2007年09月29日

フェアウェル

おかしい。ついさっきまで、エーゲ海と青い海が目の前にあった筈なのに。

寒い。

息が白い。

また近所で人が撃たれた。

1日に2回も喧嘩売られた。

Londonに帰ってきました。

今月に入って、4人も友人がLondonを後にしました。

以前は去って行く人もいれば新しく来る人もいて、面白い人達が集まっていたこの家も、ひどく静かになりました。

別れというのは人の世には付き物。そして、僕はそれに対していちいち感傷的で、どうもいけません。男らしくないと言うか、何と言うか。

どうなるんだろうと思っていました。彼と離れなければならなくなる時に。

突然過ぎました。

取り敢えず、おめでとう。

空港に見送りに行っても、彼がゲートをくぐって行っても、全く実感が沸かず。

彼の姿が見えなくなって、帰ろうか、となったその時。ふと気を抜いたその時。

堰を切って止まらなくなる涙。

駄目だ、また泣いてしまった。

まともに歩けなくなってしまった僕を横で支えていてくれた友人もいつの間にか泣いていて。

うちら、もう長いことこの国にいて、年取っちゃったのかなあ、と。

いや、違う。

うちら、もう心がボロボロなんだよ。

傷は癒えないままどんどん増えていって、それだから嬉しいことでも悲しいことでもすぐに心に沁みて、何だかよく分かんないけどすぐにこうなっちゃうんだよ。

まるで「限りなく透明に近いブルー」みたいだなって。



つらい時も楽しい時も、一緒にいてくれました。

冷やし中華を作って食べた暑い夏も、凍えながらタバコを吸った寒い冬も、テロがLondonを襲ったあの時も。

日本、フランス、アメリカ、スペイン、香港、イタリア・・・。お互いいろんな国を行き来していて、部屋を留守にする事も入れ違いになる事もよくありました。

家に帰ってきて、2階に上がって、空になった彼の部屋を見たら、ああ、今度はもう帰ってこないんだって。また泣けてきて。

実はね、10月こそ、一緒に何処か旅行に行けるんじゃないかって思っていたんだよね。

いつか、フォアグラを食べにハンガリーに行こう。

その前にもちろん、フロリダに会いに行くから。

おめでとう。

元気で。



Shunsuke
posted by Yoshitaka at 22:16| Comment(7) | TrackBack(1) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月23日

エーゲ海の離島より




今回はBGM付きでお楽しみください。












Santorini 03


I dig my toes into the sand













Santorini 04


The ocean looks like a thousand diamonds












Santorini 05


Strewn across a blue blanket












Santorini 07


I lean against the wind












Santorini 06


Pretend that i am weightless












Santorini 09


And in this moment I am happy












Santorini 10


Happy












Santorini 08


I wish you were here












Santorini 02


I wish you were here












Santorini 11


I wish you were here












Santorini 12


I wish you were












Santorini 01


Here
posted by Yoshitaka at 07:54| Comment(5) | TrackBack(0) | Diary - Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月17日

エーゲ海を目の前に3ヶ国語通訳

今、アテネにいます。

暑い。空は雲ひとつ無い。食べ物は美味しい。人は優しい。英語が何処でも通じる。

何で今まで来なかったんだろう。ギリシャ最高です。イタリアもフランスも完封負けです。

特に人の優しさは異常。道に迷う隙も、地下鉄の切符を選ぶ隙も与えてくれません。ギリシャ人万歳。スリもいたけどね。

ここではギリシャ語通訳の方も迎えて、3ヶ国語通訳。パリもそうでしたが、会議の時間が長い。しかし、終わった後にカリーナ教授が我々をアクロポリスが見渡せるレストランへ招いてくれ、素晴らしい景色と美味しいギリシャ料理で仕事の疲れは何処かに消えていきました。

今日、両親達を空港まで見送りに行き、また1人旅の再開です。

母が死ぬ前に行きたいと言っていた、パリのオランジェリー美術館へ連れて行けた事が、僕にとっては何よりの収穫でした。

昨年のLodnon出張で会った母は衰弱しきっていて、人はこうやって死んでいくものなのかと思ったものでしたが、今回は予想に反して元気になっていたのでとても安心しました。

5人で行動していた旅行がいきなり1人になると、さすがに寂しいですね。市街地に戻る電車の中で、物思いに耽っていました。

本当に、仕事では無く、純粋な旅行でこういう落ち着ける場所に母を連れて来たい。でも、いつになったらそんなことが出来るんだろうか。そして、その時まで母は元気でいてくれるのだろうか。

いつ死ぬか分からないとか言うなバカ。病気なんてさっさと治せバカ。親に向かってバカとか言うなバカ。でも手術の日程を延期してまで海外出張を組んでしまう程、母はバカだ。誰の言うことも聞かない。

ほったらかして、巻き込んで、人の人生を引っ掻き回して、どれだけ恨んだか分からない。

でも、頼むから、頼むから、死ぬなんて言うな。


青い空、青い海。


ここは絶対に、男が1人で泣きながら佇む場所では無いと思うんです。
posted by Yoshitaka at 03:59| Comment(8) | TrackBack(0) | Diary - Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月15日

パリ第10大学臨床心理学科

境界性人格障害?

アスペルガー症候群?

何それ?え?いいから訳せって?


さすがにパリともなると、大学の学長も学部長もファッションデザイナー並の格好。素晴らしいです。

日本からわざわざ来たとあって、学長、学部長まで我々を出迎えてまるでVIPの様な待遇。しかし、両親はあくまで、大学内を案内されつつ ”オー、ベリーナイス、ワンダホー” を連発しながら写真を撮りまくる典型的な日本人でありました。まああれですよ、こんなのが日本の辺鄙な端っこにあるイモQ大学から来た日本代表なのであります。ドンマイ。

何でも両親が日本から持って来た研究内容というのは国際的にも先端を行くものらしく、内容もかなり高度。いくら英語が出来るからといっても、心理学の知識を何も持ち合わせない僕が通訳をこなすのは至難の業。しかも相手は国際ロールシャッハ学会の権威。間違いは許されません。


しんどーい。寿命が縮まるー。


明日はアテネに飛びます。頑張ります。
posted by Yoshitaka at 07:29| Comment(4) | TrackBack(0) | Diary - Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月12日

母と子の会話、Between Paris and London

先程の電話での会話・・・



Yoshitaka 「もしもし、もうパリですよね?今どこにいますか?」

母 「うん、それよりもスリッパが無いの。あれ、スリッパスリッパ」



Europeの旅に於いて、スリッパ持参は死活問題です。

では、行ってきます。
posted by Yoshitaka at 09:30| Comment(4) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月09日

北からの帰還そしてまだ旅は終わらない

16日間、アイスランドと北欧4ヶ国とバルト3国つまみ食いの旅から帰国しました。

アイスランド。まあ一言で言えば、別の惑星です、あそこ。目に映る何もかもが、今まで住んでた世界と違う。見渡す限り一面の溶岩。植物は殆ど苔ばかり。そして、台形の形をした山々から迫り来る氷河。夜中になっても沈まない太陽・・・。

もしくは、世界の終わり。アイスランド人は、そこの番人なのかも知れません。

デンマーク。偶然にも人魚姫の誕生日に居合わせました。

スウェーデン。一番観光地らしい場所。でも今まで行った国の中で一番食べ物が不味かった。

フィンランド。魚が美味しくて泣きそうでした。

エストニア。ロシア語とかわかんねえよ。エストニア産の靴下には気を付けましょう。

ノルウェー。首都オスロのみの滞在。フィヨルド行かなきゃ意味無いじゃん。



・・・早く旅行記を書かないと中野三希子みたいになってしまうのですが、早くも3日後に次の旅が始まってしまうという。

てか、オスロからハンブルクに行く夜行列車まで見つけたのに、予定の期日にハンブルクからLondonに戻る飛行機が見当たらなくて乙女(片方は嘘)2人組との再会は果たせず。ごめんなさい。結局オスロから帰ってきちゃいました。

ギリシア、暑いといいな。観光出来るかどうか分かりませんが。通訳が務まるのかどうかも分かりませんが。

明日は再結成THE POLICEのライブ。最後の来日公演(確か1981年)を見逃した母親の仇を取って来ます。Andy Summersは地味に僕のギターヒーローです。Yamaha時代は随分あの人に鍛えられました。THE POLICEの曲をコピーした事がある人なら分かるでしょうが、人間の指はそんなに開きませんって話。







明後日はありーごに会いにOxfordに行ってきます。ありーごのばかー。

その次の日はパリ行きの列車の中です。しゅんすけのばかー。

それでは皆さん、ごきげんよう。
posted by Yoshitaka at 09:51| Comment(5) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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