2010年06月24日

新潟で軍曹と蒸気機関車

このところ、非常に忙しく動き回っております。

まずは2週間前、Londonで知り合ったお方、通称Vermeer軍曹の公開スパーリング、じゃなかった、結婚式に行ってきました。新潟に行くなんて初めての事です。中部と西日本にしか住んだ事が無いので、東や北の方は全く行った事が無かったのです。

更には、そのまま新幹線で行くのはつまらないと思って、普通列車を乗り継いで新潟に行く事を思いつきます。朝早くに家を出て、蕨、浦和、高崎、水上、長岡、と乗り換えて6時間程で新潟に到着。特に高崎、水上間の山間を縫う様にして進む景色が素晴らしく、途中トンネルの中に駅があったりもして楽しかったです。



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列車が終着駅に着くあの感じ、窓の外に少しずつ線路が何本も集まってきて広い構内に入っていくあの感じ、いかにも旅という感じがして好きですね。



Niigata 02



新潟駅では、軍曹の紹介でAC/DCのライブで知り合ったミツさんと待ち合わせをして2人で会場に向かいました。

見知らぬ土地で見知らぬ人に囲まれてなかなかスリリングだなと思いましたが、楽しませて頂きました。軍曹、お幸せに。伝説のキスシーンが写真に収められなかったのが悔やまれます。



Niigata 03



さて、会もおひらきになり、いつもの如く全く無計画でインターネットカフェにでも泊まろうかとしていたみすぼらしい僕を見かねてミツさんが駅前のビジネスホテルを紹介してくれました。本当にありがとうございました。

翌朝、新潟を適当に歩き回ってそれから帰ろうと思い、そもそも新潟には何があるんだと思ってホテルを後にし駅に戻りました。すると、何やらボーッという音。ボーッて、まさかあれですか。プラットホームを覗いてみると、



Niigata 04



うお。やっぱりSLだ。

しかも普通に乗れるという。指定席も余っていました。よし、どうせ暇なんだし乗ってみようと。

と、そこまでは良かったのですが。乗ってしばらくしてから気付いた事が。この列車、何処に行くんだろう。

かれこれ色々な国や地域を旅してきましたが、行き先を知らずに列車に乗ったのは生まれて初めてです。自分の馬鹿さに呆れました。

ちなみに行き先は会津若松でした。うん、名前は聞いたことがある。何処に行こうが、明日の朝までに東京に戻れればいいや。そんな感じで。

SLなんて乗ったの、15年ぶりくらいです。静岡に大井川鉄道という、日本中から引退した列車が集まるシルバー人材センターみたいな鉄道があるんですが、あそこで乗った以来。あそこには現役で動いているSLが6、7台程もあり、なかなか凄いです。

僕の家系には鉄道に携わった者が多くいて、2年前に亡くなった祖父もその1人。僕は祖父について行き、色々な所に行って色々な列車に乗りました。煙を吐きながら70年物の躯体を粛々と動かし進むSLをみると、見た事も無いくせに祖父が現役で働いていた頃の姿なんて思いおこしてしまい、寂しくて泣けてしまいました。

結局SLは3時間ほどで会津若松に到着。この沿線の景色もとても素晴らしい。途中何度も降りたくなりましたが、あんなところで降りたら本当に帰って来られなくなります。着く手前に、ラーメンで有名な街、喜多方がありました。会津若松で降りて少し歩き回ったらやはりラーメン中毒の僕は喜多方に行ってみたくなり、普通列車に乗って喜多方へ。これがまた、骨董品みたいな列車 (しかも電車ではなく気動車) 。



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有名な坂内食堂。噂に違わぬ味でした。あの透明なスープの何処にあのコクがあるんだろう。



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ラーメンを堪能した後は、そろそろ日も暮れてきたので帰路に着きました。帰りはさすがに疲れていたのと、旅の経験上、夜に乗り継ぐ普通列車は面白く無いということで、郡山まで出てそこから新幹線で帰りました。そこまでの道程もなかなか面白かったです。列車も2時間に1本、普通列車も通過する駅があったりとなかなかカオス。

ちなみに、今回の旅で使ったのはウィークエンドパスというJR東日本の切符。土日2日間、関東甲信越あたりのJR乗り放題で8500円という切符。

基本、何処に旅に出てもいつも無計画な僕。かつては香港でもアイスランドでもギリシャでも、そんな無謀な旅を実況してこのブログで醜態を晒していましたよね。

締めにもう一度、軍曹、おめでとうございます。僕の周りから次々と独身貴族がいなくなっていて寂しいですが、お幸せに。
posted by Yoshitaka at 23:13| Comment(3) | TrackBack(0) | Diary - Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月13日

というわけでまたLondonにいます




また?



Earls Court



(何この顔・・・)


つくづくこの街に縁があるんだなと思いました。5ヶ月前に来たばかりのに・・・。

ご覧の通り、その昔LED ZEPPELINという怪物を飼育していたことで有名なEarls Courtのすぐ近くのホテルに滞在しています。

実は数時間後には、さらに別の国にいます。寒いの嫌だあ。そして今回は、自由な時間がほとんど無いから遊べないし。

では、行ってきます。
posted by Yoshitaka at 17:38| Comment(3) | TrackBack(0) | Diary - Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月26日

Dublinに行ってきました

Londonから飛行機で1時間。Englandの隣の国、Irelandへとやってきました。

初めて利用するLuton空港、久しぶりのRyanairに乗ります。余談ですが、これでGatwick空港、Stanstead空港、Heathrow空港、City空港と並びLondonの5つの空港全て制覇です。

Irelandは南北に分かれており、南は共和国として独立、北はNorthern IrelandというU.K.の領土です。2年前、この南北2国を列車に乗って旅をしました。Irelandには遺跡や自然がたくさんあるにも関わらず、僕が行ったのは両国の首都、BelfastとDublinだけ。いずれは時間をかけて色々観て回りたいです。

Dublin空港からバスで40分程で、Dublinの中心に来ます。今夜泊まるホステルも、前回泊まったIsaac Hostel。



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荷物を置いて、街に出ます。

ホステルのすぐ横は、O’Connell Street。ここには2つの有名なライブハウスがあります。



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こちらは、Dublin Academy。今夜は先日観たJOHN MAYALLのライブだそうで。彼も僕と同じタイミングでLondonから来たわけですね。



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続いて、Ambassador。今は展覧会に使われているみたいです。前回来たときは丁度TRIVIUMのライブが行われていて、Heavy Metal系の格好をした女の子が長い列を作っていました。



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ここではこの店も忘れずに。Eddie Rocket's。



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以前の日記にも書きましたが、ここのハンバーガーが美味しい。



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Liffey川を越え、街の南側へ。街の中心を通るGrafton Street。



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ここに、あの人は立っています。



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Phil Lynott。Irelandの至宝と呼ばれたバンド、THIN LIZZYのフロントです。街の中心を通るGrafton Streetを見守る様に、彼はここに立っています。

IRON MAIDENからTHE SMASHING PUMPKINSまで、あらゆる世代に影響を与えたTHIN LIZZY。Philが生きていた頃のTHIN LIZZY、観てみたかったですね。

少し西に歩くと、今度は彼がいます。



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Rory Gallagher。Irelandが生んだ、伝説のBluesギタリスト。

今度はCustom Houseを通り過ぎ、街の東側へ。



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U2がかつて使用していたスタジオ。世界中からU2のファンが訪れ、落書きでこの様な感じに。



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街の中心に戻ります。繁華街Temple Barは所々工事中でした。

Europeの街角ではよく見かける、銅像の真似をするストリートパフォーマー。この人は上手過ぎて、頭に鳩が止まっていました。



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Hard Rock Cafe Dublin。



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中に入ると玄関で、U2が「Zoo TV」ツアーで照明の代わりに使用した車、Trabantが出迎えます。



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これを照明の代わりに何台もステージ上に配置していたんですよ。あの頃のU2は全てが破格でした。

Irelandも音楽の国です。この国から輩出された、世界的なミュージシャン達がここには崇められています。



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街の北側に戻ります。偶然、以前泊まった2軒のホテルを見つけました。

Abraham House。



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Abbey Court。



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前回同様、今回も利用したインターネットカフェ。サイケデリックな外観が素敵。



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今回はもう1軒、美味しい店を見つけました。Momo's Kebab House。



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ここのケバブがとても美味しかったです。



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DublinはLondon以上に天候が悪く、1日の間に何度も雨、晴れが交互にやってきます。晴れの合間に動いただけなので、今回はこれだけ。Guiness工場とかSt. Patrick Church等、他にも観所は多い街ですよ。

さて、明日は、この夏のメインイベントとも言うべき出来事が僕を待っています。僕が泊まるホステルにも、世界中から明日の為にDublinにやってきた人達で満室です。それだけではなく、今日歩いてみて分かったのですが、Dublin中が明日を目当てにした人達で賑わっていました。

いよいよです。



P.S.

僕がDublin旅行記を書いているまさにこのタイミングで、THE CRANBERRIESが活動再開というニュースが入ってきました。何という偶然。観に行きたいなあ。



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2009年08月06日

Manchesterに行ってきました

さて、Londonから離れて、Manchesterへと行ってきました。とあるライブを観に。Manchesterに縁のあるミュージシャンではありませんが、まあ、 ”インダストリアル” 繋がりといえばそうかも・・・。



ManchesterはLondon、Birminghamに次ぐEnglandを代表する都市。人口も多くて栄えていますが特に観光地がある訳でも無く、特に用事が無ければ来る事も無いでしょう。それこそ日本で例えれば名古屋みたいな街です。

ただ、言わずもがな、Manchesterは音楽の街。JOY DIVISION、THE SMITHS、HAPPY MONDAYS、THE STONE ROSES、OASIS、挙げればきりが無い程、音楽史上に残るバンドがこの街から生まれていきました。

しかし、以前にも書きましたが、僕がここManchesterで初めて観たライブは、RADIOHEADでした。秘密にしておかないと、Gallagher兄弟に嫌われてしまいそうです。

Londonから電車で2時間15分、Manchesterへ到着します。



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Manchesterに来ると、必ずここへ来てしまいます。The Hacienda。Factory RecordsとNEW ORDERが経営し、Manchesterのシーン形成に欠かす事の出来ない役割を果たしたクラブ。映画「24 Hour Party People」の舞台にもなっていますね。



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現在は元の建物はクラブの閉鎖に伴い解体され、跡地にはオフィスビルが建ってしまっているのですが、名前だけはこうして残されているのです。僕の様に、こうしてここへ来て何をするでも無く生まれてもいない当時を想って立ちすくむ旅人もいるんです。

同じとおりを少し先に行くと、有名なライブハウスThe Ritzがあります。THE SMITHSが初めてライブを行った会場もここです。



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街の中心に行くと、市庁舎。



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Manchester Cathedral。



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Piccadilly Gardenという、ビルに囲まれたささやかな公園。



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全体的に灰色の建物が多いLondonに比べると、赤レンガの建物が多い様な気がします。



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産業博物館。入場無料。昼間は特にする事も無いので中に入ると、目を惹かれたのが鉄道の展示。鉄道マニアか、と言われると違いますが、昨年亡くなった僕の祖父をはじめ、僕の家系に鉄道従事者が何人もいる関係で、幼い頃は鉄道が好きだったんです。鉄道を見るといつも、祖父を思い出します。



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鉄道話が長くなるといけないので、1つだけ。これはGarratt式蒸気機関車といって、通常の蒸気機関車3台分の動力を繋げた怪物の様な機関車。日本では導入されなかったので、本物を観るのは初めてです。間近で観ると凄まじい。



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街の中心から北西に向かって30分程歩くと、Salfordという街に辿り着きます。JOY DIVISIONの故郷です。それだけの理由で、今回初めて来てみました。特に何もありません。



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街の中心に戻り、今夜、泊まるホテルにチェックイン。はManchesterらしく各フロアにManchester出身ミュージシャンの名前が付けられていました。



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僕が通されたのは、よりによって一番興味の無い、CHARLATANSフロア。



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ちなみに、前回Manchesterに来た時に泊まったユースホステルには、Ian BrownとNoel Gallagherの言葉が掲げられていました。



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以上、Manchesterの街はこんなところ。

誰のライブを観たかは、次回。長くなりそうだったら2回に分けます。何せダブルヘッドライナーでしたからね。
posted by Yoshitaka at 05:59| Comment(4) | TrackBack(0) | Diary - Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月04日

フィンランド旅行記

師匠であるTomoさんがフィンランドへ旅行するそうなのですが、

ヨシ君なんで北欧旅行日記デンマークまでしか書いてないのー書いて書いて今すぐ書いてー

と仰るので、書きます。そういえば何か途中でうやむやのまま中断していますね。しかもあの後、ギリシャ、ポルトガル、ドバイと旅行したのに全部さらーっとしか触れていない。本当は全部書いて載せたいんですけれど、僕も忙しかったんですよー。

Tomoさんのバンド、MOULT: http://www.myspace.com/moultcamden



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スウェーデンのストックホルムから夜行フェリーに乗り、国境を越えてフィンランドの首都、ヘルシンキへとやって来ました。短い休みしか取れなかった関係で、1回の旅行で1ヶ国しか旅していなかったことが殆どだったので、こうも次から次へと国境を越える旅は案外、初めてです。



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今回の旅はデンマーク、アイスランド、スウェーデンと来てここフィンランドで4ヶ国目。北欧は問題無く英語が通じるので非常に旅行がスムーズに運びます。

それに付け加え、フィンランドは北欧で唯一、通貨がユーロの国なので、何かを買うときも時もいちいち計算しなくても平気です。

港へ着き、街の中心部へと歩いていくと、見えてくるウスペンスキー大聖堂。大陸の方とは少し違う、どちらかというとロシア寄りの建築。間近で観ると色合いが綺麗で、見とれてしまいます。しかし、この街のシンボルはもう少し先。



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広場に出ると、正面にそびえ建つのがヘルシンキのシンボル、ヘルシンキ大聖堂。晴れの日に拝むと、まぶしいくらい美しい白亜の建物です。



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朝食がまだだったので、マーケットの方に行ってみることに。

ここで、北欧のイメージを覆す出来事が。

北欧に行った人は分かるでしょうが、北欧は一般的に食べ物が不味い。ガイドブックを見るとそれなりのお金を出せばそれなりのものは食べられるみたいですが、高いお金を払ってまでいまいちなものを食べたくは無いと思ってしまい、どこでも質素なものばかり食べていました。

しかし、ここヘルシンキのマーケットに並んでいる屋台を覗いて、思わずにやけてしまいました。美味しそうな魚料理がたくさん並んでいるではありませんか。ここ10日間くらい美味しいと思える食事を口にしていなかったので、ここぞとばかりに買って食べ始めました。屋台なので安いし、好物の魚ならいくらでも食べられます。

まず、サーモンのステーキ。ヨーグルトソースをかけて食べます。美味しい。



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小魚の唐揚げ。こちらはガーリックソースで。美味しい。



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ヒラメのオープンサンド。塩胡椒がきいています。美味しい。



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これだけは少し割高でしたが、名物と聞いて食べてみました。ザリガニ。美味しい。食感はエビと同じで、エビよりも味が濃い。



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石畳に腰掛けて買って来たものを食べていたら、鳥がたくさんよってきました。ザリガニの殻をあげたら取り合いを始める始末。



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さて、朝食を済ませ、今夜の宿のある街の北側へと向かいます。

ヘルシンキ中央駅。ここからロシアのサンクトペテルブルグまで国際列車が出ています。日本人がロシアへ行くには面倒なビザ申請が必要。でもいつかは行くつもりです。



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駅を過ぎ、ショッピングモールを越えると、コンテンポラリー美術館、Kiasmaが見えてきます。ヘルシンキ版Tate Modernといったところでしょうか。今はカザフスタンやトルクメニスタン等中央アジア美術の展示があり、ついつい時間を取って観てしまいました。こういうのを観てしまうと、次の旅は何処へ行こうか、と妄想してしまうんですよね。



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これでヘルシンキの主要な場所は一通り回った感じです。今回の旅で訪れたコペンハーゲンやストックホルムはまさにヨーロッパの観光地という感じの街で、スケールもそれなりにありましたが、ここは同じ首都でも随分小さい街です。これといって何かを飾ってみせる訳でも無く、素朴な感じの街。長期の滞在にはこういう街の方が合いますね。こういう忙しない旅だけでは無く、時間に余裕を持って1つの街に滞在するという事もしてみたいです。

路面電車に乗って、更に北へ。

ヘルシンキ・スタディアムが見えてきました。ここはオリンピックやライブの会場として使われてきた会場で、今夜の宿はその一角にある、少し変わったホステルです。

Stadion Hostel。宿泊費も安いですし、スタッフも親切、部屋も綺麗なのでおすすめです。中心部へのアクセスも、そんなに遠くは無いと思います。



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荷物を置いて、再び街の中心へ。朝食に味をしめて、再びマーケットへ。倉庫の中がそのままアーケードになっていて、色々な食材が売られています。



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寿司屋を発見しました。Londonの寿司屋みたいに法外な値段では無かったので、入ることにしました。



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味はというと、確かに魚は新鮮ですが・・・。この店は握り方を勉強した方が良いですね。あれはおにぎりです。それとも、これがフィンランド人好みに改良済みの寿司の味覚なのかも。


さて、フィンランドへ来て、買ってみたいものが1つ、ありました。

この国には、サルミアッキ、というキャンディーがあります。インターネットで検索すればすぐに正体が判明しますが、この味というのが凄まじいそうで。是非自分の舌で確かめてみたかったのです。



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ヨーロッパでは何処でも見かけるキャンディーストアに、それはありました。



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ドクロですよ、ドクロ。自ら ”食べるな” と言っているかの様。

他のキャンディーに紛れてサルミアッキを3個、購入。1つは自分に、残りは、お土産。

外へ出て、小さな欠片に切って、口に入れてみました。

っおええええええええええええええええええええええええええええ

(後日Londonの家に持ち帰って、 ”これ、美味しいんだわ” と騙して同居人達+レギュラーゲスト達に振舞ったら同じリアクションが得られました。みんな、あの時はごめんね〜。)

何ていうか、そのインパクト。予想を遥かに上回る味に驚くばかり。それを通り越してしまえば、食べられない物では無いかも。サルミアッキの正体は、実は何と魚の塩漬けのキャンディー。この国では酒、特にウォッカのつまみにする人がいるそうです。

そう言えば、肝心な事を。フィンランドはHANOI ROCKSに始まり、NIGHTWISH、CHILDREN OF BODOM、APOCALYPTICA等、殊Hard Rock、Heavy Metalに於いて優れたバンドを多く産出してきた国であります。街を歩いていると、本気でそういうファッションをしている人が非常に多い。遠くで聞いていると何処まで本当か良く分からなかったのですが、この国の人達は本気です。IRON MAIDENやMETALLICAなんかのライブがあろうものなら、街中がえらい事になりそうです。

ヘルシンキの観光は、ひとまずこれで。

明日は、ここから更に国境を超え、エストニアへと向かいます。



こんなんで参考になるのかな。



Kiasmaにて。この頃は痩せてたんだなあ・・・。

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posted by Yoshitaka at 19:34| Comment(3) | TrackBack(0) | Diary - Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月28日

オランダにいます

両親達はブリュッセル空港から日本へと発ち、僕は国際列車に乗って国境を越え、オランダのアムステルダムに来ています。ブリュッセルは2年振り、アムステルダムは4年振り。

8人で行動していたのがいきなり1人になると、かなり寂しいです。

母親が仕事しているところを見たのは、意外と初めてかも知れません。

皆さん、お疲れ様でした。

やっぱベルギーのムール貝は最高です。

それに加え、ベルギーは世界で一番チョコレートの美味しい国 (Fuck Switzerland) ですが、この暑さでは日本に着く頃にはベトベトになってしまうので、今回はお土産は無しです。悪しからず。

やっぱこの国はいいなあ。ベルギー、ギリシャ、フィンランドが今のところ食べ物の美味しい国ベスト3です。

ちなみに、今のところ食べ物の不味い国ベスト3はオランダ、イギリス、スウェーデン。ベルギーからオランダへ国境を越えただけで、食べ物が劇的に不味くなります。

なんつうか、久し振りのアムステルダムだけど。

いやー。

XXってるねー。



Ams
posted by Yoshitaka at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary - Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月23日

ベルギーにいます

忙しい・・・。

Londonを離れ、今はベルギーのブリュッセルにいます。

会ってくれた人、ありがとうございました。特に何も言わずに出てきてしまいましたが、またすぐ来ますからしばしのお別れです。

久し振りにLondonで生活してみて、やはりあの街は僕の街だと思いました。

必死でもがき、苦しみ、這いつくばって4年間生きた街は、まだあそこにありました。離れてみると、あの街の汚さすら愛おしい。

そんな感じでLondonを離れるのはやはり寂しかったですが、3年振りのブリュッセルー。わーい。って感じで今は寂しさは何処かへ行きました。

ベルギーは食べ物が美味しいです。しあわせ。

明日からまた、学会で通訳の仕事です。

嗚呼、

不安。

鬱。

逃げ出したい。

ではまた。



Noel
posted by Yoshitaka at 02:22| Comment(5) | TrackBack(0) | Diary - Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月08日

九龍半島を彼方に

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まヴしい


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2008年01月07日

重慶大厦より

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噂が噂を呼ぶ、アジアの魔窟。
現地の友人は怖がって入口にすら来たがらなかった。

闇商人、クスリの売人、売春婦、ここには何でも巣くう。

それでも危険に思えないのは、London育ちの功罪か。

明日はいよいよ火鍋を食べます。

明後日は国境を越えます。

という訳で初めて携帯から投稿。上手く出来るかな。
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2007年11月19日

北欧の旅 Day 9 移動日 (アイスランド→デンマーク→スウェーデン)

August/31/2007



6日間なんて短いもので、アイスランドを去る日が来てしまいました。

同じゲストハウスに泊まっていた、地質学を専攻しているアメリカ人の女の子は向こう半年、レイキャヴィークに滞在するそうです。羨ましい。こんな場所で、少し時間の経過に逆らってみたいものです。

フライトは午後3時。今日は雨が降りそうな曇り空。ホットドッグの食べ納めをしに街へ出ました。

面白そうな店が並んでいるレイキャヴィークの目抜き通り、Laugavegur。今回の滞在でも散々物色しましたが、次こそは買い物に来たいです。



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空港までが遠いので、昼過ぎにはバスターミナルへと向かい、空港行きのバスに乗りました。

行きに眺めた景色の中、バスは空港へと向かいます。長い間この国に滞在すると、どんな気持ちになるのでしょうか。一生をこの国で過ごし終える人もいるでしょう。そんな人達は何を見て、何を想い過ごすのでしょうか。

夢にまで見たアイスランドの旅は、これでおしまい。

また、いつか、来るべくして。



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さて、今日は3ヶ国間を移動します。

飛行機は再びコペンハーゲン空港へ。飛行機内ではアイスランド国内ミュージシャンのCDを売っていて、隣に座った人が買ったCDが気になって話しかけてみました。

すると彼は何と、もうすぐ発売されるSIGUR ROSのドキュメンタリーDVD「Heima」の撮影を行ったクルーの1人との事で。SIGUR ROSを撮影し続けた彼の所属するクルーは実は小さな会社で、彼もごく普通にアイスランドの国民的ミュージシャンとコラボレーションをこなしたそうなのです。

彼とはコペンハーゲンに降りてからもしばらく行き先が一緒だったので、後で是非連絡先でも伺おうと思ったのですが、残念ながら空港で両替をしている間にはぐれてしまいました。

時間はもう夜11時。今日は1日の殆どを移動に費やしました。

仕方無しに1人で国際列車に乗り、デンマークとスウェーデンの国境を越え、スウェーデンの南の玄関口、マルモへと向かいます。

車内放送はデンマーク語とスウェーデン語の両方で話され、デンマーク語が英語に近かったのに対しスウェーデン語は何処かフランス語に似ていました。

多分ですが、 ”Next station” と言っているのであろう単語がデンマーク語では ”ネーッススタショー” だったのですがスウェーデン語では ”ネスタァ〜” となっていました。この ”タァ〜” がフランス語の発音に似ていたのです。

列車は僅か30分程でマルモに到着。ここで、ストックホルムに向かう寝台列車に乗り換えます。

寝台列車に乗るのは約20年振り。幼い頃にブルートレイン「さくら」号に乗って名古屋から長崎に行った時以来です。

凄く楽しみでしたが、別に鉄道マニアという訳ではありません。

列車は途中2つに分離され、ストックホルム行きとオスロ行きの列車に分かれます。そう言えば、「さくら」号も諫早で長崎行きと佐世保行きに別れます。

そんな事を知っているからと言って、別に鉄道マニアという訳ではありません。

いよいよ出発です。車両はかなり古いもので、売店も食堂もありませんでした。駅で何か食べ物を買っておけば良かった・・・。翌日ストックホルムに到着するのが朝6時なので、空腹と戦いながらも大人しく寝る事に。

スウェーデンは、もう少し食べ物の美味しい国であります様に。



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posted by Yoshitaka at 01:07| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary - Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月12日

北欧の旅 Day 8 氷河 (アイスランド)

August/30/2007



今日は、昨日申し込んだ南海岸を往き氷河を目指すツアーに参加します。

前回のGolden Circleツアーの時と同じ様に、ゲストハウス前まで送迎バスが来てくれて、集合場所へ。各方面から集まった参加客を別のバスが乗せ、いよいよ出発です。

レイキャヴィークを離れる幹線道路を行く際、逆車線が渋滞していました。通勤時の渋滞だそうです。アイスランドにもそういうものがあるんですね。

今日案内してくれるツアーガイドは、今にも孫の自慢話を始めそうな愛嬌のある老紳士。チャームポイントは蝶ネクタイ。何やら説明の度にシニカルな冗談を言ってはバスの中に笑いを起こします。

今日のツアーは、移動距離が実に約600キロメートル。1日中バスに乗っている感じになりますね。Europeではバス旅行が多いのでもう慣れてしまいましたが。

今日はこの国に到着した日の様に快晴とはいきませんでしたが、実にアイスランドらしい気候で雰囲気もこの上無し。

まずは、最初の経過地点、Seljalandsfossという滝に着きました。

一昨日行ったGulfossは上から眺める形なのでまだ良かったのですが、地上からではなかなか近付けません。自然の畏れを肌で感じました。



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あたり一面草原で、その草全てに滝から降りかかる霧が付着していて、まるで水晶が散りばめられた様に光る地面。こんな光景は見た事がありません。



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それはまるで、宮澤賢治の「十力の金剛石」の世界。彼はここに来た事があったのでしょうか。

昼間のうちに、という事でしょうか、往路ではここに停まったのみで、黙々と南東を目指して進みます。

アイスランドの天候は非常に移り変わりが激しく、様々な地形を進んで行く中で雨が降ったり、晴れたりと忙しいバスの外。

蛇が這った様な灰色の川、溶岩の台地、苔の平野。

何度も言う様ですが、同じ地球の地形とは思えません。孤独な任務を負わされた、惑星探査機の気持ちが少し分かる気がしました。

そして、山並みの向こうに、白い帯が見えてきました。



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氷河です。

近付いたかと思えば遠退いて、やきもきさせられます。まさか、遠巻きにこうして見るだけのツアーなのか。何事についてもあまり下調べをしない愚かな僕はそんな事すら考えながら。

幾つかの山や川を越え、遂にそれは僕達の目の前に姿を顕にしたのでした。



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この景色が目に入って来た時の事は、良く覚えていません。言葉も意識も何もかも全て、何処かに持っていかれた様でした。



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そして、いよいよ近付いて行きます。

氷山のあの不思議な青色は、近くに行くと消えてしまいます。光の屈折により、青く見えるのだそう。



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氷山の中に見える黒い層は、溶岩だそうです。まるでアイスケーキの様なコントラスト。



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美しい曲線。



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アザラシがいました。それも、何匹も。



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この氷河の湖の中にパスポートを落としたら、何処にも帰らなくて済むのかな、とか考えてしまいました。

病んでいますね。いけません。

乗ってみました。



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氷山の破片は食べられます。少し塩辛いです。



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上手く説明出来ないのですが、こういう地形が、年間通してこのままの形で残っている訳ですよね。春が来ても消えてなくならず、夏が過ぎてまた秋・・・。頭では分かっているのですが、不思議です。変な文章でごめんなさい。

一昨日のGolden Circleに続き、アイスランドの自然をこうして目の辺りにした訳ですが。

いざ、こういうものを目の前にしてしまうと、するべきことを一瞬忘れてしまうんですよね。そして、我に返ってヘッドフォンをして。

危険ですので、真似しないでください。

こんな所に立ってSIGUR ROSでも聴いたりしたら、もう2度と現実の世界には戻って来たくなくなります。

バスはレイキャヴィークへ向かう復路に着きます。帰りにも幾つかの地点で降りて観光をさせてもらえます。

溶岩の平野の彼方、先程の氷河が見えます。



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次の地点では、アイスランドで一番高い山、Lomagnupurを見渡せます。異様な形をしています。



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ここには、アイスランドで一番小さな教会があります。人が3人、入れるかどうかの小さな教会。中にはオルガンがあったので、VAN HALENの「Dreams」のイントロを演奏してみました。神聖な場所で、大人気無くて申し訳ありません。



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生まれて初めて、虹の麓というものを見ました。あそこから虹が出ている、と分かるのに、近付くに連れて見えなくなっていくんですよね。先程の氷山の青色と同じく。何か臭い言葉が出そうなのでここら辺で止めておきます。



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続いては、奇岩の平野、Laufskalavarda。ここも溶岩で出来ているみたいですが、随分様子が違いますね。



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最後は、Skogarfossという滝。Golden Circleもこのツアーも、滝が多いですね。



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裏側に行けます。ただ、頭から水を被った様に濡れてしまいます。足元も危ないです。



Hyouga 18



今日のツアーは、これでおしまい。

気さくなガイドさんに、今度は冬にまた来たいんだが何月がいいのかと聴くと、3、4月がいいだろうとの事。オーロラも見られるし、それより前は昼の時間が短過ぎて思う様に観光出来ないだろう、と。

そして、ガイドさんは更にもう一言。

”SIGUR ROSが次いつライブをするかは分かりませんけれどもね。”

完全に見抜かれていました。何故。

やはりアイスランド人というのは妖精の子孫なんですか。そう尋ねると、ガイドさんは笑って道路の向こう側にある温室を指しました。

あそこでは主に北の方に輸出する野菜を育てていて、現地で消費される作物は1つだけだ、と。

そして、それはカンナビス (大麻) だ、と。

アイスランドも所詮、Europeだから、とガイドさん。

ですから、神格化されたアイスランドのイメージが壊れるからやめてください、と僕。

話は戻って、結局グリーンランドに行かなくて良かったのか。もちろん良かったです。アイスランドの心臓とも言うべき場所に、こんな汚れた人間が立ち入らせてもらえた事が、今年何よりの出来事でした。

明日は、遂にこの国を去ります。長く居ると、情が移ってどうもいけません。



Hyouga 19
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2007年11月06日

北欧の旅 Day 7 ここでもやはり欠かせないのが買い物とライブ (アイスランド)

August/29/2007



今日は本格的に雨が降っていたので、街からは出ず。

コペンハーゲンに続いて、ここでも宿で仲良くなる人は現われず。ゲストハウスにいる人達は地質学を専攻している大学生と登山家。共通の話がまるで見当たりません。

レイキャヴィークの街を散策、と言ってもとても小さな街なので、新しく観る様な場所はありません。

あても無く歩いても、ものの10分で街の主要部分を横断してしまいます。

取り敢えず、終日観光が出来るのは、明日が最後。ツアーを申し込むのであれば、今日中にしてしまわないと。

街の中心にある観光案内所に向かう途中、幾つかレコード屋を通り過ぎました。入ったら絶対出て来られないのを知っていながら、入ってしまいました。

ちなみに、SIGUR ROSのアイスランド語での発音は ”すぃーぐろぉす” ( ”すぃー” にアクセント、 ”ぐろぉ” は巻き舌)。来る前に練習しました。

SIGUR ROSの1stアルバム「Von」の ”リサイクル盤” 、「Von Brigdi」。この国では至って普通に入手出来るみたいです。その他は、シングル「Hopippola」、「Twelve Minutes Track Plus Three Videos」と題された謎のCDとDVDのパック。

AMINAのデビューアルバム「Kurr」、シングル「Seoul」も一緒に買いました。

あと、恥ずかしながらこの国に来るまで買わずにとっておいていた、BJORKの「Volta」も。ミーハーでどうもすみません。

そんな訳で、西新宿だろうがレイキャヴィークだろうがこういうところに来ると買い物は止まらなくなるのです。

他にも、怪しいCDが幾つかありました。紙に包まれてペンでタイトルを手書きしただけのCD、絵本とセットになっているCD、見た事も無いBJORKのライブ盤等。ここからLondonに帰るだけでしたら気兼ね無く買い物が出来るんですが、ここからその荷物を持って数ヶ国移動する事を考えると、さすがに難しい。今回は大人しく引き下がります。



Yahari Koko Demo Kaimono Mode 01



買いもしないのに土産屋を物色。こんなところに ”Niceland” 。彼はこれを知っていたのでしょうか。



Yahari Koko Demo Kaimono Mode 02



さて、観光案内所に着いて、様々なパンフレットを見比べつつ、明日の計画を立て始めました。

要は、グリーンランドに行くかいかないか、という事だけなんですが。

行かなかった場合、何か魅力的なものがあるかどうか。

この国の有名な観光地の1つで、湖が全て温泉になっているBlue Lagoonという場所があります。温泉はかなり行きたいのですが、男が1人温泉に行くというのも何だか寂しいので、ここは今回は行かない事に。

数冊目のパンフレットに、アイスランドの南海岸を横断し、氷河を目指すツアーを見付けました。

頭で分かっている様で分かっていませんでしたね。氷河というものは、夏だろうが冬だろうが1年中あるものなのです。グリーンランドに行かなくとも、この国にも。

まずはアイスランドがアイスランドと呼ばれる所以を見てからでも良いのではないかと思い、グリーンランドの代わりにこのツアーに申し込む事に。

これで良かったんです。

白夜を見るには遅かったし、オーロラを見るには遅かった。BJORKやSIGUR ROSのライブも行われない。

またいつかここに来る理由があるから、別に良いんです。

さて、今週は丁度Reykjavik Jazz Festival 2007というものが開催されていて、様々なミュージシャン達が毎晩ライブを行っています。

今日は、Free JazzのピアニストUri Caineが率いるトリオ、URI CAINE TRIOがライブをするという事なので観に行ってきました。

会場はゲストハウスから歩いて5分の場所にある、Austurbaerという名の市民会館みたいなホール。Brixton AcademyやHammersmith Apolloがこのくらい家の近くにあったらどれだけ便利でしょうか。

会場は割りと年配の人が多くて、僕1人若いしアジア人だしで結構目立ってしまっていました。ごく普通の人達です。こんな前衛的な音楽を、この国の人は日常で聴いているのでしょうか。

Uri Caineと、ベーシスト、ドラマーがステージに登場します。Uriは大学の教授の様な雰囲気。

URI CAINE TRIOというと同名義のライブ盤「Live At The Village Vanguard」が有名で、僕も聴いた事があります。Jazzに於いてはギターは殆ど自発的に聴かず、持っている音源もピアノかホーンが多いですね。

「Live At The Village Vanguard」にも収録されていた「Most Wanted」でライブは始まりました。

2部構成の演奏を2曲、インターヴァルを挟んでさらに3曲。恐らく、完全に即興では無い筈ですがかなり偶発的な音の連続で、それとは裏腹に巧妙に咬み合う3者の演奏がそれはもう見事。

特にドラマーのBen Perowskyからは目が離せません。やはりJazzのドラマーは観応えがありますね。

アンコールで更に1曲、「Go Deep」。それにしても、何度も言う様ですが、普段からこの国の人達はごく自然にこんな演奏を聴きにライブに足を運ぶんでしょうか。

アイスランドの素晴らしさは、30万人という少ない人口にも関わらず多くの優れたミュージシャンを輩出しているという事。とにかく、この国には何かがあるに違いありません。



All The Weird
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2007年10月30日

北欧の旅 Day 6 地球のへそ (アイスランド)

こうやっていろんな話題を交互に載せてくのって面白くないですか。更新さぼんなって?うっせー。


August/28/2007


今日は昨日までの晴天とはうって変わって、陰鬱な曇りの日。

この国では、実に様々なアクティヴィティーが用意されています。レンタカーで島を周るのも良し、スキーや登山を楽しむのも良し。

取り敢えず、僕は国際免許証を持っていませんし、体力もありません。気ままにレンタカーで悠久の自然の中を、とか、尾根から見渡す氷河が、とか、そういう選択肢は外されてしまいます。

観光ツアーというのは何処の国にもあり、所詮、用意されたものなので気が引けます。しかし、自力で観光する事が出来ないこの国ではツアーに参加する他ありません。

というわけで、今日はアイスランド観光の基本中の基本、The Golden Circleツアーに参加しました。

古代からそのままの形で残されている名所を巡り、アメリカ大陸とヨーロッパ大陸のプレートの境目、地殻が生まれる場所、いわゆる ”地球のへそ” を目指します。

幼い頃から、NHKスペシャル、The National Geography、Newton等、とにかく非日常的なものをテレビや本で観るのが好きでした。当時は本当に、手の届かない憧れでした。それが長い年月を経て今こうして、自分の足で訪れる事が出来るというのは感無量です。

送迎バスがゲストハウスまで迎えに来てくれて、集合場所へ向かうに連れて参加者が続々とバスに乗り込んできます。

僕の両親よりも少し上の世代とみえる日本人のご夫妻に席を譲った事で話が始まり、楽しそうな1日になりそうな予感。

集合場所は、2日前にKeflavik空港から乗ってきたバスから降ろされたバスターミナル。各方面から送迎バスが集まり、いよいよ出発です。

ご夫妻は、毎年この時期に北欧を訪れているそうで、今年は初めてアイスランドを選んだとの事。以前はNew Yorkに住んでおられたそうで、New Yorkの話でも盛り上がりました。

北欧だけでなく、かなり世界の色々な国を行かれた様で、いろいろな国の話題が話にのぼりました。ベルギーの美味しいムール貝、スペインの予想していたよりも美味しくなかったパエリヤ、何処に行っても工事中のイタリア、香港のあの伝説の空港・・・。僕のこの先の予定を話すと、助言を幾つか頂く事が出来ました。

前回話した通り、ここから先予定が決まっているのはコペンハーゲンに戻り、そこから夜行列車で国境を越え、スウェーデンのストックホルムへ。そこから先、さらに国境を越えてノルウェーに行くか、海を渡ってフィンランドに行くか。

ご夫妻曰く、迷わずフィンランドに行きなさい、との事でした。

話をしているうちに、最初の名所が見えてきました。ここに降りて何を見ろというのかと迷っていたら、足元に。



Chikyu No Heso 01



Haukadalur。カルデラ湖です。この広さが、なかなか写真で伝えきれないのがもどかしいです。中央左側に見える青と赤の点が、人です。

バスに戻ると、ご夫妻が先程のカルデラ湖の周辺でブルーベリーを見つけたと僕にくれるので、食べてみました。甘酸っぱくて爽やかな味がします。野生のものを取って食べたのなんて、いつ振りでしょうか。幼稚園でサルビアの蜜を吸って以来かも知れません。



Chikyu No Heso 02



人間とは、歳をとるに連れてこういう野生のものに抵抗心を覚えてくもの。愚かな生き物なのかも知れません。

続いては、有名なGullfossの滝。



Chikyu No Heso 03



ここまでの規模の滝は見た事がありません。付近を歩いているだけで気が付いたら全身濡れていて、至る所に虹が掛かっていてそれは幻想的な光景でした。



Chikyu No Heso 04



バスに戻ると、ご夫妻はまたもやブルーベリーを取ってきてくれていて。何だか家族旅行みたいな錯覚を覚えてしまいました。

この国を1人で観て周るというのは、非常に贅沢極まりないという気がします。

次の名所に着いて、ここにあるレストランで食事休憩。アイスランドの食べ物は、ホットドッグ以外あまり美味しくない気がします。ご夫妻曰く、 ”例え高い金額を払ったとしても美味しいものは出てこない” のが北欧だそうです。

ただ、その例外がフィンランドだそうで。ご夫妻はかなりのフィンランド通みたいです。

さらにご夫妻のおすすめで、パフィンの肉を食べてみました。パフィンとは、この国に多く生息する極彩色の鳥。観光名物でもあるこの鳥を、食べてしまうなんて知りませんでした。



Chikyu No Heso 05



取り敢えず、現物を見る前に食べた訳ですが、鳥の肉にしては随分くせがありました。不味くはありませんが、敢えて食べるものでも無いかと。

食事休憩を終えてレストランを出ると、眼前に広がる荒れた地面の至る所から煙が立っています。



Chikyu No Heso 06



ここもまたアイスランドを代表する観光名所の1つである間欠泉、Geysir。



Chikyu No Heso 07



この水は高温、そしてかなりの酸性です。不思議な水色は、地中から噴出する硫化水素が原因です。一応高校は理系でした。

高温、酸性、硫化水素の噴出する水の中。一見してとても生物が棲めそうに無いこの水中に、実は行き続けている生物がいるんですね。

スルフォロバスと言って、地球に生命が誕生してから今に至るまで姿形を変えず存在し続けている数少ない生物の1つです。地球上に海がまだ出来たばかりの頃は、この様な過酷な環境が広がっていたという訳です。

ここへ来て、幼い頃に夢中で観た「生命45億年の旅」 (司会は宇宙飛行士の毛利衛) で得た知識がようやく実感を伴う訳です。感無量。



Chikyu No Heso 08



さて、ここの間欠泉。



Chikyu No Heso 09



この様に、ズドーンと轟音を立ててかなり高い所まで噴出します。かなりの迫力です。この瞬間を狙ってカメラを構えている人がたくさんいます。冗談半分で感覚を計ってみたら、ほぼ正確に3分おきに噴出している事が分かり、何だか1人で不気味に満足していました。

ちなみに、たまに不発もあります。ブボッという鈍い音と中途半端な噴出、シャッターチャンスを待ち構えている周りの観光客のリアクション共々、笑えます。

Geysirを後にして、いよいよ最後の地点、地球のへそへと向かいます。

バスの中ではまたご夫妻と旅の話。ご夫妻は今回の旅行で、アイスランドよりもさらに北極に近い、グリーンランドに行ってきたそうなのです。グリーンランド。世界地図で確認してみてください。僻地もいい所です。ただの凍土の島だと思っていませんか。住んでいる人間がいるんですよ。大学だってあります。

確かにそんな僻地に、この僕が行きたくない筈が無い訳で、もちろんその選択肢はLondonにいる時から頭の中に入っていました。しかし、優柔不断が何よりも嫌いな僕がグリーンランド行きを渋り続けている理由は、その値段。

アイスランドから日帰りでグリーンランドを観光出来るツアーがあります。ここからグリーンランドに行く手段は、そのツアーに参加する以外にありません。そして、そのツアーの参加費用が、実に35000アイスランディック・クローナ (約7万円) という見事な値段でして。

さすがにグリーンランドに行ってきたという人はなかなかいないと思うので、これは行くべきだとは思うのですが、さすがに日帰りで7万円は・・・。この先の予定を全部キャンセルして、そのままアイスランドからLondonに帰るのであれば何とかならなくもない値段かも知れませんが、そこまでするべきなのか。

ご夫妻曰く、親に借金してでも行きなさい、との事でした。

またしてもグリーンランドに思いを馳せているうちにバスは異様な地形を眼前に控えた場所に僕達を降ろし、バスだけ ”向こう側” へ行き待っている、との事。

近づくにつれて何とも言えない奇妙な感覚は増していきます。ここが、地球のへそ。



Chikyu No Heso 10



崖の上に立つと、この裂け目が遥か向こう側、地平の方まで続いているのがよく分かります。



Chikyu No Heso 11



写真右側がヨーロッパ大陸プレート、左側がアメリカ大陸プレート。1年間に3センチメートル、両プレートの間隔が広がっていっているのだそうです。

高度も高いとみえて霧がかかっていて、何だか別の惑星に不時着した様でした。

さすがにこの天気だと、寒さが応えますね。8月でこの気温。冬となると、想像もつきません。

ただ、オーロラが観られる場所としては、この国はアラスカやラップランドよりも遥かに温暖な場所だそうで、世界で最も手軽にオーロラが観られるのはこの国なのだそうです。

滞在中はオーロラ予報が良好、という事を話しましたが、まだ季節が早く、出ていても太陽が夜中まで沈まない為に、結果、肉眼では観測出来ないそうです。残念。また来い、という事です。

今日のツアーはこれでおしまい。ご夫妻には楽しいひと時を共有させて頂いて、感謝です。

それにしても、グリーンランド。

迷います。



Chikyu No Heso 12
posted by Yoshitaka at 21:59| Comment(3) | TrackBack(0) | Diary - Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月20日

北欧の旅 Day 5 太陽が沈まない国 (アイスランド)

今日も見事な快晴です。場所が場所だけに寒いですが、この国の雨は悲惨なものらしいので晴れているだけでもありがたい。

ゲストハウスを出て、街の中心へと向かいます。と言っても、歩いて10分程度の場所。

中心にある広場。どれだけ小さい街かが良く分かります。



Taiyou No Shizumanai Kuni 01



市庁舎。



Taiyou No Shizumanai Kuni 02



国会議事堂。



Taiyou No Shizumanai Kuni 03



普通の家にしか見えません。

噂のホットドッグを食べました。生のタマネギと揚げたタマネギが入っているのはデンマークのものと一緒。これに、レモラディというマヨネーズみたいなソースをかけて食べる、これがアイスランドのホットドッグの特徴です。



Taiyou No Shizumanai Kuni 04



これがね、相当美味しいんです。やばい。

街の中心を挟んで反対側に、また教会がありました。こちらも小さいながら、特徴のある建物です。



Taiyou No Shizumanai Kuni 05



気が付いたら、半島の反対側に出てしまいました。本当に小さな街です。ここから夕日を見たら綺麗でしょうね。



Taiyou No Shizumanai Kuni 06



住宅地に迷い込みました。民家を撮るのは何だか気が引けますが、かわいらしいから仕方が無い。



Taiyou No Shizumanai Kuni 07



こんな場所に迷い込んだ日本人が珍しいのか、近くで遊んでいた小さな子ども達が話しかけてきました。

何かを一生懸命聞いているんですが、アイスランド語が分からないので理解不能。しかし、何てかわいらしいんでしょうか。こんな見ず知らずの得体の知れない旅行者に話し掛けてくれるなんて。

写真を撮ってあげると言ったら、妹も一緒に、と。でも妹は恥ずかしがって毛布を被ってしまいました。



Taiyou No Shizumanai Kuni 08



まるで、SIGUR ROSのプロモーション・ビデオの中みたいな一時。

疲れてきたので食事のついでに一旦、宿に戻りました。

そして、再び夜、と言っても夜11時過ぎ。ようやく日が暮れてきたので、昼間に見つけた場所に戻り、夜中の日没を眺めました。さすがにこの時間になるとかなり冷え込みます。とても8月とは思えません。

辺りは昼間と違って誰1人としておらず、車も、犬も、無限に広がるかの様な暗闇には動くものが何も見当たりませんでした。

静かに、光が空の向こう側に吸い込まれていくその時間。

息をのむとは、こういうことでしょうか。



Taiyou No Shizumanai Kuni 09
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2007年10月13日

北欧の旅 Day 4 最果ての地へ (アイスランド)

今日は朝から雨。かろうじて昨夜仲良くなったイタリア人の学生と一緒に雨が収まるタイミングを見計らいつつ中心街へ。彼を見送った後、電車に乗り再び空港へ。

今回の旅で、これまで経験が無かった事。それは、国境を越える毎に通貨が違うという事。Europe内の旅行に於いて、EU加盟国 (例外もあり) 間の移動に際しては殆どの国がユーロを採用している為にその手間が省けていました。

デンマークではダニッシュ・クローナ。そしてアイスランドでは、アイスランディック・クローナ。レートも頭に入れつつ、もしもの時の為に空港にて引き出し、両替。

遂に今日、憧れのアイスランドへと向かいます。昨日からもう気が気ではありませんでした。

アイスランドに乗り入れている航空会社はこれまでIcelandairがほぼ独占状態。しかも、その運賃の高さがネックになっていました。そこへ近年、Iceland Expressというアイスランド専用の格安航空会社が救世主の如く参入。今まで待った甲斐もあったというものです。



Saihate No Kuni 01



ちなみに、今回の旅の計画を立てている時点で僕も混乱したのですが、IcelandairとAir Icelandとは全く別の2つの航空会社なのでアイスランドを旅行される方はご注意ください。Air Icelandはアイスランド国内やファロー諸島、グリーンランド等を結ぶ航空会社です。

搭乗券の半券を記念にとっておこうと思ったのですが、回収されてしまいました。よくある事です。搭乗券の半券を領収書代わりとしてとっておかなければならない場合は注意してください。特にU.K.、アイルランド間は確実に回収されてしまいます。

という訳で、馬鹿みたいに事前に写真を撮っておいてラッキーでした。



Saihate No Kuni 02



さすが格安航空会社、機体は何処かから買い受けたものらしく、機内には見た事も無い文字の表示が。飛行機の事は全く詳しくないので良く分かりませんが、このB級の雰囲気が何とも言えません。

3時間のフライトの末、遂に降り立ったアイスランドの地。予想通り寒いのですが、今までに体験した事の無い様な不思議な寒さに身を包まれます。繊細な寒さとでも言いましょうか、冷蔵庫の中にいる様な感じ。

ここKefravik空港の周りは見渡す限り荒地。ここからバスに乗って、首都レイキャヴィークを目指します。

バスから眺める景色も、ひたすら荒地が続きます。溶岩で出来た大地には植物も生えておらず、異様。

次第に集落らしきものが見え始め、それがやがて近代的な街になり、1時間程でレイキャヴィークに到着、したのですが、降ろされた場所がまた溶岩の大地と道路しかない場所。困惑しつつバスターミナルの係員に街は何処かと尋ねると、あれを見ろとばかりに指で示した先にありました。あの有名な、スペースシャトルの形をした大聖堂が。



Saihate No Kuni 03



コペンハーゲンとは打って変わって、晴天のレイキャヴィーク。この国は天気が変わりやすいそうなので、油断は禁物ですが。

大聖堂を通り過ぎると、そこはもう中心街。地図を見るにはその筈です。通りの名前も地図通り。僕の泊まるホステルはその中心街の目抜き通りにあるのですが、その目抜き通りというのが想像を絶する小ささで、例えるならば名古屋の大須や福岡の西新の方が遥かに栄えている感じ。ここが一国の首都とは、実感が沸きません。

今回滞在するホステルは、名前を見て即決しました。

その名も、Guesthouse Von。どうですか。



Saihate No Kuni 04



荷物を置いて、街を散策します。

レイキャヴィークは半島に沿って栄えた港街で、この目抜き通りから脇にそれればすぐ海が広がります。

この心地良い寒さ。こう言っていられるのも今のうちなのかも知れませんが、そして、素晴らしい眺め。

明日からが楽しみです。



Saihate No Kuni 05
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2007年10月09日

北欧の旅 Day 3 贅沢な時間 (デンマーク)

コペンハーゲンから電車で20分足らずの所に、ロスキレという街があります。

そう、デンマークが誇るRoskilde Festivalが毎年開催される、Rockが好きな人には有名な街です。

ただ、行った所で何も無いんですよね。例えば、EnglandでもReading Festivalが行われるReadingやDownload Festivalが行われるCastle Doningtonに行った所で、普段は恐ろしい程何も無い街なのですから。

そういえば、METALLICAのLars Ulrichはデンマーク人ですね。

結局今日もコペンハーゲンにいることにしました。昨日と同じ様にホットドッグを買って、昨日と同じ様にStrogetを当ても無く歩き回ります。



Zeitaku Na Jikan 01



やることが多くて予定が詰まった旅行も好きですが、どうも僕のする旅行というのは何の制約も無い時間が多い様に思います。反省。しかし、こういう時間もまた贅沢なものなのかも知れません。

VAN HALENモデルの郵便受けを見つけました。ちなみに彼等はオランダ人です。



Zeitaku Na Jikan 02



Kastelletと呼ばれる星型の要塞跡。



Zeitaku Na Jikan 03



結局はStrogetを通り抜けて街の北側に出て、ここを通るとまた人魚姫像です。今日は普通の格好をしていました。



Zeitaku Na Jikan 04



工業化された対岸を見つめ、何を思うのでしょうか。

今日の段階で、コペンハーゲンに戻ってきてからは、夜行列車で国境を越えスウェーデンの首都ストックホルムへと向かうことにしました。

夜になり、中央駅に行って切符を買います。400ダニッシュ・クローネ (約8000円) と、それ程高くありません。やはり世界的に見ても、日本の鉄道運賃の高さは異常です。

ついでにインターネットカフェに行って、宿の手配も済ませようと・・・。ここでまた不測の事態が発生。ストックホルムの宿も取れません。また何かのイベントとかち合ってしまったのでしょうか。

今あれこれ考えても仕方が無いので、何とかなるだろうと適当に考えておけばいいです。駅のベンチで野宿でも、北欧なら可能かも知れませんし。

夜のチボリ公園。夜中2時まで開園しているそうです。誰かと一緒に来たら楽しかったでしょうね。



Zeitaku Na Jikan 05



帰り、ホステルに向かうバスの中で誰かが催涙ガスを撒いて、乗客がパニックになる騒ぎがありました。安全そうに見える北欧の街でも、こういう事が起こるんですね。

いよいよ明日は、アイスランドへと向かいます。



Zeitaku Na Jikan 06
posted by Yoshitaka at 05:20| Comment(0) | TrackBack(1) | Diary - Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月07日

北欧の旅 Day 2 個人主義 (デンマーク)

New Yorkに滞在していた時みたいに、仲良くなれる人が今回の旅でも何人かいるのだろうと楽しみにしていました。

しかし、少なくともこのホステルではそんな雰囲気は窺えず。

ここコペンハーゲンで、宿が取れなかった理由が分かりました。何やらアイスホッケーの大会が催されている様で、気が付いたらそんな格好をした人達がホステル中にいました。

僕の部屋にはUdo Dirkschneiderみたいな人がいて、案の定ドイツ人で、案の定旧東側の人で、僕や隣のベッドにいたデンマーク人に果敢に話しかけてくるも英語が下手過ぎて疲れてしまい、デンマーク人の彼と一緒に ”もう相手にしないでおこう” という結論に達し、朝食を済ませたら早々と中心街へ向かいました。

相変わらず空は曇っています。

旧証券取引所。かっこいい建物です。



Kojin-Shugi 01



運河に沿って、こちらは近代的な建物が続いています。



Kojin-Shugi 02



かわいらしい美術館も。



Kojin-Shugi 03



この国では、カルピスの様な味が微かにする炭酸飲料と、チョコレートドリンクがお気に入りです。見た事の無い食べ物や飲み物を見ると、試さずにはいられなくなります。



Kojin-Shugi 04



不味いかも知れませんが、美味しいかも知れません。口に入れてみないと分かりません。

この街には、Europe一と言われる歩行者天国、Strogetがあります。広く入り組んでいて、様々な店が並んでいます。



Kojin-Shugi 05



部屋のインテリアや小物等を北欧で探せば、素敵なものが幾つでも手に入りそうな気がします。ただ、物価が高いのが難点ですが。

今日もホットドッグ。1個400円は高いですよ。

何故か道端で博打をしている人を多く見かけました。



Kojin-Shugi 06



コスプレ。男の方は本物より不細工で、女の方は本物より綺麗でした。



Kojin-Shugi 07



その後はインターネットカフェに行って、今後の予定を考えました。アイスランドからここに戻って来る所までは決めていて、その後ノルウェーかスウェーデンに向かうも良し、ドイツが恋しくなって南下するも良し、といった感じに全くの無計画。

それにしても、コペンハーゲンに3日というのは少し長過ぎの気がしてきました。



Kojin-Shugi 08
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2007年10月04日

北欧の旅 Day 1 人魚姫の誕生日(デンマーク) 

僕は半年なんてかかりませんよ、という訳でそろそろ旅日記連載始めます。


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まず、もう恐らくこのタイミングで行っておかないと、Londonに住んでいるという絶好の地の利を生かす事無く時間が過ぎ去ってしまうとの危機感を覚え、北欧への旅を決めたのでした。

北欧、と言うと大抵スカンディナヴィア半島の4ヶ国を指しますが、今回はそれに加えてもう2ヶ国を予定しています。ていうか、メインの目的地はこの4ヶ国では無い事は、このブログを読んで頂いている方達には既にお分かりかと。

とにかく、もう2年間くらい言い続けている事。

アイスランドに行かなければ。

確かに、想像を絶する国である事は幼い頃から知っていました。地球のへそ、氷河、フィヨルド、火山・・・。他の何処にも似付かない神秘的な地形が続く最果ての島。

しかし、これ程まで彼の地に訪れてみたいという想いを持ったきっかけは、他でもないとある1枚のアルバムでした。

SIGUR ROS、「( )」。

名前の無いこのアルバム。何がどう作用したら、同じ人間がこんな音楽を作れるのか。アイスランドという土地がそうさせるのか。この目で、肌で、それを確かめてみたかったのです。

アイスランドに向かうには、LondonからIceland Express社の飛行機に乗って3時間。ごく簡単です。しかし、今回の旅ではデンマークを経由する事にしました。その理由は幾つかありまして。まず、Londonからよりもコペンハーゲンからの方が飛行機が安い。そして、個人的な理由からStansted空港からの入国は避けたい。あとは、アイスランドを訪れた国20ヶ国目というきりの良い記念の数字にしたかった為、19ヵ国目をデンマークにして調整しようという病的な几帳面さで有名な僕らしい理由もありました。

Londonから飛行機で約2時間、コペンハーゲンに到着。遂に北欧進出です。北欧だから寒いだろうと思っていたのですが、Londonよりも暖かい。

コペンハーゲンは空港から市街地までの距離が近くてとても便利。さすが北欧のイメージ通り、駅も電車も新しくて綺麗です。



Ningyo-Hime No Tanjoubi 01



コペンハーゲン中央駅。要塞みたいな外見です。



Ningyo-Hime No Tanjoubi 04



まず、荷物を置きにホステルへと向かいました。今回の旅は準備の段階で初めの滞在地であるここコペンハーゲンでの宿の予約に苦戦し、いきなり出端を挫かれた感がありました。インターネットで検索しても何処の宿も満室で、ユースホステルに直接電話してようやくキャンセル枠に泊めさせてもらえる事に。それにしても、さすが北欧、宿泊費も高いです。



Ningyo-Hime No Tanjoubi 02



ユースホステルは街の北のはずれにあり、森と湖に囲まれて都心部とはまるで雰囲気が違います。辺りは静かで、建物も清潔な感じです。



Ningyo-Hime No Tanjoubi 03



中央駅前に戻り、散策を始めます。チボリ公園。日本にもありましたがこちらが本物です。



Ningyo-Hime No Tanjoubi 05



そして、何だか冴えないHard Rock Cafe。



Ningyo-Hime No Tanjoubi 06



市庁舎前広場では何かイベントが催されていて、屋台が並んでいました。



Ningyo-Hime No Tanjoubi 07



この国には7 Elevenがあるみたいです。



Ningyo-Hime No Tanjoubi 09



ホットドッグを買いました。ここでは生のタマネギと揚げたタマネギをかけて食べるのですが、これがとても美味しい。滞在中はお世話になりそうです。



Ningyo-Hime No Tanjoubi 08



水辺に出ました。カラフルな建物が続きます。いつも曇っているから、鮮やかな街並みにする為のせめてもの知恵でしょうか。



Ningyo-Hime No Tanjoubi 10



水辺に沿って、街の北の外れへ。この街のシンボル、人魚姫像です。



Ningyo-Hime No Tanjoubi 11



何と今日は偶然にも、人魚姫の誕生日だそうで。花束が抱えられていました。人がたかっているので、遠くからでも位置が良く分かります。集まる観光客に対し、 ”人の気も知らないで” みたいな表情が何とも言えません。

今日は朝も早かったので、疲れて夕方にはホステルに戻ってしまいました。観光の続きはまた明日。



Ningyo-Hime No Tanjoubi 12
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2007年09月23日

エーゲ海の離島より




今回はBGM付きでお楽しみください。












Santorini 03


I dig my toes into the sand













Santorini 04


The ocean looks like a thousand diamonds












Santorini 05


Strewn across a blue blanket












Santorini 07


I lean against the wind












Santorini 06


Pretend that i am weightless












Santorini 09


And in this moment I am happy












Santorini 10


Happy












Santorini 08


I wish you were here












Santorini 02


I wish you were here












Santorini 11


I wish you were here












Santorini 12


I wish you were












Santorini 01


Here
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2007年09月17日

エーゲ海を目の前に3ヶ国語通訳

今、アテネにいます。

暑い。空は雲ひとつ無い。食べ物は美味しい。人は優しい。英語が何処でも通じる。

何で今まで来なかったんだろう。ギリシャ最高です。イタリアもフランスも完封負けです。

特に人の優しさは異常。道に迷う隙も、地下鉄の切符を選ぶ隙も与えてくれません。ギリシャ人万歳。スリもいたけどね。

ここではギリシャ語通訳の方も迎えて、3ヶ国語通訳。パリもそうでしたが、会議の時間が長い。しかし、終わった後にカリーナ教授が我々をアクロポリスが見渡せるレストランへ招いてくれ、素晴らしい景色と美味しいギリシャ料理で仕事の疲れは何処かに消えていきました。

今日、両親達を空港まで見送りに行き、また1人旅の再開です。

母が死ぬ前に行きたいと言っていた、パリのオランジェリー美術館へ連れて行けた事が、僕にとっては何よりの収穫でした。

昨年のLodnon出張で会った母は衰弱しきっていて、人はこうやって死んでいくものなのかと思ったものでしたが、今回は予想に反して元気になっていたのでとても安心しました。

5人で行動していた旅行がいきなり1人になると、さすがに寂しいですね。市街地に戻る電車の中で、物思いに耽っていました。

本当に、仕事では無く、純粋な旅行でこういう落ち着ける場所に母を連れて来たい。でも、いつになったらそんなことが出来るんだろうか。そして、その時まで母は元気でいてくれるのだろうか。

いつ死ぬか分からないとか言うなバカ。病気なんてさっさと治せバカ。親に向かってバカとか言うなバカ。でも手術の日程を延期してまで海外出張を組んでしまう程、母はバカだ。誰の言うことも聞かない。

ほったらかして、巻き込んで、人の人生を引っ掻き回して、どれだけ恨んだか分からない。

でも、頼むから、頼むから、死ぬなんて言うな。


青い空、青い海。


ここは絶対に、男が1人で泣きながら佇む場所では無いと思うんです。
posted by Yoshitaka at 03:59| Comment(8) | TrackBack(0) | Diary - Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする