2008年06月27日

初マンチェスター

Manchesterに行ってきます。意外と初です。観るものは・・・Rockゆかりの場所といえば、Hacienda跡地くらいかなあ。OASISの馬鹿兄弟の生家を訪れる日本人が多いらしいですが。

Manchesterに行く目的?RADIOHEADです。

ではでは。
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2008年06月24日

RADIOHEAD

無事にチケットが手元に。

あとは、行くだけ。



Ticket
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2008年06月20日

永遠に受け継がれる音

あれからもう3年ですか。



Artwork 79



SIGUR ROSのニューアルバム「Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust」。

アイスランド語のアルバムタイトルを訳すと、 ”With A Buzz In Our Ears We Play Endlessly (耳に残る雑音と共に私達は絶え間無く演奏し続ける) ” となるそうです。

まず、オープニングの「Gobbledigook」、いきなり意表をつかれました。明るい。楽しい。「Ba Ba Ti Ki Di Do」を裏返した様な曲。

実質、このアルバムの物語の始まりは、2曲目「Inni Mer Syngur Vitleysingur」からと考えて良いでしょう。先の「Gobbledigook」は、VAN HALENでいう「Eruption」みたいな立ち位置、という事で。

いずれにせよ、いつに無く幸せそうな音を出しています。何か良い事でもあったのでしょうか。

5曲目「Festival」で、やはりSIGUR ROSなんだこの人達は、と安心します。もとい、根本なんて変え様が無いのでしょうけれども。

6、7曲目の境で、レコードのA面B面の様に分けられています。A面の「Takk」の様な神々しい世界に続き、B面は「Agaetis Byrjun」の様な内省的な世界が始まります。と、思いきや、B面もやはり「Takk」路線でしたね。

全体的に、前作までのオーケストレーションを排除した、バンドサウンドに立ち返ったアルバムになっています。徐々にPOPFACEみたいなバンドの音にシフトしてきている様にも聴こえます。

ラストの「All Alright」、決して生温い立ち位置を彼等に与えるつもりはありませんが、彼等の音さえ聴いていられればそれだけで幸せ、という存在になってしまっているのかも知れません。つくづくそう思わされました。前衛的であること、革新的であることは、彼等の中ではもう然程、重要な事では無いのでしょう。

では、彼等はこれを、これからどの様にして続けていくつもりなのでしょうか。その先こそが、この音楽界で唯一未来を期待出来る場所なのかも知れませんが。

それはそうと、RADIOHEADに続き、日本で観る初めてのSIGUR ROSも、もうすぐ実現しそうです。

あの時、守られなかった静寂は、今度こそ守られるのでしょうか。
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2008年06月18日

優しい歌

岐阜県穂積町が世界に誇るベーシストがここにいます。



Artwork 71



FEEDERのニューアルバム「Silent Cry」。

集まった民衆に説き始める様な歌詞で始まる、「We Are The People」。まず、第一印象は、FOO FIGHTERSやJIMMY EAT WORLDの様な、決意に満ちたサウンドになっているという事。

続く、日本語のタイトルを冠した「Itsumo」。静かに昇っていく様な優しいメロディー。彼等の歌というのは、どうしてこんなに優しさを持っているのでしょうかね。Grant Nicholasの歌とギター、Taka Hiroseのベース。

1曲毎のクオリティーの高さは言うまでも無く。昔からそうですが、アルバムの曲順の並べ方がこれ以上無いくらい素晴らしいです。絶妙のタイミングで、絶妙のメロディー展開が拝める仕組みになっていて、いつも曲が変わる時に思い知らされます。

前作「Pushing The Senses」のイントロダクションは本当に素晴らしかったんですが、本作もオープニングで魅せつける勢いを何曲にも渡って持続していて、負けてはいません。どんなアルバムも初めて聴く時は余程 ”前もって” の名曲が無い限り、オープニングばかりが印象に残るものですが、「8:18」や「Who’s The Enemy」が胸にきました。

誰よりも高いところにいる前作と、誰よりも前にいる本作。

勝手な想像ですが、簡単に言ってしまえば前作で一旦、リセットがかかって凄くニュートラルな環境で出来上がったのがこのアルバムでは無いか、と。

もしくは、前作を裏返しにして見せているだけか。

作り手側では無いので、そこまで考える必要はありませんが。

何を言っても的を得てくれないような気がするので悔しい限りですが。やはりこういう音楽は、それと並行して致命的な経験をして初めて、生々しく脳内に描かれるものなのです。何を言っているのやら。

優しい歌とは、何でしょうか。

今年一のPunk Rockのアルバムはこれです。
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2008年06月17日

虚数解

僕は迷った挙句これを手に取りました。



Artwork 70



THE MUSICのニューアルバム「Strength In Numbers」。

まず、オープニングのタイトルトラック、「Strength In Numbers」。前2作に比べて、随分と無骨な始まり方です。シンプルかつドラマティックな導入を売りにしているバンドらしからぬ、地味な印象。大人しくなったという方が正しいのでしょうか。ただ、ビートの攻撃力は相変わらず。

良い意味で歌謡曲、みたいな曲が多いです。「Drugs」、「The Left Side」、「Get Through It」等。

THE MUSICがデビューしたのは僕が高校生の時。あの頃デビューしたバンドといえば、SYSTEM OF A DOWN、A PERFECT CIRCLE、AT THE DRIVE-IN、MUSEと、未来というものを過剰に意識したバンドが多かった様に思います。THE MUSICのデビューも本当に鮮烈でした。

彼等のライブは1度だけ、今は亡きHammersmith Palaisで観ました。もう4年前の事です。彼等の真価は誰が何と言おうとライブで発揮されます。計り知れない磁場みたいなものが出来上がり、狂った様に踊らされるオーディエンス。

前作「Welcome To The North」はプロダクションが地味であっただけで、やはりドラマティックな展開が見せ場でありました。待たされた分、残念な事に期待している ”形” というのも出来上がってしまう訳で。

3作目で内省的になる。過去OASISやRADIOHEAD等がそうであった様に、U.K.のバンドの伝統を、堅実に受け付いでいるということなのでしょうか。

いや、それではつまらない気がします。

彼等にとって不満が残る結果に終わった前作が実際のところ良い評価を得ている反面、今回のニューアルバムで今度こそ彼等自身の自信に繋がる結果を出してほしいと願っていますが、果たしてどうなのでしょうか。

いろいろと試行錯誤を重ねるよりも、彼等の地がデビューアルバム「The Music」のあの感じなのであれば、何も考えずにやってくれた方が良い気がします。

そして、彼等の場合はとにかく、ライブに行きたくなるか、否か。
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2008年06月15日

YELLOW MAGIC ORCHESTRA Live at Royal Festival Hall

YELLOW MAGIC ORCHESTRAを巡る旅が、今夜、1つの区切りを迎えようとしていました。

今年もLondonのSouthbank Centreで開催されたMeltdown 2008。2004年からほぼ毎年、観に来ているこのフェスティヴァルに、今年は日本からYELLOW MAGIC ORCHESTRAが参加。

昨年、再結成を発表し、京都で行われたLive Earth でその姿を見せたYELLOW MAGIC ORCHESTRA。3人が揃うライブはWILD SKETCH SHOWやHASYMOという名義でのものが数回ありましたが、YELLOW MAGIC ORCHESTRAとしての単独公演は、今回が1993年の東京公演以来15年振り、Londonでのライブは1980年以来28年振りとなります。

会場はSouthbank Centre の中心、Royal Festival Hall。中に入ると、オーディエンスは日本人も多いですが殆ど地元の人達です。ミキサー卓の前には、元JAPANのSteve JansenとRichard Barbieriを発見。探せば他の元メンバーもいたのかも知れません。彼等だけでは無く、今夜は多くのアーティストが彼等のライブを観に来ていたことでしょう。

ステージには3つの無機質なブースと、ドラムセット。始まる前から落ち着けません。この感じ、今まで何度か味わったことがありましたが、日本人アーティストで味わうのは初めてかも知れません。

開演時間。暗転し、サポートメンバーに続いて、ついに現われた、細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一。

青いバックに映し出される、3人の名前。そして、YELLOW MAGIC ORCHESTRAの文字。

例え様の無い歓声があがります。シックな衣装を着た3人はそれぞれの位置に付き、実験を始めるかの様な手つきで音を紡ぎ始めました。

始まった曲は、「以心電信 (You’ve Got To Help Yourself)」。感無量です。遂に、この3人が集まってYELLOW MAGIC ORCHESTRAの曲を演奏する機会に、僕は立ち会うことが出来ました。

主に細野氏がベース、高橋氏、坂本氏がシンセサイザーを演奏します。この人間臭い無機質さ。彼等が世界で認められ、Technoという音楽が世界中に伝播したのは、この3人がコンピュータに駆逐されること無く、あくまで人間優位の音楽を作る事に成功したからなのでしょう。



Sakamoto



Takahashi



Hosono



今回のサポートメンバーは、坂本氏の後方に、昨年細野晴臣のソロライブでもサポートを務めていた高田漣。高橋氏の後方に、ユーフォニウムやプログラミングを担当する権藤知彦。そして、細野氏の後方に、かねてからの噂通り、Christian Fennesz。YELLOW MAGIC ORCHESTRAのライブでFENNESZの姿まで観られてしまうというのは本当に豪華です。

続いては、細野氏の曲「Sports Men」。昨年、福岡で細野晴臣のライブを観た時も演奏された曲です。今回は細野氏のトリビュートアルバム「Tribute To Haruomi Hosono」で高橋氏がアレンジしたヴァージョンを元に演奏。

これ以降は、「Fly Me To The River」、「Mars」、「Flakes」とSKETCH SHOWの曲が続きます。WILD SKETCH SHOWを想起させますね。そして、ここで坂本氏の「Riot In Lagos」。慣れ親しんだこの曲を、3人でのアレンジで聴くのもまた素敵。

曲は再びYELLOW MAGIC ORCHESTRAに戻って、「Ongaku」。ヴォーカルを3人が執り分ける姿が微笑ましいです。そして、遂に高橋氏がドラムセットに座り、昨年発表された新曲「Rescue」へ。電子音に支配された空間に、生のドラムが入ります。昆虫の羽化を見守る様な、劇的な瞬間。

1976年、YELLOW MAGIC ORCHESTRAに先駆けて日本人バンドとして初のU.K.ツアーを行ったSADISTIC MIKA BAND。そのドラマーでもあった高橋氏の演奏は、30年以上経った現在も当時のソリッド感を全く失っていません。

SKETCH SHOWの「Turn Turn」を挟み、今度は今年8月に発表される新曲「Tokyo Town Page」と「The City Of Lights」。前回の再結成もそうでしたが、過去の代表曲で綴る同窓会ライブみたいな感じにはさせず、新しいものを確実にフィーチャーしてくるのがいかにも彼等らしくて素敵です。

ここまでは、昨年HASYMO名義で行われたライブと、ほぼ同じ構成で進みます。SKETCH SHOWの「Supreme Secret」、「Wonderful Secret」を続けて演奏したのち、まさかの曲が始まりました。

「Tibetan Dance」。この3人では、今回が初演のこの曲は、坂本龍一の曲であります。

YELLOW MAGIC ORCHESTRA散開の原因となったのは、APRYL FOOL、はっぴいえんど、TIN PAN ALLEYと歴史的なバンドを幾つも立ち上げてきた細野氏と、現代音楽の寵児としてもてはやされた坂本氏の音楽的対立だったと伝えられています。そんな背景からすれば、自身の代表曲をこのYELLOW MAGIC ORCHESTRAに持ち込むという事は歴史的な事であるとすら言えます。

年長者でまとめ役の細野氏と、天才がゆえに苦悩する若き坂本氏。YELLOW MAGIC ORCHESTRA散開後も何かとコラボレーションを重ねてきたこの3人が、本当の意味で仲違いしてしまう前にバンドとして解散を選んだのは、この20余年を振り返ってみると正解だったのかも知れません。

そして更に坂本龍一の「War And Peace」が続きます。美しい映像に、戦争と平和についての疑問のメッセージが乗ります。この曲は ”非戦” を唱える現在の坂本氏の活動を象徴しています。Londonのオーディエンスの目には、どう映ったのでしょうか。

そして、「Rydeen」へ。仰々しくせず自然に入っていくところも、終わった後の潔さも素敵。

ここ15年間、頑なに再結成を否定してきた彼等。それは、1993年の再結成が3人にとって不本意なものだった事も起因しての事。今、こうしてYELLOW MAGIC ORCHESTRAの名の下に3人が三度集まる事を決めた事に関して、本人達は ”年をとってどうでも良くなった” と表現していますが、それも面倒臭い事を避けたがる彼等のユーモアが成せるカモフラージュなのでしょう。

止まらないアンコールを求める声に、3人が再び現わます。すると、「Simoon」、「Techno Police」等と口々にリクエストを求めるオーディエンス。この国での彼等の人気が如何程のものだったかが窺い知れます。しかし、始まったのはSKETCH SHOWの曲、「Chronograph」。

彼等は再び退場しましたが、それでも終わる事を許さないオーディエンスに、2度目のアンコールが。そして、ここで遂に「Cue」が始まりました。この曲では坂本氏がドラムを担当する事もありましたが、今回はそのまま高橋氏が。この曲は、彼等の世界的な成功に目を付けた日本のメディアに翻弄され、まるでアイドルの様な扱いを受けてしまっていた彼等自身からの脱却の曲でありました。この曲、そしてアルバム「B.G.M.」と「Technodelic」ではミーハーファンを引き離す事に成功。後の3人の音楽性の礎となると共に、Ambient、Minimalに計り知れない影響を与える事となりました。

手掛かりが欲しい。多分、もう殆ど見付けている筈だから。

独特な高橋氏のヴォーカルが、電子音に息吹を与えます。日本に嫌気が差してこうして出てきてみても、日本人の素晴らしさに圧倒させられる。そして何より、こういう事が日常的に起こるLondonという土地の、憎らしさ。

例えば3人。気の合う仲間と、面白い事をする。そんな単純な事が、どうしてなかなか出来ないでいる。様々な事を、自分に問い掛け続けていました。

今年は、YELLOW MAGIC ORCHESTRAがデビューして30周年。そういえば僕が彼等の事を好きになったのは、10年前の20周年の時でした。中学生の僕は、少ない小遣いで一生懸命彼等のアルバムを集めていました。

名前に ”バツ” も付いていなければ、頭に ”HAS” とも付いていない、真のYELLOW MAGIC ORCHESTRA。

新たな時代への大胆な宣言をここに記した彼等 ”YMO” という亡霊はこれで、ようやく成仏出来るのでは無いでしょうか。

全ては、手を繋いでオーディエンスに頭を下げる、あの3人の晴れやかな笑顔の下に。



Setlist:

01. Ishin Denshin (You’ve Got To Help Yourself) --- YELLOW MAGIC ORCHESTRA
02. Sports Men --- 細野晴臣
03. Fly Me To The River --- SKETCH SHOW
04. Mars --- SKETCH SHOW
05. Flakes --- SKETCH SHOW
06. Riot In Lagos --- 坂本龍一
07. Ongaku --- YELLOW MAGIC ORCHESTRA
08. Rescue --- YELLOW MAGIC ORCHESTRA
09. Turn Turn --- SKETCH SHOW
10. Tokyo Town Pages --- YELLOW MAGIC ORCHESTRA
11. The City Of Light --- YELLOW MAGIC ORCHESTRA
12. Supreme Secret --- SKETCH SHOW
13. Wonderful To Me --- SKETCH SHOW
14. Tibetan Dance --- 坂本龍一
15. War And Peace --- 坂本龍一
16. Rydeen --- YELLOW MAGIC ORCHESTRA
 Encore 1
17. Chronograph --- SKETCH SHOW
 Encore 2
18. Cue --- YELLOW MAGIC ORCHESTRA



Citizens Of Silence
posted by Yoshitaka at 23:59| Comment(3) | TrackBack(0) | Diary - Live Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

やっとLondonに到着

ようやくLondonに到着しました。

1日目の昼間はBrick Laneに行って、夜はマリオカートしていました。あの伝説のドラマーが、こんなにマリオカート上手い人だったなんて。

さて、今日はいよいよYMOです。







「うるせえな、ライディーンや東風だけでYMOが回ってんじゃねえんだよ。」


「黙って観なさい、ちゃんとやるんだから。」
posted by Yoshitaka at 20:10| Comment(2) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月13日

香港到着(笑)

えっとですね、まず、定刻に中部国際空港を飛び立った飛行機でしたが、悪天候の為、香港に着陸不可。飛行機は急遽、中国の深センへ着陸し、3時間待たされた後、ようやく香港へ。すると今度は乗り換えの飛行機が8時間後。

という訳で、期せずして3度目の香港です。香港ドル持って来れば良かったー。



P.S.

Londonで空港へ迎えに来てくれる2人に、ここでも連絡を。

Heathrow空港到着は、現地時間14日朝5時45分です。多分迎えは厳しいと思うので、無理しなくて大丈夫です。
posted by Yoshitaka at 19:50| Comment(4) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

帰国します

お知らせ。

Londonに帰ります。

連絡先は、以前と同じく、あちらで使っていた携帯電話にお願いします。

何か、凄く長い間離れていた様に思いますが、まだ半年なんですね。

みんなに会いたいです。



今回から赤いの。

Passport



黒いの、お疲れ様でした。

Stamps
posted by Yoshitaka at 05:21| Comment(3) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月12日

歓喜の彼方へ

ニューアルバムという時点で複雑な気分でしたが。



Artwork 73



COLDPLAYのニューアルバム「Viva La Vida Or Death And All His Friends」。

THE POLICEみたいな「Life In Technicolor」から始まるこのアルバム。前置きの割には意外と各曲がコンパクトで、うまく咀嚼する間も無く進んでいく感じ。いつもの彼等らしく自然なサウンドが続き、「42」、「Lovers In Japan / Reign Of Love」あたりから上がっていく感じは見事。

今回は中でも後半に配されているシングル曲、「Viva La Vida」と「Violet Hill」。この2曲に、勘違いを本気で敢行した彼等の気迫を感じました。

ちなみに「Viva La Vida」は本人の弁によると、僕達の世代には馴染みのある、日本の有名なロールプレイングゲーム「ゼルダの伝説」の世界観にインスパイアされて出来た曲だとか。なかなか趣味が合いますね。

どれだけ周りに酷評にされ、弱虫だ鬱病だと罵られつつも、何度も世界を周り、こんなに素晴らしい歌を届けてくれるCOLDPLAYは、もしかしたら凄いバンドなのではないでしょうか。本当の意味で、メディアが無力化するのはこういう局面での事ではないでしょうか。

これまで、COLDPLAYの凄さに接触するタイミングというのは人それぞれ、あるか無いかは紙一重でした。それを遂に取り払ったのが、このニューアルバムではないかなと思います。

ラストの「Death And All His Friends」を聴き終えた時、前作「X & Y」を聴き終えた時と同じ感触を覚えました。やはり、こういう感情を受け付けるあたりが、Chris Martinの憎いところであって。いい加減それを認めなければと思いつつ、先延ばしにしてしまう僕もいる訳で。

僕の財産の1つに、2005年にCOLDPLAYのライブを観た、というものがあります。あのアルバム「X & Y」の後の、あのツアーで、という意味です。

COLDPLAYの凄いところは、凄くないところ。僕が昔から言って回っている台詞です。しかし、本当にその台詞がこれからも、通用するのでしょうか。

今のCOLDPLAYは、どんなに素晴らしいライブを観させてくれるのか。そう思いながら、観に行かないのが一番の楽しみ方なのかも知れません。

それでも普通に観に行くでしょうけれどもね。
posted by Yoshitaka at 23:59| Comment(6) | TrackBack(1) | Diary - Album Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月11日

KILLSWITCH ENGAGEに会ったよ

Killswitch



パルコにて。

タワレコに向かうエレベーターの中。途中からものものしい雰囲気の男達が乗り込む。ぱっと見て、目を疑う。

KILLSWITCH ENGAGEじゃん。

ちなみにタワレコの上はクアトロ。そうか、今日ライブか。

僕「びっくりしましたよ。」

KE「HAHAHAHA 今日は観ないのかい?」

僕「いやぁ、今日はちょっと。でもあなた達2回も観たことあるよ。」

KE「WOOO 何処でだぁい?」

僕「Londonで。SLAYERとIN FLAMESとツアーしてたでしょ。」

KE「What the hell!!! graxadddadddd!!!!(聞き取り不能)」


陽気な人達でした。
posted by Yoshitaka at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月09日

初来日4つも(全部メタル)

こういうニュースで盛り上がってしまうあたり、全然Heavy Metalから卒業出来ていない訳ですが何か。



1組目は、本格的な再結成としては10年振りとなる、FORBIDDEN。

Thrash Metalが好きな人なら説明不要のバンドですが、かつてはMACHINE HEADのRob Flynn、SLAYERのPaul Bostaph、STRAPPING YOUNG LADのGene Hoglan等が在籍した凄まじいバンドです。

Thrash Domination 2008で待望の初来日。今回はGeneも帯同して、あの巨体から繰り出される正確無比なツーバスを拝む事が出来ます。







2組目は、こちらもThrash Metalで、VOIVOD。

別に彼が加入しなくても元々素晴らしいバンドではありましたが、ご存知現在のベーシストは、元METALLICAのJason Newstead。2005年にギタリストのPiggyが逝去し、活動が滞っていたVIOVOD。ようやく活動開始かと思いきや、現在製作中のニューアルバムを区切りに解散する模様。ヴォーカルのSnakeは物理学者、ドラマーのAwayはグラフィックデザイナーと、各人忙しそうですが、Jasonはまた無所属に戻ってしまうという事ですね。METALLICA脱退後、何かと色々やっていますが長続きしませんね。

前述のFORBIDDENとVOIVODは、Thrash Domination 2008での来日となります。







3組目は、Heavy Metalの国Sweden出身、MESHUGGAH。

Death Metal、Doom Metal、Grind Core等派生していったHeavy Metalを、今一度1つに纏めた様なサウンドを聴かせる彼等。3年振りのニューアルバム「Obzen」のツアーで、Loudpark 2008に出演、意外にもこれが初来日。

彼等は同業者にファンを多く持ち、中でも有名なのが、TOOLが「10,000 Days」を作る際にこのMESHUGGAHからの影響を多く受けたという事。「Jambi」とかギターリフが完全にMESHUGGAHですもんね。

何だかTOOLを筆頭として、日本のメジャーで受けないバンドの色というのが決まってきた様な気がします。TOOL、MESHUGGAH、NEUROSIS、PITCHIFTER・・・。共通して言えることは、石になって聴く様なサウンド、日本では・・・。という事でしょうかね。これ以上はここでは言えません。







4組目は、もう今となってはARCH ENEMYのギタリストとしか認識されていないMichael Amottがかつて、鮮烈なデビューを飾ったバンド、CARCASS。

元NAPALM DEATHのギタリストBill Steerによって結成されたCARCASSは、Grind Coreのバンドとして世に出ました。ちなみにBill在籍時のNAPALM DEATHは、ヴォーカルが後にCATHEDRALを結成するLee Dorianというキチガイ編成。ちなみにこの編成で初来日。日本で一緒にツアーをしたのは、もちろん故Tottsuan率いるS.O.B.というキチガイツアー。

Grind Coreから徐々にDeath MetalへとシフトしていったCARCASSに転機が訪れたのは、Michaelの加入。新たなラインナップにより作り上げられた歴史的名盤「Heartwork」では、Death Metalにメロディーを持ち込むという矛盾に満ちた反則技が、CARCASSはもとより後のARCH ENEMYを以てしてアンダーグラウンドとメジャーシーンに結界の穴を開けたのでした。

その後、MichaelがARCH ENEMYに専念するという形で脱退、中心人物であったBillも続けて脱退し、バンドは解散。

元メンバー達はあれだけ再結成を否定していたし、MichaelはARCH ENEMYで世界的成功を収め、Billは悟りを開いてBluesに転向等、物理的にも再び活動を共にする事が困難に思えたので、再結成は本当に奇跡。

ちなみに、脳出血で倒れリハビリしていたドラマーのKen Owenも戻ってきたのか、と思いきや、代役にARCH ENEMYのDaniel Erlandssonがかって出たみたいです。

CARCASS自体は今回が初来日ではありませんが、Michaelを含む編成としてはこれが初、という訳で取り上げました。前述のMESHUGGAHとCARCASSはLoud Park 2008での来日となります。







何だかんだでCARCASSが一番観たいな・・・。


http://clubcitta.co.jp/001/thrash/

http://www.loudpark.com/08/
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2008年06月06日

今度は赤

今度は赤です。



Artwork 72



WEEZERのニューアルバム「Weezer (The Red Album)」。

青、緑、そして今回は赤。自信のあるアルバムにはバンドの名前を冠する、と言っていますが、今まで出た彼等のアルバムで駄作は無いですよね。

気持ちの良いギター、コーラスワークが入ってくる「Troublemaker」。WEEZERですね。何だそのコメントは、と言われても、WEEZERですから仕方が無い。

「The Greatest Man That Ever Lived (Variations On A Shaker Hymn)」の歌詞のあまりの馬鹿さに笑ってしまいました。こういう歌を真面目に歌うRivers Cuomoがたまらなく好きです。

笑える曲、格好良い曲、せつない曲。WEEZERには思春期の喜怒哀楽が全て詰まっています。高校の体育館の倉庫で、よく聴いていました。

STATUS QUOやMOTORHEADと一緒で、WEEZERも金太郎飴みたいなものですよね。もちろん多少の焦点の違いはアルバム毎にありますが、この先どれだけニューアルバムが出ようとそれは決して既成のWEEZER像からはみ出る事は無く、かつそれが世界中のWEEZERファンが望むものである、と。

STATUS QUOは40年間もFender Telecasterを2本重ねてBoogieのリズムを刻んだだけ、MOTORHEADは30年間もマイクスタンドを頭より高くして汚い音の塊を吐き出しただけで、何千万というレコードが売れ、何万人というオーディエンスが彼等のライブに足を運びました。WEEZERもこれから先、長きに渡り、いつも通り女にもてない男を演じて妄想癖、虚言癖の歌を書き続けていく事で、世界的な成功を持続させていくのだと思います。

エンディングの「The Angel And The One」。エンディングの曲がいつも、どうしてこんなにせつないんでしょうかね。

しかし、ここまで書いておきながら、どうもWEEZERの割にはうまく入っていけないアルバムです。

あと、彼等の全てのアルバムに言える事ですが、この短さがとても好きです。

WEEZERが9月に日本に来ますが、そのタイミングと場所がいろいろな懐かしい人や出来事と交差するみたいなので、気が狂ってしまわないか心配です。
posted by Yoshitaka at 23:59| Comment(3) | TrackBack(0) | Diary - Album Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月03日

Bo Diddley死去

Bo Diddley



Bo Diddleyが亡くなりました。享年79歳。

Rockはまたしても、偉大なギタリストを失ってしまいました。

3年前、LondonのThe Forumにて彼のライブを観ました。トレードマークの帽子と、四角いギター。歌とギターはもちろん、女性客をステージの上に上げたり、ドラムを演奏したりとその傍若無人振りがいかにもRock黎明期を担ったミュージシャンらしくて素敵でした。

その後、お会いする機会もありました。

緊張している僕を前に、無言でいきなり炭酸水を2本、一気に飲み干す彼。僕が見えているのか、見えていないのか分からない目線。何だか、同じ人間の様な気がしませんでした。生きる伝説とはそういうものなのでしょうか。

Arthur Kane、Dimebag Darrell、Billy(GUITAR WOLF)、James Brown。実際にライブで観たミュージシャンに鬼籍に入られてしまうのは、余計に生々しくて悲しい限りです。

あちらでもジャングルビートを聴かせてください。

ご冥福をお祈りいたします。


P.S. その時もらったサイン。ペンを拳で握り、小指の下から出たペン先で書いておられました。



Bo2
posted by Yoshitaka at 16:24| Comment(2) | TrackBack(0) | Music News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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