2009年02月25日

FAITH NO MORE再結成

本当に再結成して欲しいと願ってきたバンドが、本当に次々と再結成していきます。

FAITH NO MORE、11年振りに再結成。

キチガイという言葉は、彼等の為にあるのです。

万歳。



http://www.nme.com/news/faith-no-more/43007



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2009年02月24日

サマソニ第一弾発表

取り敢えず、めぼしいアーティストは、NINE INCH NAILS、THE SPECIALS、THE FLAMING LIPS、MERCURY REV、TEENAGE FANCLUB、SONIC YOUTH、APHEX TWIN、THE VASELINES、PLACEBO、MOGWAI、MEW、CSS、KYTE。

 ”めぼしい” アーティストだけでこれだけ挙がるのはマシか。Summer Sonicは2007、2008年と行っていないので、今年は行きたいですね。しかし、PLACEBOには驚きました。これまでソウルや上海までツアーで回っても絶対日本には来なかった生粋の嫌日家PLACEBOを、よく口説きました。

何よりも、THE FLAMING LIPSが観られるだけで幸せ。もう本当に幸せ。

ヘッドライナーが今のところLINKIN PARKとMY CHEMICAL ROMANCEらしいので、非常に残念。3組目は誰なのか、そしてSummer Sonic 2005でヘッドライナーだったNINE INCH NAILSがヘッドライナーではない、と。

こういう甘いことばかりしているからリスナーが育たない。今や洋楽を聴いていることはステータスでも何でも無い。

不満はここら辺にしておいて。苗場の方はどうなるのでしょうか。



















posted by Yoshitaka at 23:20| Comment(8) | TrackBack(0) | Music News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月21日

フィーリング・ア・モメント

ここんとこ忙しくてブログもおろそかですみません。MUDHONEYと加藤先生のこと書かないとCOLDPLAYまでたどり着けないや。


今年、ぼちぼち名古屋を離れようかと思っていた矢先、凄まじい展開が。


これだから人生というのは良く分からない。


お互い、何度も生死の狭間に立たされて、ボロボロになって、ここまで生きてきた。僕が生きている以上、君には生きていてもらわないと困る。君のいない世界で何とか5年間、生きてきたけれどもなかなかしんどいものがあった。君のいない世界は、非常に退屈だ。


Am I just like you?






先日、映画「ベンジャミン・バトン」を観たら何喋ってるのか分からなくて、ああこうやって英語って下手になっていくのかなあと思ったら、グラントの言う事は全部聞き取れるじゃないかー。







やっぱりおれはイギリス人だー。アメリカ人の英語にはなかなか耳が慣れん。
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2009年02月18日

Paulと僕と、JACK'S MANNEQUIN

No. 497

僕の親友、Paulが名古屋にライブを観に来ました。彼と一緒にライブを観るのは2年以上振り、もう本当に久し振りでした。

人生初のイギリス人の友達である彼と初めて会ったのは、Londonで迎えた僕の20歳の誕生日での事でした。今年、僕は25歳。Paulは30歳。
Ummmmmmmmmmmm this's er big year innit.........



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2009.01.11

今夜は、横浜からイギリス人の友人がJACK’S MANNEQUINのツアーを追って名古屋へとやって来ました。僕も便乗して観に行くことに。

僕がLondonに住んでいた頃、彼とは実に多くのライブを観に行きました。初めてRADIOHEADを観たのも彼と一緒でした。JIMMY EAT WORLDもTOOLも彼と一緒でした。彼はTHE SMASHING PUMPKINSのファンなので、次こそは一緒にTHE SMASHING PUMPKINSが観られるといいねと言っていましたが、未だにその願いは叶っていません。

SOMETHING CORPOLATEのフロント、Andrew McMahonのソロプロジェクトとして結成されたバンド、JACK’S MANNEQUIN。デビューアルバム「Everything In Transit」発表後、急性リンパ性白血病を罹患してしまったAndrew。今回のライブは、2年に渡る闘病の後に発表されたニューアルバム、「The Glass Passenger」に伴うツアーでの来日公演です。

今夜の会場、Nagoya Club Quattroで観たライブというのは、THE MARS VOLTAに始まりTOE、THE ALBUM LEAF、DINOSAUR. JR等といった変わったバンドのライブばかりでしたので、こういうストレートなバンドのライブをここで観るのは何だか変な感じがします。

いつになく若い客層のオーディエンス。10代の頃より今の方が現在進行形のバンドをよく聴いているつもりですが、それでも未だに僕の好きなバンドというのは、どうしても客層が上のバンドが多いです。なので、久し振りにこういうバンドのライブを観に来ると、客層がとても若く見えますね。

開演時間、暗転し、現れるメンバー。ステージ中央にあるピアノの前に座るAndrew。ギターのBobby AndersonとベースのJonathan Sullivanは揃いのアルミで出来たFlying Vシェイプのギターとベースをそれぞれ持っています。

一言、挨拶をし、ライブは「Crashin’」で始まりました。叙情的なピアノ、爽やかなヴォーカル。

一旦始まると、「The Mixed Tape」、「Drop Out」、「Spinning」と立て続けに演奏し、全く手を休めません。こんなRockなピアニストを観たのは、BILLY JOEL以来かも知れません。繊細かつダイナミック。常に全身全霊をかけて歌い、決して暴力的にならず、美しい。

短いMCの後、「Holiday From Real」へ。どこか懐かしい彼の声は、誰かに似ているなとずっと思っていましたが、ようやく分かりました。John Bon Joviです。Andrewの声は、Johnの声に似ているのです。

次の曲は「Swim」、という事で「Swim」という曲についての解説を一通りするAndrewに、ドラムのJay McMillanが一言、 ”次の曲は「American Love」だよ” と。笑いが止まらなくなるAndrew、そしてそれを言葉の壁を越えて察したオーディエンスも、つられて笑います。というわけで、「American Love」と「Swim」を続けて。

しかし、このバンドが日本でこんなに人気があるとは知りませんでした。Andrewも日本には慣れている様で、MCでは日本語も交えながらの軽快なトークで楽しませてくれました。

「Dark Blue」、「Bloodshot」、「Hammers And Strings (A Lullaby)」と、病気に罹る前と後、バカンスを意識したアルバムと生への願望を意識したアルバム、過去と今を縫う様に、ライブは進みます。「Everything In Transit」と「The Glass Passenger」は、今こうしてこの様な経緯を辿った彼をふまえると、まるで別のミュージシャンが作ったアルバムの様に聴こえます。現在のライブでAndrewは、それらを愛おしく紡ぐかの様に、全ての曲の魂を呼び覚まし、一体となって表現者の力へと昇華させているのでしょう。

Londonにいる音楽仲間に、LAST DAYS OF APRILやSTART OF THE DAYを僕に教えてくれた友人がいました。JACK’S MANNEQUINは、丁度その様な音楽の王道を行くバンドですね。彼も好きだったのかも知れません。つくづく、色々な事を思い出す夜です。

「I’m Ready」、「Bruised」と、本当に息つく間も無くライブは進み、ラストの「The Resolution」まで来てしまいました。

再びステージにバンドが現れ、「Caves」から始まったアンコール。続いて、SOMETHING CORPOLATEの「Cavanaugh Park」。SOMETHING CORPOLATEの曲はこの1曲だけ。寧ろ、SOMETHING CORPOLATEの曲を演奏した事自体が意外でした。

ラストは「La La Lie」をオーディエンスと掛け合いながら。何度も丁寧にお礼を言う、本当に幸せそうなAndrewの顔が忘れられません。

彼の歌う姿は、生きる喜び、歌う喜びに満ち溢れていました。

昨年は今まで生きてきてこれ以上無い程、死というものを考えさせられた年でした。愛する家族の死、尊敬するミュージシャンの死。残された自分は、生かされている自分は、どうすれば良いのか。

続ける、という事。

この先僕がまた迷った時に、Andrewは何かを伝えに来てくれるかも知れません。



Setlist:

01.   Crashin’
02.   The Mixed Tape
03.   Drop Out
04.   Spinning
05.   Into The Airwaves
06.   Holiday From Real
07.   American Love
08.   Swim
09.   Dark Blue
10.   Bloodshot
11.   Hammers And Strings (A Lullaby)
12.   I’m Ready
13.   Bruised
14.   The Resolution
 Encore 1
15.   Caves
16.   Cavanaugh Park
17.   La La Lie



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2009年02月10日

Mogwai Fear 軍曹

No. 496

Mr. 香港、歩くレコードマップ、ドイツ土産はてんこもり、僕が師と仰ぐ軍曹と一緒にMOGWAI。名古屋で1人寂しく観る予定でしたが、やっぱりどうせ観るなら音楽を解する人と共有出来た方が楽しい。いつもありがとうございます。



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2009.01.11

何でこんなに寒いんですか、東京。

そんな寒い季節に似合うバンド、MOGWAI。僕がScotlandを旅したのも、よりによって12月という間抜けな時期でした。

彼等を観るのはLondonのSomerset Houseでの野外ライブ以来、2年振り。あの時は柄にも無く酔ってしまい、いつもは酒乱で知られるドラマーの友人に逆に介抱されるという失態を犯してしまいました。なので、まともに観るのはこれが初めて、とでも言っておきましょうか。

当初は1人名古屋で観るつもりだったのですが、とある方が東京へ観に行かれるというので、僕もご一緒させて頂くことにしたのです。丁度こちらに出てきていましたし。

新木場Studio Coast。初めて来る会場です。僕は昔から、何故、日本にはHammersmith ApolloやBrixton Academyの様な、中規模でスタンディングのライブ会場が無いのかと思っていましたが、ここにありました。Londonを思い出していました。こういうライブハウスが僕は好きなのです。こういうライブハウスが、外国の中堅バンドを日本に呼びやすくしてくれるのです。ありがたい。

それにしても、東京は素晴らしい。MOGWAIを共有出来る人が、こんなに多くいるなんて。

MOGWAIとは僕にとって、捉えどころの無いバンドです。例えばSIGUR ROS、彼等の方がよりAmbientで、体裁的、音像的にもより捉えどころの無いバンドである筈なのに、僕の中ではその1曲ずつがひどく鮮明に印象に残っています。

MOGWAIはアルバム1枚、ライブ1回が1つの単位であるかの様に漠然としていて。そこにあるか無いか、の様な、 ”On” か ”Off” か、の様な、そんな存在です。

中に入ると、本当に広い。程なくして開演時間、青白い照明の中、静かに現われた4人。僕の前方には丁度、ベースのDominic Aitchisonが。Martin Bullochの座るドラムセットには、彼等の地元Glasgowのフットボールチーム、Celticのマフラーが。あのマフラーは僕がLondonの日本食レストランで働いていた時、お世話になったあの人が愛用していたものと同じもの。懐かしい。

今夜のオープニングは、「Yes, I Am A Long Way From Home」。いきなり「Mogwai Young Team」のオープニングを持って来られました。思わぬ選曲に、歓声というより感嘆の声があがっていました。

「The Precipis」、「I Know You Are But What Am I?」、「Scotland’s Shame」とニューアルバム「The Hawk Is Howling」を軸に、ライブを進める彼等。相変わらず気難しそうな顔をしているStewart Braithwaite。Brit Popが嫌いな彼、近頃ではBLURが復活した事が、どうも気にくわない様です。

簡単な挨拶の後始まった「Secret Pint」を挟み、「I Love You, I’m Going To Blow Up Your School」へ。前回観た時、「Mr. Beast」に伴うツアーだったのにも関わらず「Mr. Beast」の曲が殆ど演奏されなかったのですが、今回は割とニューアルバムの曲を演奏していますね。

今回のライブはメロディーが明確な曲が多く選曲されています。僕の友人曰く ”Heavy Metalな” アルバムだったという「The Hawk Is Howling」に合わせてか、やはり前回のライブで演奏された様な無骨でAmbientな曲 (そんな矛盾した表現もどうかと思いますが) は敬遠された様です。 

Barry Burnsが何かJohn Cummingsと確認を取り、始まった「Summer」。爽やかな曲ですね。そこから「Thank You Space Expert」、そして、「Friend Of The Night」へ。この曲を聴いていたら前回の記憶が再生される様でした。

「Helicon 1」ではミラーボールに照らされてフロアが輝き始めます。バンドそのものよりも、その照明効果に目を奪われていました。その後「Batcat」、「I’m Jim Morrison, I’m Dead」とニューアルバムの曲が続き、「Mr. Beast」のラストを飾る「We Are No Here」で本編は終了。前回もアルバムに倣って、この曲がラストに配されていました。

結局、MCらしいMCは無く、曲間に挨拶したのみ。あまりオーディエンスを相手にしない姿勢は、実にHard Coreですね。

気にしていた音の方は、前回程凄まじくはありませんでした。前回は野外だったので凶暴化していたのでしょうか。

しばらくの後、「Hunted By A Freak」で始まったアンコール。やはり想像していた通り、「Mr. Beast」の曲は少なかったです。あのアルバムは何処へ行ってしまったのでしょうか。

そして、まさかの「Mogwai Fear Satan」が。

この曲がそのまま今夜のラストの曲となり、演奏が終わると各人楽器をそのままステージに置き去りにし、音が延々とループされ、やがてフィードバックに満たされる会場。そのままの状態で、随分長い事放置されていました。今夜の出来事を、反芻せよとばかりに。

「Mogwai Young Team」のオープニングとラストが、そのまま今夜のライブのオープニングとラストに。それだけでなく、前回聴く事の出来なかった曲も多く聴けましたし、得した気分でした。

新木場Studio Coastというライブ会場、日本のMOGWAIの扱われ方、ようやくまともにMOGWAIのライブが観られた事、色々な事に、安心を覚えたライブでした。

外に出ると、また寒い夜の東京。

LondonもGlasgowも、懐かしいと思うばかりでは嫌だなと、つくづく。僕は常に、つながっていたいと思うのです。



Setlist

01.   Yes, I Am A Long Way From Home
02.   The Precipice
03.   I Know You Are But What Am I?
04.   Scotland’s Shame
05.   Secret Pint
06.   I Love You, I’m Going To Blow Up Your School
07.   Summer
08.   Thank You Space Expert
09.   Friend Of The Night
10.   Helicon 1
11.   Batcat
12.   I’m Jim Morrison, I’m Dead
13.   We’re No Here
 Encore 1
14.   Hunted By A Freak
01.   Mogwai Fear Satan



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2009年02月09日

空飛ぶSOIL AND PIMP SESSIONSに弟が乗ったよ

No. 495

年明けに観たライブです。



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2009.01.10

2009年1回目のライブは、四人囃子、東京はShibuya Axにて。

日本に帰って来たからには、日本のバンドのライブを思う存分観てみたい。そう思っていましたが、なかなか日本での生活も忙しくて。昨年観る事が出来たのは、FRICTION、FLOWER TRAVELLIN’ BAND、頭脳警察。やはり日本のバンドも70、80年代のバンドが好きなんですよね。

日本の伝説のProgressive Rockバンド、四人囃子。ご存知の通りギタリストは日本を代表する名ギタリスト、森園勝敏。ベーシストは四人囃子脱退後PLASTICSに参加し、更にはBOOWYからJUDY AND MARYまで数え切れない程の優れたバンドを育てた名プロデューサー、佐久間正英。そしてリーダーの岡井大二、坂下秀実が現在のラインナップです。

彼等は2001年に本格的に活動を再開し、PROCOL HARUM、SMOKY MEDICINE、CREATION等、国内外における同期のバンド達との共演イベントを多数開催。更には昨年からは、若手のバンドとも共演するライブイベントも始め、今回はそのシリーズの2回目に当たるライブ。今回、四人囃子と相見えるのは、Glastonbury Festivalにも出演し、現在Europeで人気を博している日本のDeath Jazzバンド、SOIL AND PIMP SESSIONS。

Shibuya Axに来るのは随分久し振りです。2005年に再結成ACCEPTのライブを観て以来。

SOIL AND PIMP SESSIONSは丁度昨年、Londonでライブを観たばかり。Roundhouse という結構なキャパシティーを誇る会場で、まさか日本のバンドがライブを行うとは夢にも思いませんでした。PATTI SMITHやMY BLODY VALENTINE等を観た会場ですよ。凄いですよね。

今回はフロアが少し変な仕切りになっていて、中央が椅子席、両サイドがスタンディングとなっており、SOIL AND PIMP SESSIONS目当てのファンがスタンディング、四人囃子目当てのファンが椅子席と分かれていました。ちなみに僕はスタンディングでしたが、紛う事無く四人囃子目当て。SOIL AND PIMP SESSIONSも好きですけれどもね。

開演、METALLICAの真似をして「Ecstasy Of Gold」からSOIL AND PIMP SESSIONSのライブは始まります。初めて観た時は笑ってしまいました。彼等もMETALLICAが好きなんでしょう。

メンバーたちが登場。日本語を喋る社長を初めて観ます。「Follow」、「A.I.E.」と繋がるオープニングはLondon公演と一緒。相変わらず秋田ゴールドマン、みどりんのリズム隊は素晴らしい。

「Waitz for Goddess」、「Low Life」と、終始手を抜かない攻めの姿勢で演奏は続きます。構成的には、殆どLondon公演と一緒です。丈青とリズム隊によるユニット、J.A.M.のコーナーが無い分、短くなっていますが。

それにしても、彼等のファンは元気がありますね。あれを観て、踊るなと言う方が無理でしょうけれども。

タブゾンビと元晴が真骨頂をみせる「マクロケ」、「マシロケ」。そして、オーディエンスと掛け合いをする「Fantastic Planet」。社長もいつもと違う雰囲気のライブを楽しみつつ、気の利いたMCで笑いを誘います。

ここで、何と早くも四人囃子が登場。「The Slaughter Suite」を全員で演奏、という展開に。まさかこんな素気無く出てきてしまうなんて。

僕の目は、森園氏から離れられませんでした。あの人が、といった感じに。まるで後光が差しているかの様でした。

SOIL AND PIMP SESSIONSのライブが終わり、インターミッションを挟んで今度は、いよいよ四人囃子の登場です。

静かに現われる4人。僕の目の前には、佐久間氏。

始まったのは、「おまつり」。PINK FLOYDやYESの様に、一瞬にして空間を支配する四人囃子。森園氏のギターとヴォーカル、本物です。本物の四人囃子です。30年以上も前の日本に、こんなバンドがいたなんて。

再結成後も、半年に1度程度しかライブをしない彼等。今年は遂にあのPLASTICSが再結成するというので、この機を逃しては佐久間氏のいる四人囃子はまたしばらくお預けになってしまうところでした。

続いては、早くも代表曲の「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」。彼等の楽曲には愛嬌のある曲名とは裏腹に、複雑に入り組んだ曲構成、変拍子を自在に行き来する華麗なテクニックの応酬がこれでもかと込められています。

それこそPINK FLOYDやYESの様にスタジアムバンドと化していないことが功を奏し、初期のProgressive Rockの良い味をまだ保てている様な気がします。

森園氏がここで初めてMC。しかし、何も話す事が無いので、とすぐさま次の曲へ。何かを探し足元を見回していると、岡井氏が ”ちゃわんだよ、ちゃわん” と指摘、オーディエンスが笑います。という訳で、次の曲は「なすのちゃわんやき」。

1曲が10分近くあるので、かなり観応えのあるライブ。そもそもProgressive Rockのライブなんて、2006年に観たKEITH EMERSON以来なので新鮮です。本当に、こういうバンドが少なくなってしまったのは残念。

途中、森園氏が歌詞を忘れる、そして、佐久間氏がリコーダーのソロパートを忘れていて無音になるというハプニングも。しかし、それが出来の悪さには到底繋がらないからこのバンドは素晴らしい。もう演奏があまりに凄まじくて、それを補って余るのです。

そして、今度はSOIL AND PIMP SESSIONSが呼び出され、「I’m In Action」、「Chaos」を全員で演奏。正直、ステージ上の音が多過ぎて何だかよく分かりませんでした。これらの曲でSOIL AND PIMP SESSIONSを使うのはさすがだなと思いました。

再び4人だけになり、遂に「一触即発」へ。聴けた。生で聴けた。感動。

4人による楽器同士の壮絶な闘いを堪能した後、ここで本編は終了。しばらくの後、アンコール。4人と共にSOIL AND PIMP SESSIONSが再登場してきてそのまま全員で「殺戮のテーマ」。そういえばこの曲は演奏してなかったですけれど、何も四人囃子のアンコールでやらなくてもと思ったのは、僕だけでは無い筈。

今夜のライブは結局、この曲で終了。「空と雲」とかPINK FLOYDの「Cymbaline」のカヴァーとか、聴きたかったのに残念です。

SOIL AND PIMP SESSIONSは相変わらず楽しくて、演奏力でも魅せつけてくれて、素敵でした。四人囃子も、今まで映像でしか観た事が無かったので感無量、全てが予想の遥か上をいっていたライブでした。

ただ、両者はあまりに毛色が違い過ぎ。正直言って、少し無理があった組み合わせだったのでは。

別にいいか、楽しめたんだし。

次の四人囃子のライブも恐らく行ってしまうのでしょう。もしくは、PLASTICSが先になるかも知れませんが。



Setlist:

SOIL AND PIMP SESSIONS

01.   The Ecstasy Of Gold
02.   Follow
03.   A.I.E.
04.   Come On Baby
05.   Waltz For Goddess
06.   Low Life
07.   マクロケ
08.   マシロケ
09.   Fantastic Planet
10.   The Slaughter Suite


四人囃子

01.   おまつり
02.   空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ
03.   なすのちゃわんやき
04.   泳ぐなネッシー
05.   I'm In Action
06.   Chaos
07.   一触即発


アンコール

01.   殺戮のテーマ







星も出ていない夜に弟と手を繋いで

丘の上に立っていると音も無く静かに

銀色の円盤が降りてきたのさ

空飛ぶ円盤が本当に来たよ

空飛ぶ円盤が本当に来たよ

「ちっとも待たせなかったろう?」って

円盤は得意そうにそう言ったよ

「映画に出たことの無い人は乗せてあげられない」って

円盤はすまなそうにそう言ったよ

でも弟は一度だけ映画に出たことがあるのさ

空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ

空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ

いつか映画で観た様に

あとはすすきが揺れるだけ


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2009年02月08日

あくまのうた

Viva La 遅筆。

年末に観たライブ、もういっちょう。



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2008.12.14

恐らく今夜のライブが、今年最後のライブになると思われます。

待ちに待ったBORISのライブを観に行きました。今年、日本で行われる彼等のライブは今夜1回のみ。この後にも興味のあるライブはいくつか控えているのですが、このバンドのライブを観た後では全て無力化するのは必死なので、これが最後かなと。

驚異的な売り上げを記録した「Pink」から程無くして、今年発表されたニューアルバム「Smile」もまた世界中で好意的に迎えられました。そして彼等は今年、NINE INCH NAILSのオープニングアクトとして北米ツアーへ。NINE INCH NAILSからの指名だそうです。昨年はTOOLがオープニングアクトにMELT BANANAを起用していましたし、日本のバンドも来るところまで来ましたね。諸外国での認識は今、日本のバンドと言えばヴィジュアル系、という残念な感じになってしまっているので、そこのところBORISの様なバンドが世界に確かなアプローチをかけているのは非常に嬉しく思います。

前回、BORISのライブを観たのはもう4年も前の事。LondonのThe Garageという薄汚いライブハウスでの事でした。

東京で観るライブは、まだ初めての会場が多いです。Londonに来たばかりの頃を思い出します。まずは場所や行き方を調べるところから始めるのです。新宿Loftや下北沢Shelterですらまだ行った事がありません。皆さん、優しくしてくださいね。

今夜の会場は、代官山Unit。割と新しいライブハウスですね。中に入ると、丁度Islington Academyの様な感じ。ステージも見やすい作りになっています。

今夜のオープニングアクトは、MASONNA。非常階段やINCAPACITANTS等と同じAlchemy Records所属のNoiseミュージシャンです。Noiseにはまっていた10代後半のとある時期には、福岡で唯一Alchemy Recordsの作品を扱っていたBanana Recordsによくお世話になりました。

そして、会場が暗転したかと思えば突如として凄まじいノイズと共に現われたMASONNA。初めて観ましたが、まるで時間が経過していない様に、昔のままの姿でした。

不快なノイズと叫び声を発し続け、ステージの下手から上手へとそのまま歩いて消えて行きました。演奏時間は、僅か30秒程。突然の登場に呆気にとられ、気が付いたらいなくなっていました。



(音量注意、っていうか再生してはいけません)





しばらくの後、遂にBORISの出番。赤い照明とスモークの中、BORISの3人と栗原ミチオが登場します。「Cloud Chamber」や「Rainbow」で共演を果たし、そのまま現在はサポートギタリストを務める栗原氏。Atsuoがドラムセットに登ると、歓声をあげるオーディエンス。そして、フィードバックの中、静かにPYGのカヴァー「花 太陽 雨」で始まったライブ。丁度今年発表されたライブアルバム「Smile Live」と同じオープニング。

Takeshiの歌う印象的な日本語の歌詞の余韻に身を委ねていると、次は攻撃的なギターリフが始まり、「Buzz-In」、そして「放て」へ。バンドもオーディエンスも、一瞬にしてHard Coreモードになり、混沌と化す会場。

MOTORHEADの様なリフの「Pink」。僕は前回同様、Wata側前方で観ていました。華奢な女性が、Gibson Les Paul Customを無心に操り、繊細なアルペジオ、狂った様なリフ、気の遠くなる様なフィードバックまで自在に生み出す姿は、間違い無くこのバンドのアイコンでしょう。このバンドの存在を知った時から今に至るまで、彼女は僕の尊敬するギタリストの1人です。

「Smile」のオープニング、「メッセージ」。前回が「Feedbacker」で今回が「Smile」なので当たり前なのですが、前回がDroneの曲を基調として構成されたライブだったのに対し、今回はHard Coreの曲が随分と多いので、随分バンドの印象が違います。

もうこのままラストまで行ってしまうのではないかと思われましたが、ここでもまた「Smile Live」と全く同じ展開となり、「虹が始まるとき」が始まりました。Wataの透明なヴォーカルと凶暴なギターソロがコントラストを描きます。

Acid Folkの様な雰囲気のところにいきなりへヴィーなギターリフが襲い掛かる「となりのサターン」、再度Hard Coreリーディングが絡む「枯れ果てた先」。実に多様化した世界を観させてくれます。僕がこのバンドを知った時、彼等は本当にアンダーグラウンドな存在でした。昨今のPost Rockの隆盛もあり、こういうバンドが表で取り沙汰され始めたという経緯はありましたが、彼等の進化はそんな俗世間の思考とは掛け離れた次元で進行していたのでした。

ラストはやはり、「君が傘をさしていた」から続く「Untitled」へ。永遠に終わらないのではないかと思う程、延々と続く壮絶な楽器とヴォーカルのせめぎ合い。静かになったと思えばまたギターリフが始まり、また静かになり、といった繰り返し。TOOLにしろTHE MARS VOLTAにしろ、僕は意識を遠のかせてくれるバンドが好きです。

終わりは突然訪れました。アンコールを求める声も虚しく、取り残されるオーディエンス。僕は村上春樹の小説の様に、やるだけやって ”あとは自分で考えろ” と放置される事を音楽にも求めてしまいますが、このバンドはライブなりアルバムなり自ら完結させても尚、そういうところがあり侮れません。

立ち尽くし、言葉を失いました。前回もそうでしたが、今回は更にその上をいきました。

結局、セットリストは全編「Smile Live」と全く同じ。まるでレコードのA面、B面を意識したかの様なライブでした。いや、そもそもこのライブアルバムを作る為に、意図してこの様なライブをしてきたのかも。しかし、既に日頃聴いていただけに、それが再現されたと解釈すれば尚、素晴らしく思えます。

来年はどういう動きをみせるのでしょうか。4月にはISISとの対バンも決定しています。絶対に観に行きたいです。

帰り道、前回同様、黒いGibson Les Paul Customが無性に欲しくなりました。

一聴して分かる様な、自分の音。出せる様になりたいです。



posted by Yoshitaka at 01:42| Comment(3) | TrackBack(0) | Diary - Live Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月06日

MR. BIG再結成

いつかはするだろうと思っていましたが、いざしてくれると何だかとても嬉しいです。

本屋に行って何気無く音楽雑誌のコーナーに行くと、Burrnの表紙がMR. BIGではありませんか。

Eric Martin、Billy Sheehan、Pat Torpey、そして、ギターはPaul Gilbertです。

Paulが脱退して12年、解散してもう7年にもなるんですね。

解散してからというもの、Eric、Billy、Pat共にB'zとかいう漫才コンビにこき使わされ、Paulは毎週テレビで吉田拓郎や土屋公平等と一緒にセッションをこなし、日本によって生かされてきた4人でありました。

元々、世界の何処よりも日本で売れていたバンドだっただけに仕方ないのでしょうが、もしこれから継続的な活動を再開するのであれば、EXTREMEの様にそこから脱却していって欲しいと願っています。

ていうかPaul、今年の正月にRACER Xの復活を発表したばかりでは。相変わらず多忙な人ですね。

いきなり6月に来日公演が決定しています。久し振りの武道館もあります。行きたいですよ。行きたいですよね。







http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=22551
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2009年02月01日

黒夢

好きだった。黒夢。

一夜限りの復活、解散ライブが先日行われた。どうだったんだろう。あまりポジティヴなレポが見当たらない。

確かに、黒夢のライブなのにSADSの曲をやるっておかしくないか?

シングル曲は全くやらなかったそうですが、オープニングが「Fake Star」で「後遺症」も「カマキリ」もやった。だったらもし観に行っても満足しただろうな。

それでもラストは、「Like A Angel」だったんですね。

映画「リリィ・シュシュのすべて」の様な世界が本当に目の前で繰り広げられていた凄惨な僕の中学生時代、どれだけこの曲に自分を重ねたことか。

 ”やりたくなかったんだろうなあ” って、うん、そりゃそうだろう。



posted by Yoshitaka at 00:29| Comment(2) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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