2008年03月31日

成田空港から南へ

今、成田空港にいます。これから南の島に行って短い春休みをとってきます。

今回の旅の行き先は、僕が旅する記念すべき30ヶ国目になります。世界には200ヶ国あるらしいので、まだまだですね。

実は、これだけ色々な国に行って来た僕ですが、成田空港に来たのは今日が初めて。今まで全て関西国際空港か中部国際空港でしたから、わざわざ東京から発った事が無かったのです。

噂のアレを観て来ましたが、レポートは後日。

では、また。
posted by Yoshitaka at 11:46| Comment(2) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月30日

Crucify My Fate

X JAPAN再結成後初のライブ、東京ドーム3日間公演の最終日をいよいよ迎えることになりました。

初日のライブ中にYoshikiが倒れ、以降の公演が危ぶまれはしましたが、無事にこなしたという中日。それを聞いて安心したので、特に心配はしていなかった今夜のライブ。

外で待たされる事も無く、定刻通りに会場に入ることが出来ました。しかし、昨日の様子見も含めて3日間ともここ東京ドームを訪れましたが、どの日もグッズを買い求める人達が長蛇の列を成し、売り場に辿り着くまで3時間待ちという驚異的な現象が起こっていたので、結局グッズは買えず仕舞い。

会場に入り、待ちの体制に。気長に構えよう。そう思っていたら定刻を20分程過ぎた頃、暗転。今夜は、いや、今夜のオープニングは、無事に始まってくれるみたいです。

赤と青の細かなライトで埋まる会場。スタンドから見ていると、とても綺麗。

始まりました。今夜のオープニングは、「Tears」でした。Toshiの声に導かれ、会場全体が合唱し、まるで賛美歌の様に聴こえました。

そして、シンセサイザーのイントロが静寂の中を貫き、「Rusty Nail」へ。2日間のライブを経て、恐らくToshiの声は疲れているのではないかと危惧していましたが、逆に勘を取り戻したのか安定して聴こえました。

MCを挟み、「Week End」へ。そして、Hideのコーナーへ。

今日のHideは「Miscast」と「Doubt」の2曲を歌ってくれました。今考えれば、Yoshikiの独裁政権が敷かれたX JAPANというバンドのライブに於いて、自分のソロの曲を演奏するというのは実に難しい事だったのでしょう。しかし、それが意図も簡単に出来たHide。どれだけYoshikiの寵愛を受けていたか、どれだけファンの支持を得ていたかが今更になって痛感させられます。

こういう演出を挟むのもYoshikiを休めさせる為なのでしょうが・・・。バラエティーに富んでいるのは良いのですが、バンドで演奏する曲を立て続けに観せて欲しかった、というのが本音です。

そしてこの後は、アコースティックセットです。今日は「Forever Love」。途中Toshiが感極まって泣いてしまい、歌えなくなってしまいながらも会場が合唱して曲を終えました。

しかし、中断が続いた初日のライブが嘘の様な、展開のスムーズさ、テンポの良さ。

バラの花束を持ってYoshikiが登場し、ファンサービスの後、ピアノに座って「Without You」。

そして、初日程の前置きも無く「I.V.」へ。この曲では今夜もSugizoが登場です。Sugizoが綺麗なコーラスを披露していると、彼の前にToshiとYoshikiが座って聴き入るそぶりをするという微笑ましいシーンも。

しかし恐ろしい事に、新曲なのにも関わらず公開3日目にしてオーディエンスのコーラスは完璧。気合が違うんでしょうね、気合が。

バンドもオーディエンスも、だれることなくそのまま「紅」へ。

今夜はYoshikiのコンディションも万全なのか、初日と違って彼のドラムに危なげな要素はありません。そういえば今夜は、ドラムを壊すパフォーマンスはありませんね。

構成的には、ここまでは初日と同じ様に進みましたが、今夜は更に続いて初期の彼等の定番曲であった「Orgasm」が始まりました。1997年の解散ライブでも久し振りに披露されたとは言え、これも予想外。

そしてここで、あのゲストギタリスト2人が登場となった訳です。

LIMPBIZKITのWes Borlandと、GUNS N’ ROSESのRichard Fortus。日本のメディアよりも先に海外のメディアが、再結成X JAPANのサポートギタリストを務めるのはこの2人であると報道していました。日本ではSugizoがサポートギタリストを務めると知られていたので、単なるガセネタだと思っていましたが、ここで登場しましたか。

僕が2003年にLIMPBIZKITのライブを観た時はWes脱退後だったので、Wesを観るのは初めてですが、全盛期には筋肉質だった体は今では随分華奢になっていて、顔のメイクでかろうじて判るくらいでした。

しかし、何故、この2人なのかは不明。

Sugizoも交えて、ステージ上には4人のギタリストが。まるで在りし日の「Extasy Summit」を観ている様でした。

途中、Yoshikiはドラムを降り、客席へ。昔の様に、オーディエンスに向かってCO2 (今は恐らく代わりの何か) を撒き散らします。その姿を見て、彼が何故、どんなに唯我独尊であっても許される理由が分かった気がしました。崇めたくなるのです。あれは、持って生まれたものに他なりません。

恒例の掛け合い、そして「Ode To Joy」のメロディーでギタリスト達がソロを執り、再び掛け合いを続けて終了。退場するメンバー達。

本当に、無事に観られて安心しました。これがX JAPANですか、なるほど。

アンコールは分断されていた花道が繋げられ、ファッションショーの様にモデルらしき女性が次々とそれを伝ってステージへと向かって歩いていきます。ステージには白人の女性が現われて、おもむろに歌い始めました。

どうやらVIOLET UKみたいです。歌は、2005年にiTune Storeにて発表された「Sex & Religion」。今まで本当に存在するのかどうかすら怪しい存在でしたが、ここでようやくその存在を確認しました。ただ、別にX JAPANの再結成にかこつけて観せられても、という気はしますが。結局、オーディエンスはどう反応していいか分からないまま、曲が終わってしまいました。

そして、2度目のアンコールではYoshikiが登場し、ドラムに座ります。思いのままに演奏し始めるYoshiki。そして、せり上がるドラムセット。

Yoshikiを乗せたままドラムは、花道を通り会場の中央へ。照明を受けて輝くクリスタルのドラム。この光景は、僕の頭の中で10年前の解散ライブとオーヴァーラップします。あの時のYoshikiも確か、あそこら辺にいた筈です。

ライブというよりは、映画を観ている様でした。悲し過ぎる記憶との、久し振りの対面。

思えば、僕が洋楽を聴く様になったのは、Hideの死が原因でした。Hideが死んで、悲しみのあまり何年もXの曲を聴く事が出来なくなってしまったのです。

更に言うと、Hideの葬儀の映像だけは、どうしても直視出来ずに今に至ります。

ドラムソロの最後の音と共に、打ちあがるパイロ。そして、向こう側のステージにはToshi。歌い始めた、「Endless Rain」。

ドラムに倒れ込むYoshiki。しかし、今夜は自ら立ち上がり、ステージに向かって歩き始めます。

あの時と一緒です。抱き合う2人。胸が苦しい。

歌い上げるToshiに被せて、Hideのギターソロが。僕がギターで初めてコピーしたギターソロは、この曲のギターソロでした。

演奏が終わり、バンドが去っても、終わらない合唱。いつまで経っても、誰も止めようとしません。

もう何回繰り返し、歌い続けたでしょうか。会場がほのかに明るくなり、全体がよく見渡せる様になっても尚、歌い続ける5万人のオーディエンス。

その時、突如として始まった、「World Anthem」。合唱は悲鳴に変わり、再び現われたメンバー達。先の3人のゲストギタリストも再び登場し、いよいよクライマックスなのでしょうか、「X」です。

恒例の儀式が始まります。何だかよく分からないうちに、取り込まれていきます。

Hideのあの台詞も、用意されていました。屋根の向こうに行けば、彼に会えるのでしょうか。

Toshiが掛け合いを始めると、ステージにいた全ての人間が入り乱れ、目で追うのが難しい程。いつの間にかToshiのいる所までやってきて、マイクを奪い、叫び、のたうちまわるYoshiki。艶かしい体に纏わり付く、茶色の髪。牙を剥いている様な表情でも、その目は澄んで、まるで宇宙の様。

男とか女とか、もう関係無いのでしょう。何ですか、この生き物は。美し過ぎます。

気が付けば泣いていました。それも、尋常では無いくらい。誰も一緒にいなかったのが幸いです。誰にもあんな不様な顔は見せたくありませんから。

このバンドに泣かされる事だけは避けたかったのに。

初日の悲惨なライブの事など、とうに忘れていました。

まばゆい光の中、帰って行く彼等。本当に、予期せずしてまたと無いものを観せてもらって僕は。

満足しきってしまった僕でしたが、どうやらまだ終わりそうも無い雰囲気。アンコールを求める声は一向に絶えず、会場も暗いままで、彼等がまたしてもステージ上に戻って来る事を暗示していました。

映像と照明効果が交差する中、幻覚の様にピアノの前に現われたYoshiki。紫の照明の中、ピアノのインプロヴィゼーションを始めたかと思ったら、その輪郭が次第にとある曲の旋律をなぞる様になっていきました。いや、そのインプロヴィゼーションに聴こえたパート自体、その曲の一部だった事に気付くまでに少々時間を要した、と言った方が正しいでしょう。

「Art Of Life」。それも、初日にYoshikiが倒れて中断したあの地点からの、再スタート。

全ての点が繋がり、線になりました。感動をゆうに通り越して、放心状態です。

Yoshikiだけではありません。Toshiも、Pataも、Heathも、もう同じ人間には見えませんでした。

彼等が解散した時、僕はもう死ぬまで、これ以上のバンドには巡り会えないんだろうと切に思ったものでした。

あれから、僕はMETALLICAに出会い、RAGE AGAINST THE MACHINEに出会い、TOOLに出会い、RADIOHEADに出会いました。

たいせつなのは、本当に世界で一番かどうかでは無く、これが世界で一番だ、この世の全てがここにあるのだ、と思わせてくれる事。

そして、今、この時を生きる僕達が、この先生きてもこれ以上無いと思える程の感動を、享受出来るかどうかという事。

歌い終えられた「Art Of Life」。Hideの人形を抱いて現われるYoshiki。そうでした。僕はこの男の涙を、10年間もの間忘れられずに生きてきたのでした。

音楽に永遠と自由を託した男達。そして、そんな男達が己の人生を賭したバンド。

音楽という意味を既に超えてしまった、1つの時代との逢瀬が今、再び。
posted by Yoshitaka at 23:59| Comment(3) | TrackBack(0) | Diary - Live Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月28日

Rusty Name

行って参りました。

外れて当然と思って申し込んだチケット、まさかのまさかで3日間中初日と最終日のチケットが当選。初めての東京ドームが、まさかX JAPANのライブになるとは。

HideのいないX JAPAN。このバンドこそはもう絶対に再結成しないと信じ込んでいました。もう終わったものなのだと。あの5人の男は、人々の記憶の中にだけ生き続ける宿命の星の下、生まれたのだと。

昼間は晴れていたのに、会場に到着する頃には暗雲がたちこめ、更には雨まで降ってくる始末。演出にしては出来過ぎです。

開場が遅れているとのアナウンスを聞かせられ、その間、冷たい雨にさらされひたすら待つ5万人の観客。誰も何も文句の声をあげる事無く。

結果、2時間遅れでゲートが開き、ようやく中へ。

会場に入ると、目に入ってきたステージセット。中心にはバンドのロゴを中心に配したエンブレム、両サイドには薔薇をいくつもあしらって、そこはもうYoshikiの世界。丁度XからX JAPANへと改名した1993年、「Art Of Life」の頃の様式を思い出させます。

開場が遅れた分、開演も遅れる訳ですが…。今日程長く感じられた事も珍しい。

時刻は間も無く夜9時になろうとしていた頃、ようやく暗転。悲鳴が交差する中、オープニングは「World Anthem」で来るのか「Amethyst」で来るのかどちらだろうかと思っていたら、始まったのは何と「The Last Song」。再結成した以上、触れられはしないだろうと思っていた曲。かなり意外な始まり方でした。

シルエットが映し出されるステージの上、聞こえてきたToshiの声。そもそも元を知らないので確かな事は言えませんが、全く遜色無く聞こえました。

バンドの登場を告げるあの有名なSEがかかります。次の瞬間、「Rusty Nail」のイントロが。そして、ギターリフの始まりと共にパイロが打ち上げられ、遂に姿を現したX JAPAN。Toshi、Yoshiki、Pata、Heath、そして、Hide。Hideのポジションに、彼の映像を映し出す円筒状のスクリーンモニター。

演奏とか楽曲とかどうでも良く、あの5人がまたあの名前の下、ひとつの場所に集っているだけでそれで全てな気がしました。

曲が終わり、Toshiの変わらないMC。 ”Yoshikiが遅れて” と遅延の説明を。やはりそうでしたか。そして「Weekend」へ。定番曲が続いた後は、打ち込みのトラックが始まり、バックに映し出されたHideが歌う「Scars」が。すすり泣く声が、会場のあちらこちらから聞こえてきます。

本当に、何故死んでしまったのでしょうか。それも、よりによって僕の誕生日の次の日に。お陰で死ぬまで、誕生日が来る度に彼のことを考えなければならなくなりました。

何故か歯切れの悪い所で曲が終わり、続いて始まったのは何と「Silent Jealousy」。僕がXで一番好きな曲で、しかもその演奏があまりに過酷でYoshikiの体にかなりの負担がかかるので、長らく封印されていた曲。

Hideのポジションには、ギターも衣装も黒で統一された見覚えのある男が立っていました。

Sugizoでした。

その昔、Hideの目に留まり契約を結び、成功へと歩み始めたLUNA SEA。あれから約20年後の今、まさかそのLUNA SEAのギタリストが、師であるHideの代役を務める事になろうとは。

演奏は常にHideのギターパートに同期させて行っているので、どこかぎこちない感じは否めません。それでも、各曲のギターソロでHideの姿が映し出されると、悲鳴の様な歓声が起こります。

Hideは、僕が生まれて初めてギタリストと認識し、憧れを持った人でした。

今、こういう心境でこういう場所に立たされているのは、彼と彼に憧れた人達の宿命だったのでしょうか。

Yoshikiのドラムは、やはり昔の様にはいきません。失敗が目立ち、弱々しく、精彩を欠いていました。曲の終わり、ドラムセットを壊し始めるYoshiki。何だかやけくそに見えました。

ステージが暗転し、今度はいきなりサイケデリックな照明に合わせて打ち込みのトラックが始まったと思ったら再び映像の中のHideが歌う「Pose」。ソロの曲ですが、X JAPANのライブに於いてもよく演奏されていました。

しかし、ライブの構成なんて完全に無視ですね。

しばらく中断した後、ステージ中央に椅子が3つ置かれ、Toshi、Pata、Heathによるアコースティックセットの体勢に。こういうものは今まで無かった試みです。

”10年間癒し系をやっていたので1曲目から声が裏返ってしまった” と自らをネタにして笑いを誘うToshi。その後も冗談を言い続け、笑いが起こる会場。彼がまともな話が出来る様になったのは喜ばしい事ですが、ここまで和やかなムードは要らない気がしました。

アコースティックで1曲だけ、ということで始まったのは「Say Anything」。

5人の中で唯一、僕が今までライブで観た事があったのはPataです。X JAPAN解散後にP.A.F.のライブで彼を観たのが丁度10年前の事。相変わらずのマイペースな雰囲気で、相変わらずの不思議な人。Heathは昔よりも若々しく、アニメのキャラクターの様なサイバーな衣装を着ていました。

曲が終わると3人は再び退場、また暫くライブは中断してしまいました。

Yoshikiが癇癪を起こして何処かへ行ってしまったのかも。そう心配していた矢先、花束を持って現れたYoshiki。ピアノに座り、隣にToshiが現れて始まった新曲「Without You」。彼等の昔の映像が映し出され、元気だった頃のHideの笑顔と、悲痛な歌詞がシンクロして涙を誘います。

続いてはこちらも新曲、復活を印した「I.V.」です。歌詞をバックに映し出し、オーディエンスにも一緒に歌わせます。

この曲ではSugizoが再び登場。ワーミーの効いたSugizoのソロが、まるで彼自身の曲かの様に見事にはまっていました。

次の曲に移る時、Toshiが ”それでは最後の曲を” と言うと、落胆の声が会場から上がり、何だか白けたムードの中、「紅」へ。

映像の中のHideがイントロのアルペジオを奏でます。今回はこれで良いでしょうが、これから彼等がもし本格的に活動を再開するとしたら毎回Hideの映像を使うわけにはいかないでしょう。認めたくはありませんが、彼はもうこの世にいないのですから。

Yoshikiのドラムは観ているこちらが心配になる程、危ういものでした。大丈夫なのでしょうか、残りの2日間。

伝説の曲が終わり、退場するメンバー達。Yoshikiは目に見えて機嫌が悪そうでした。

こんな終わり方では納得がいかないとばかりに、アンコールで呼び戻された4人。始まったイントロに対し、歓声よりもどよめきが起こる会場。何とそれは、「Art Of Life」だったのです。

演奏時間29分の長編を誇るこの曲。ライブで演奏されたのは、発表された1993年に2回のみ。この曲を演奏することにあたって各メンバーに課せられる任務が尋常ではない為、以後 ”再現不可能” として封印されてしまっていたこの曲を、まさかこんな場面で持ってくるとは。

これから更に29分も演奏してくれるのなら、と少し希望が差してきました。しかし、バンドの演奏が終わり、これからピアノパートへ、というところでYoshikiがドラムセットに倒れこみ、数人のセキュリティーに抱えられ、退場。いつの間にかほかのメンバーもいなくなっていて、そのままライブは終了してしまいました。

無常に照らし出される、広い会場の中。途方に暮れる人、泣き続ける人、呆れて帰る人。

僅か11曲 (映像のHideが歌う2曲も含む) で終了してしまったライブ。さすがにこれでは、明日、明後日に予定通りライブが行われるのかすら分からなくなってしまいました。

何だか後味の悪さだけが残ってしまったライブでした。古くからのファンが、 ”これがX JAPAN” 、 ”これがYoshiki” と言ってしまえば、それを受け入れることしか無いのでしょうか。
posted by Yoshitaka at 23:59| Comment(3) | TrackBack(1) | Diary - Live Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月26日

アーカイヴ: Hunting For Speechless

「ラーメンは豚骨しか食わんばい」っていう発言って凄くハイプだな、と。そうだよ福岡の嫌いなところはハイプなところで、好きなところはハイプかどうかという議論とは全く無縁の所で人々が生きているところ。


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2007 October 27


Chalk FarmにあるRoundhouseで行われているElectric Proms 2007。一昨日のPAUL MCCARTNEYに続いて、今日はBLOC PARTYを観に行きました。

2004年。僕がLondonに来た年は、U.K.は10年振りのBritish Rockの勃興とか囃し立てられて非常に騒がしい年でありました。

良いバンドもあれば、悪いバンドもありました。もとい、あんなムーヴメントなんか起こったところで端から信用なんてしていませんでしたけれども。あの年の思い出としては、THE LIBERTINESが目の前に映るメディアの中でどんどん崩壊していきながら、もうバンドが存在しているかどうか分からない様な状態で発表された2ndアルバム「The Libertines」が全英チャート1位を取った出来事が今でも頭に鮮明に残っています。

祭りが終わった今、結果として、こんな音痴なんか絶対に売れないと思ったFRANZ FERDINANDと、僕の大学の学祭にライブしに来てくれたのに誰も観に行かなかったこのBLOC PARTYの2つが、僕のフェイバリットバンドになったのでした。

BLOC PARTYはライブが素晴らしいという話をかねがね聴いていて、いつか観たいと思っていました。今夜はその絶好の機会。

この会場はステージまでの距離が近い反面、柱が多くてある程度前まで行かないと視界が悪くなってしまいます。今夜はバンドがバンドだけに、オーディエンスが若い人ばかり。いつも行くライブは、どうしても年上の人の方が圧倒的に多いものばかりですからね。何とかステージが良く観られる場所を確保し、開演を待ちます。

開演時間になり、シーケンサーの音をバックにメンバーが登場します。そして今夜はどういう訳か、バンドの後ろに合唱隊が。

ライブはニューアルバム「A Weekend In The City」と同じく「Song For Clay (Disappear Here)」で始まりました。静かに、息を押し殺すかの様に始まったライブ。曲の進行と共に、バンドとオーディエンスが徐々に呼応していきます。

曲は「Waiting For 7.18」へと繋がり、ギターの幻想的なオクターヴコードと合唱隊のコーラスがえもいわれぬ美しい旋律を紡いで、会場全体を包み込みます。

何と表現したら良いのでしょう。それはまるで、蝶の羽化を見守る様な気持ちでした。

いきなりオープニングから、彼等の世界に取り込まれてしまいました。期待はしていましたが、それにしてもこれほどのバンドだとは。

黒人がRockをするなんて周りにどう思われるだろう、と気にしてここまで来たという、フロントのKele Okeleke。単に黒人と言うだけでなく、彼の声は、僕にとある今は亡きミュージシャンの影を連想させました。

THIN LIZZYのPhil Lynottです。

黒人、Irelandというマイノリティーの出身であるにも関わらず、Hard Rock、Heavy Metalという鳥瞰してみれば一過性とも取られかねないジャンルに挑み、世界的な成功を収めつつ36歳の若さで他界した ”黒いダイヤモンド” 。彼の功績は世界中で称えられ、今も数多の後続ミュージシャン達に影響を与え続けています。

時代に背負わされた宿命、というものでしょうか。Keleの頭の中にPhilがいないとは、到底考えられません。

「Where Is Home?」と同系統の曲が続きます。Shoegazerや初期Post Rockの手法を純粋なPopsで再構築した様な、前半と後半の差異で劇的な演出を設ける曲が、ニューアルバムでは多く収録されていました。そしてそんな曲達が、ライブ映えしない訳も無く。同じLondonに住んでいて、何をどうすればこういう音を出せる人と会うことが出来たのか、悔しい思いです。

次にようやく1stアルバム「Silent Alarm」からおなじみの「Banquet」が披露され、ここから両アルバムからほぼ交互に曲を演奏する感じに。

KeleはMCで、何やら紙をオーディエンスに向かって見せます。その紙というのがどうやら処方箋だそうで、実は今日、彼は体調を崩して医者に掛かり、今夜のライブは中止しなければならないと医者に忠告されたそうなのです。それを構うものかとばかりに破り捨て、今夜ここに集まったオーディエンスに感謝の意を述べ、ライブを再開しました。

KeleはTHE WHOのPete Townshendと同じ様に、ギターの ”使い方” が巧いギタリストですね。もう1人のギタリストRussell Lissackとの絡みも素晴らしい。正統なリフやバッキングはもちろん、ほぼ効果音の様なトリッキーなソロを繰り出すのが彼の特徴。「Uniform」のソロ、「Price For Gasoline」のバッキング、ギターをメロディー楽器というよりパーカッションの様に捉えて演奏しているのが分かりました。

そんな攻撃的なギターを聴かせながらも、歌声はあくまで優しく、オーディエンスに切実に訴えかけます。

バックトラックとMatt Tongのドラムが導く「The Prayer」で、ライブは一旦終了。やはりKeleの体調を考えてなのか、セットリストは短めでした。

アンコールを求める声に応え、アコースティックギターを持って現われたKele。Russell、ベーシストのGordon Moakesと共にアコースティックで「Sunday」を歌います。ステージから降りて、どうやら客席のすぐ前まで来て演奏していた様です。

そして、彼等の事を ”文化祭の出し物” とこき下ろしたNoel Gallagherすらも ”聴いて涙した” と報じられた、「S.R.X.T.」。

合唱隊がいたからとかそういう事では無く、Keleの歌は全てを優しく包み込む、賛美歌のように聴こえました。

昇っていく。

2004年のMUSEを思い出していました。特にオープニングでの持って行かれ様は、匹敵していました。

「The Pioneer」で再び締め括るも、再度アンコールを受けて出て来てくれた彼等。今夜の最後に、という事でもう本当にBrit Popみたいな感じにオーディエンスも一緒になって「Helicopter」をやってくれました。「One」や「Enter Sandman」で神妙にきめた後、おまけに「Die Die My Darling」とかをやってしまうMETALLICAみたいで素敵です。

アルバム僅か2枚でここまでの領域に到達してしまいながらも、親しみやすさは恐らく、僕の大学や近辺のローカルなパブでライブをやっていた頃と変わらない、庶民のバンドなのでしょう。最後の「Helicopter」のあの感じを、これからも持ち続けていて欲しいと願うばかりです。



Setlist:

01. Song For Clay (Disappear Here)
02. Waiting For The 7.18
03. Where Is Home?
04. Banquet
05. Kreuzberg
06. Uniform
07. Price Of Gasoline
08. This Modern Love
09. The Prayer
 Encore 1
10. Sunday
11. Flux
12. S.R.X.T.
13. The Pioneers
 Encore 2
14. Helicopter



Hunting For Speechless
posted by Yoshitaka at 04:49| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary - Live Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月22日

アーカイヴ: Every Phrase You Take

祝、THE POLICE来日、という訳で。


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2007 September 9


近頃、過去活躍したバンドの再結成が頻発して新旧のファンを喜ばせています。しかし、そんな中で、不可解な再結成も多々見受けられます。

Jim Morrison抜きのTHE DOORS、Layne Staley抜きのALICE IN CHAINS、Paul Weller抜きのTHE JAM・・・。ここまで来るともう意味が分かりません。

また、主要メンバーがある程度揃っていたとしても、過去の栄光を汚す事になりかねません。裏では信じられない額のお金が動いている訳で、当人達はそんな事、気にしていないのかも知れませんが。

今夜はそんな再結成ブームの中に於いても、今この時代にという意味付けよりも何よりも、ただでさえそこに揃って立っている事がもう奇跡そのもの、ましてやそんな彼等の紡ぎ出す音と言ったら、そんなバンドのライブを観に行きました。

THE POLICE。解散から23年たった今年、まさかの再結成。メンバー達はもう結構な歳です。しかし、同じく ”歴史に名を刻んだ3ピースバンド” であるCREAMと比較しても、若さこそ成せた業、というものはこのバンドには無い気がします。簡単に言えば、CREAMなんていうバンドは歳を取ってしまったら再現不可能な訳で、そこのところこのTHE POLICEは若さに関係無い普遍的な音楽を当時からしていた、という事です。

ですから、このバンドの再結成に関しては、非常に肯定的な意見を持つ事が出来ました。

会場は、Twickenham Stadium。5万人収容、Londonの中ではWembley Stadiumに次ぐ広い会場です。一昨年はU2、昨年はTHE ROLLING STONESと、毎年1回はこの会場に来ていました。

THE POLICEも母が好きだったバンドの1つで、Stingというミュージシャンが如何に誠実な人なのか、という話をよく聞かされました。

高校教師を辞め、妻子を連れてLondonへ向かい、ミュージシャンになる決意をした当時26歳のSting。無謀というか家庭を顧みない駄目男というか、もしあのままこの男が心変わりを起こさずに高校教師を続けていたら、もう10年ぐらい余計にRock、Popsは突破口を見つけられずに当ても無く飽和状態を彷徨う羽目になった事でしょう。

時は1977年。右を向けばPunk Rock、左を向けばHeavy Metalという時勢に、デビューしたその時から彼等の居場所は何処にもありませんでした。

結局、居場所が見当たらなければ、自分達が新しい動きの中心となれば良いだけの事だと気付いた彼等に、音楽界はリセットを掛けられる羽目に。

彼等は確かに、当時世界で一番危ないバンドでした。

随分日も短くなりました。こういうスタジアムの会場では、開演時間に日没が間に合わず何だか白けた演出でライブが始まってしまうのが残念ですが、今回は大丈夫。BOB MARLEYの「Get Up, Stand Up」がかかり始め、暗転。遂に、始まります。

暗いステージの上で、人影が動いています。そして、スポットライトに照らされ、Andy Summersの姿が見えました。

粒の立ったクランチのギターが刻む、「Message In A Bottle」のイントロ。時が止まりました。

3年前、Royal Albert HallでSTINGを観た事がありました。以前FOO FIGHTERSのライブのレヴューで ”宇宙飛行士が地球に降り立った後” の話をしたと思いますが、Stingもまた然り。Rock界のカリスマだった彼はTHE POLICEの解散と共に地上に降り立ち、哀愁のPopsメーカーへと姿を変えたのでした。ですから、彼のライブを観に行って、彼はRockでは無くなった、などと言う事は全く的を得ていない事なのです。

しかし、今夜のStingはまるで別人でした。こんなにかっこいい人でしたっけ、彼。

今夜のStingは、3年前に観たストリングスやダンサーを後ろに従えたStingでは無く、3ピースバンドのフロントを務めるStingです。余計なものは何も持たない、歌とベースだけで勝負を挑む裸のミュージシャン。再結成CREAMでのEric Claptonも、今夜のStingくらい昔の勘を取り戻してくれたら良かったのに。

2人の後ろには青いドラムセットに囲まれたStewart Copeland。スタジアムとあってステージセットも結構なものですが、照明は至ってシンプル。それはまるで、彼等がNew YorkのC.B.G.B.でライブをしていた頃を髣髴とさせるかの様に。

不思議な感覚が僕を包みます。例えば、同じ再結成でもPIXIESやRAGE AGAINST THE MACHINEを観た時の感想というのは ”これがあの” というものでしたが、QUEENやASIAを観た時には ”久し振り” という様な、デジャヴが起こるのです。

これだけは、遺伝かな、と思うんですよ。

THE POLICE健在を宣言したセンセーショナルなオープニングから、「Synchronicity II」へ。するといきなり、それまでシンプルだった照明が青、黄、赤の3色のランダムな模様を描き出します。もちろんそれは、名盤「Synchronicity」のアルバムジャケットを連想させるもの。

手短な挨拶をオーディエンスに告げた後、雰囲気は打って変わってReggae調の「Walking On The Moon」が始まりました。Stingの透き通るような高音は、今も変わりませんね。

「Driven To Tears」での遊びから曲の進行に戻っていくJazzの様な演奏、たまりません。よくもこんなに息が合うものですね。あれが阿吽の呼吸というものなのでしょうか。他の2人なんてうわの空、1人ずつ別々のステージに立っているんだと言わんばかりの井出達で、あの演奏ですからね。

こうして次々と、今再び往年の名曲達に命が注入されていきます。

Sting、Stewartは共に55歳。Andyは何と64歳。見た目も若いし、ステージ上で動き回る姿からもとてもそんな歳には見えません。特にStewartのドラムと言ったらもう言葉を失う程の素晴らしさ。これまでCarl Palmer、Dennis Chambers、Danny Carey等世界の名立たるドラマー達を観てきましたが、Stewartも今日から、僕の中の忘れられないドラマーの1人です。

「Every Little Thing She Does Is Magic」では「Ghost In The Machine」のアルバムジャケットが映し出されます。THE POLICEと言うと、何かと「Synchronicity」が取り立たされる感がありますが、僕はこの「Ghost In The Machine」も彼等の違う側面が現われていて好きですね。ジャケットのアートワークと相成って、キャッチーながらも整合感のあるサウンドが内省的な世界観を構成するこのアルバム。3ピースバンドマニアとして知られる矢野顕子も、このアルバムをフェイバリットに挙げていました。

Stewartが要塞の様に並べられたパーカッションを動き回りながら演奏する「Wrapped Around Your Finger」、人種問題を提起させる映像と共に演奏される「Invisible Sun」等、落ち着いた曲が続きます。「Walking In Your Footsteps」を綺麗に歌い上げるSting。THE POLICEというバンドは、他の有名な3ピースバンドと同じく、すんでのところで演奏が成り立っているバンドだと思います。それは他の3ピースバンドに見受けられる様な、一音でも抜けたら演奏が崩壊するという危機が成す化学反応とかでは無くて、各々の受け持つパートの位置関係が、それこそ太陽系で惑星直列が起こる程の奇跡に近い確率でしか起こりえなかった、偶然の巡り合わせという危うい成り立ち。

「Can’t Stand Losing You」で再び徐々に盛り上がり、そして遂に解禁された、「Roxanne」。何でしょう。もう体中の力が抜けてしまいました。

伝説が、歴史が、目の前で音を立てて動いていました。

やつれた後、気が着いたら3人はステージを去っていました。

何とか気を取り戻したら、もうアンコール。「King Of Pain」でたちどころに連れ込まれ、「So Lonely」で心を奪われ、そして、「Every Breath You Take」で付きまとわれてと立て続けに。ステージ上には3人だけ。3人だけで、よくもここまで無限に広がるかの様な可能性を提示してくれたものです。彼等のデビューから30年経った今でも、まだその恩恵を受ける余地は残っていそうな気がします。

シンクロニシティー。共時性。

僕が何年も探しているもの。何年も、その意味を理解しようと努めているもの。

違う惑星に生まれたのかも。本人達をしてそう言わしめる程、性格の噛合わない3人がこれ程の音楽を遺し、何十年間も世界中で愛され続けている。

2度目のアンコールは、何と「Next To You」。1stアルバム「Outlandos D’amour」のオープニング曲。この曲で彼等は、またSEX PISTOLSみたいなPunk Rockが来たと思い込まれ、デビュー早々ラジオで放送禁止の扱いに。何から何まで、センセーショナルな話題に事欠かないバンドでした。

伝説は、伝説が伝説になった後に生まれた僕にも、伝説を観せてくれるチャンスをくれました。

伝説が、伝説へと帰っていきます。

その吐息、足跡、彼等の全てを、目に刻みつけて。

ありがとう。さようなら。



Setlist:

01. Message In A Bottle
02. Synchronicity II
03. Walking On The Moon
04. Voices Inside My Head
05. When The World Is Running Down
06. Don’t Stand So Close To Me
07. Driven To Tears
08. Truth Hits Everybody
09. Hole In My Life
10. Every Little Thing She Does Is Magic
11. Wrapped Around Your Finger
12. De Do Do Do De Da Da Da
13. Invisible Sun
14. Walking In Your Footsteps
15. Can’t Stand Losing You
16. Roxanne
 Encore 1
17. King Of Pain
18. So Lonely
19. Every Breath You Take
 Encore 2
20. Next To You



Every Phrase You Take
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2008年03月19日

鴉が鳴くから

待たせ過ぎな人達が多くて困ります。



Artwork 67



THE BLACK CROWESのニューアルバム「Warpaint」。

再結成後初、前作「Lions」からは7年振りとなる待望のニューアルバム。まず、オープニング「Goodbye Daughters Of The Revolution」なんですが、何ですかこれ。

こんなにレイドバックしているTHE BLACK CROWESのアルバムは、過去全アルバムを見返しても見当たりません。バンドの真骨頂とも言える歴史的名盤「The Southern Harmony And Musical Companion」や「Amorica」、何だか音が綺麗になり過ぎた感のあった「By Your Side」や「Lions」の頃と比べても、随分違います。

続く「Walk Believer Walk」はLED ZEPPELIN調の趣。4曲目「Evergreen」でようやくTHE BLACK CROWES印が見えたといった感じでしょうか。「Wounded Bird」ではBrit PopとCountryの融合みたいなサウンドが楽しめます。これがそれこそリアルタイムで聴いた「Lions」の感じに一番近いかなという感じ。

ラストに至るまでに何かこう、決めてくれるかと思いきや、リラックスムードのうちに終わってしまいました。

ところで、ふと思い立ってクレジットを見たら、Mark Fordが再び脱退した後に加入したPaul Staceyはプロデューサーとしてクレジットされているものの、ギタリストは別の人になっていました。そのギタリスト、Luther Dickinsonという名前を見て驚きました。まさか同姓同名なだけではと思ったものの調べてみると何と、NORTH MISSISSIPPI ALLSTARSのフロントを務めるLutherでは無いですか。

彼の加入が、ここまでTHE BLACK CROWESをCountry寄りにしてしまったのでしょうか。Robinson兄弟も、歳をとったという事なのでしょうか。

発表になる随分前から、2008年一のRock ’N’ Rollアルバムはこれしかない、と思い込んでいたのですが、如何でしょうか。

本国U.S.では既に売れに売れているこのアルバム。稀代のバンドの復活作としては少々掴みが弱い気がしてならないのですが。良いアルバムには変わり無いのですがね。

Mark、また戻って来ないですかね。
posted by Yoshitaka at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | Diary - Album Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月18日

サードアイ

家と病院と職場を行き来する毎日ですが、何とか気丈に頑張っています。みんなの温かい言葉が身にしみます。いつも本当にありがとう。

さて、今日は久し振りに栄に行きました。久し振りだったので、春ものの服を物色しつつ、鬼の様にCDを買い漁りました。下手したら今年一番期待していた新譜かもしれない7年振りのアレをようやく買いました。アメリカではもう既に凄まじい売れ行きだそうで。勿体ぶらせて今は自分が行った彼等のライブのブートレグを久し振りに聴いています。彼等は絶対に、ライブで観るべき。僕の頭は暫くの間、このバンドの音で埋まります。Remedy Remedy Remedy Remedy Remedy・・・


・・・もうすぐバンドも始まるので、ギター練習しないと。果たして社会人にバンドが出来るのかは謎ですが。


全然話変わりますが、とうとうKING CRIMSONが再始動だそうです。メンバーはRobert、Adrian、Tony、PatにPORCUPINE TREEのGavin Harrisonが加わるとの事で、師弟共演ですね。ちなみに、来年「宮殿」から丁度40周年という事で「宮殿」の時のメンバーが再結集、という話もあるみたいですが「宮殿」以後に各メンバーがどこのバンドに行ったかを考えると、ツアーでもしようもんなら天文学的なギャラを要求される事でしょう。


全然話変わりますが、どうやら円高みたいですね。1ポンド193円は有り得ない。今のうちにゴソッと円をポンドに換えておこうかな。1ポンド250円もした頃は、逆にそれを円に換えて嬉しい思いをしたものでした。どうやら僕は為替相場に運がある様です。


全然話変わりますが、名古屋でブートレグが買える店をどなたか教えてください。


全然話変わりますが、 ”良いアルバムが作れなくなると、途端に世界平和や環境問題の話をし始める奴がいるよな。” Keith Richards


全然話変わりますが、今月末に台


全然話変わりま


全然


zzz
posted by Yoshitaka at 03:44| Comment(2) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月11日

またしても訃報

上田現   (1961-2008)



Ueda Gen



突然過ぎる訃報が続きます。

昨年、LA-PPISCHが再結成したのは、こういうことが原因で、とか考えたら悲しさでやりきれなくなります。

誰が言うまでも無く、多彩なミュージシャンでした。元ちとせの「ワダツミの木」を作ったのもこの方です。

がんに殺される人は、なかなか減りません。殺されないでください。

ご冥福をお祈りいたします。

・・・よりも、ぱやぱや〜って言った方が良いのかな。


http://www.uedagen.com/
posted by Yoshitaka at 02:48| Comment(0) | TrackBack(0) | Music News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月07日

さらば盲目の天才ギタリスト

Jeff Healey   (1966-2008)



Jeff Healey



Ike Turnerに続き、またも偉大なギタリストがこの世を去りました。

全盲ながらも、指板を上からなぞる独特の演奏方法と繊細な音色で世界を虜にした天才ギタリスト。癌に侵され闘病生活を続けながらも、死の直前まで第一線で活躍し続けた彼。昨年、僕が一時帰国で日本に行っている時、すれ違いで彼がU.K.ツアーを行っていた為、遂にその姿をライブで観る事が出来なかったのが悔やまれます。

名盤「See The Light」で鮮烈なデビューを飾ってから、今年で丁度20年。まだ41歳という若さでした。

今頃は、Stevie Ray Vaughanとの再会を祝してセッションでも始めた頃でしょうか。

ご冥福をお祈りいたします。


http://www.jeffhealey.com/


You've been seeing the light more than we have. My thought goes to you and your family. Thank you for your wholehearted blues.

R.I.P.
posted by Yoshitaka at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | Music News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月03日

RADIOHEAD来日決定

RADIOHEAD来日決定です。今のところ、東京公演だけ。いや、埼玉でした。

前回にもまして、酷い会場。

続いて大阪公演の発表だそうですが、こちらも嫌な予感。

それにしても、福岡みたいな田舎にいたらろくにライブも観られない、と少し前まで思っていましたが、近頃は名古屋も無視される様になってきましたね。大阪も東京も近いから別にいいですけれども。


http://www.creativeman.co.jp/2008/radiohead/index.html


posted by Yoshitaka at 23:30| Comment(3) | TrackBack(0) | Music News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月01日

4年前の今日

4年前の今日、19歳の僕はギター1本持って日本を離れました。

あの頃は全てに於いてラディカルで、もうこれ以上待てない、との思いに脅され、渡英を決意したのでした。

無難に日本の大学に行けばいいものを、と、僕を引き止めた人は数知れず。でも、あれが無かったら今の自分もなかっただろうし、今いるかけがえの無い友人達にも会えなかったと思うと怖くてなりません。

今、僕の影武者をLondonに遣わしているのですが、代わりにHampstead Heathにて感傷を味わっている模様。あと4ヶ月もすれば、僕もLondonに帰れる。今は、日本でしか出来ないことをしよう。

4年前の僕は、今の僕を見て何と言うでしょうか。今の僕は、19歳の僕は幼稚だなとしか思えませんが。

という事は、もうすぐこのブログも4周年。Londonでの大学受験のさなかに始めてしまって、3日坊主で終わると思いきや、4年も続くとは。いつもありがとうございます。

今日は久し振りにゴーヤーチャンプルーを作りました。僕の作る料理を、食べてくれる人がいる。幸せなことです。



言うまでもありませんが4年間、Londonで数え切れない程ライブを観ました。THE BEATLESの「Hey Jude」、THE ROLLING STONESの「(I Can't Get No) Satisfaction」、PINK FLOYDの「Wish You Were Here」、QUEENの「Bohemian Rhapsody」、JOY DIVISIONの「Love Will Tear Us Apart」等、まるで国歌の様な扱いを受ける程England国民に愛される曲の数々をライブで聴いてきましたが、中でもこの曲程、生で聴けて感動した曲もありませんでした。

死んでもいなければ解散もしていない、本人そのものだったからというのもありますが。雨の降りしきるHyde Parkで、10万人のオーディエンスがこの曲が始まると同時に歓声を上げ、一斉に見ず知らずの隣の人達が互いに肩を抱き合い、手を繋ぎ合って合唱したあの瞬間が忘れられません。


posted by Yoshitaka at 02:43| Comment(2) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする