滞在しています。

実は数時間後には、さらに別の国にいます。寒いの嫌だあ。そして今回は、自由な時間がほとんど無いから遊べないし。

では、行ってきます。
posted by Yoshitaka at 17:38| Comment(3) | TrackBack(0) | Diary - Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月10日

出張だよ全員集合

毎年恒例の、高橋教授ご一行様に通訳として同行する旅、がやってきました。今日、出発です。

2004年イタリア、2005年スペイン、2006年ウェールズ、2007年ギリシャ、2008年ベルギーときて、さて今年は・・・今年は・・・えええ?

お陰様で心理学にも詳しくなりました。専門用語だけ。

しばしの間、日本から消えますのでご了承ください。また?って言わんといてください。あ、一晩だけこっそり抜け出してライブ観てきます。



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話は変わりまして、昨日はLondon時代の友人、尊敬し続けている男の中の男、ダイさんのバンドのライブをローディーとして手伝いに行ってきました。ライブは大成功。本当に楽しくて、ここ1ヶ月くらいの鬱々とした生活が一瞬にして報われました。

やはり自分は音楽によって生かされているなと痛感した日でありました。

そして、うーん、バンドしてえなあ。どうやらもう丸2年くらいライブしていないらしいぞ自分。来年は前座で出させてもらえるくらいになってるといいな。



Dora Oyaji



それでは、行ってきます。

posted by Yoshitaka at 06:19| Comment(4) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月06日

浅田さんのシャンデリア

何だか良く分かりませんが多忙になってしまっており、ブログもおざなり気味なこの頃。あまりに忙しいと重症なまでの金欠も忘れていられるからまあいいか。

さて、真珠子さん主催のルマンド会でお知り合いになったアーティスト (漫画家、曼荼羅作家、歌手、ポートレイト作家、舞台美術家) 浅田拓氏が偶然にも同じ埼玉県蕨市に住んでいるという事で、先日、お邪魔しに行きました。

来月から始まる喫茶乱歩展に飾るシャンデリア作りを手伝ったのですが、出来上がった後、仕上がりがあまりに綺麗で2人して呆然と眺めてしまっていました。

搬入もお手伝いする予定です。

いつでも綺麗なものに囲まれて生きていきたいです。



Asada
posted by Yoshitaka at 04:15| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月27日

真珠子さんにお会いした日

時間が経ってしまいましたが、先日、ようやく真珠子さんにお会いする事が出来ました。

真珠子さんは、GWEN STEFANIのアルバムジャケット等を手掛け世界中でご活躍されている画家さんです。僕は2005年より翻訳のお手伝いをさせていただいているのですが、実際にお会いするのは今回が初めて。

大久保にあるカオリ座という素敵なお店で、懐かしのルマンドを頂いていると、集まってくるのは写真家さん、人形作家さん、マンガ家さん、とにかく凄い方ばかり。僕みたいな凡人がこんな集まりに来ていいのだろうかと、当日に至るまで不安に思っていたのですが、皆さんとても優しくして頂いて。おまけに僕と親しい人なら知っているであろう、あの ”げん覚” Tシャツ (熊がマジックマッシュルームを食べてラリっている柄のTシャツ) が一役買ってくれました。

真珠子さんの印象は、 ”存在そのものがアート” でした。出で立ちというか、雰囲気というか、もの凄いパワーを頂いた気がしました。

そんな真珠子さんがこの度、シンガーの宍戸留美さんの新曲「井の頭にて」のPVを新たに手掛け、先月パリで行われたグループ展で発表されました。

このPV、フジテレビ短編アニメ大賞というコンクールに応募中です。まず、視聴回数を競って第1次審査に向かうので皆さんご覧になってください・・・というか、もう既にダントツの1位なのです。ですが、やはり皆さんご覧になって応援してください。





   ↓再生されない時はこちら↓
http://www.watchme.tv/v/?mid=4312169e8e076ce72d903dcd0f0cccaf



素敵な方々に囲まれて、僕もアーティストと呼ばれて恥ずかしくない様に頑張ろう、働いてる暇なんかねえぞ、と、強く思った一日でした。



posted by Yoshitaka at 02:56| Comment(4) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月20日

追悼

今朝、朝日新聞の朝刊に、北山修先生が加藤和彦さんに向けた追悼文を掲載されていました。

少し、落ち着きました。でもまだしばらく気持ちを切り替えるのは無理そうです。



音楽が好きで、誰よりも好きで、色々な人と知り合い、果ては自分が尊敬していたその人、本人に辿り着く。

音楽を自分の中に放ち、根を生やさせるという事は、それだけ音楽が自分にとって致命的になるという事。



「悲しくてやりきれない」も「あの素晴らしい愛をもう一度」も「タイムマシンにお願い」も、全て加藤氏が作られた歌。言うのは簡単ですがこれは本当に凄い事です。欧米の音楽に例えれば、「Don't Think Twice It's Alright」と「Let It Be」と「Ziggy Stardust」が全部同じ人が作った歌だ、というのと同じ。



加藤和彦と北山修。日本のJohn LennonとPaul McCartneyと呼ばれた2人。

8月、東京厚生年金会館でのライブ。ステージ上で久し振りに顔を合わせた2人の姿を客席で観ていた僕はまさに、 ”JohnとPaulの分までお2人にはこれからも仲良く音楽活動をしていただきたい” と願って観ていたものでした。次はいつだろう、やはり2011年にはまた、とか、あの方々のする事はいつも、考えるだけで本当に楽しくさせてくれました。

お話したい事、いっぱいあった。また会えるかな、加藤さん。

加藤さんの分まで、僕はこちらで北山先生の姿を追い続けます。



2003年 THE FOLK CRUSADERS再結成





2007年 SADISTIC MIKA BAND再結成

posted by Yoshitaka at 03:51| Comment(2) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月17日

加藤和彦



加藤和彦さんが亡くなられました。



日本の音楽界を、Rockを創った人。しかし、僕にとってこれは単なる有名人の訃報ではありません。

プライベートな事なので詳しくは書けませんが、僕の家族にとって、加藤さんは親戚の様な存在でした。今日も母から連絡が入りました。親子共々、憔悴しきっています。

僕は18歳の誕生日に、加藤さんからプレゼントを頂きました。死ぬまで忘れられない出来事です。

今年も、2月にVITAMIN-Qで、8月にTHE FOLK CRUSADERSで、2回も加藤さんのライブを観ました。

僕は残念ながらSADISTIC MIKA BANDのライブはLondonにいて観られなかったけれど、2度としないと言った筈のTHE FOLK CRUSADERSが2回も僕の目の前で再結成してくれた事には、ただ感謝あるのみ。

西岡さんが亡くなった。坂庭さんも亡くなった。そしてまさか、今度は加藤さんが亡くなってしまうなんて。

次々と盟友に旅立たれ、残された北山先生の事を思うと、本当につらい。つい2ヶ月前、ステージの上で仲良く歌うお2人の姿を観たばかりだったのに。



加藤さん、

北山先生を置いていかないでください。

それだけは、それだけは。


posted by Yoshitaka at 18:00| Comment(3) | TrackBack(0) | Music News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月09日

OASISが正式に解散しました

Liam Gallagherが遂に声明を出しました。


http://www.nme.com/news/oasis/47725


OASIS、解散。

何の前触れも無く、突然の出来事でしたね。ほんの3ヶ月前、彼等のライブを観たばかりだったのに。

10年前の1999年、似た様な騒動が起きたのを覚えています。未だ、僕は楽観視を続けています。

思えば彼等とも長い付き合いです。貶したり褒めたりしながらも、いつも身近にいた存在。いざいなくなるとどうも調子が狂います。

これまで通り見守っていきましょう。



posted by Yoshitaka at 08:37| Comment(6) | TrackBack(1) | Music News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする