2006年07月29日

Chadが

タモリに絡んでた。

多分生まれてこの方、今一番レッチリが好きかも。

「By The Way」もライブでの展開を想定しての作りだとすれば、納得がいく。今なら聴けるかも知れない。好きになるのに4年かかりました。


師  『ここ一番のオシャレサンがよ!!!』


今、杉並区のちょっとしたカオスの中にいます。
posted by Yoshitaka at 11:44| Comment(4) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月25日

意外性を演出

インターネットに慣れ親しんで長い年月が経ちました。近年ではブログやミクシィ等も登場し、新たな出会いが幾つもありました。

そんな中で、実際にインターネット上で知り合った方々とお会いしてみる。すると、皆さん揃って僕を前にして ”クールな人だと思っていましたが” という言葉を口に出されるのです。

狙い通りと言えば、そうですね。このブログはその様にして書かれていますから、実際の僕の人格とは殆ど正反対の人物像が、ここを通して僕の事を知ってくださった方々には描かれているのでしょう。

あと、日常の事をあまり書かないのも原因の1つですね。実際は相当馬鹿な事ばかりして生活しています。

それでもやはり、音楽の話題に触れようとした時は人が変わります。そこでしょうね、唯一ブログでの僕と実生活での僕の共通点は。
posted by Yoshitaka at 15:43| Comment(4) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月23日

責任は小説の中から生まれる

近頃、また本を読み始めました。

何故かは良く分からないのですが、随分と長い間、本を読んでいませんでした。より中心の近くに引越して来た事や、インターネットの環境が整った事も原因にあるかもしれませんが。

まだ僕がこの国に来たばかりで、London南東の郊外に住んでいた頃、娯楽が周りに何も無く、何処へ行くにも本を携えて出掛けたものでした。Hammersmithの再開発に取り残された教会のベンチや、夏の一連のライブ、フェスティヴァルが終わった後のHyde Park・・・。そんな都会の一角で、時間を気にせず本を読むのが好きでした。

そのうち、大学に入学し、バンドやバイトも始まり、なかなかそんな時間も見つけられなくなってしまっていました。本を読むのを止めてしまった何か他の理由が、もしかしたらあったのかも知れませんが、もしそうだとしても思い出せません。とにかく、いつからか本を読まなくなりました。

そして近頃になって、地下鉄やバスの中での移動時間を無性に何かに遣いたくなって、思い立った様に読書を始めました。

というわけでまず、買ってから1年以上も放置してあった村上春樹の「海辺のカフカ」を読んでいます。

そして、遂に村上春樹の小説にRADIOHEADが出てきたんですね。Thom Yorkeもさぞ喜んだに違いありません。

僕がもし女性で、性同一性障害で、ゲイだったら、こんな人になったに違いないという感じの登場人物に出会いました。彼女、いえ彼は、こんな事を言っていました。

”想像力を欠いた狭量さや非寛容さは寄生虫と同じで、宿主を変え、形を変えて何処までも続く。そこには救いは無い。でも、僕にはそういうものを適当に嘲笑して遣り過ごしてしまう事が出来ない。” 

寧ろこれは僕の台詞では無いかと。
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2006年07月17日

Scar Issue

バンドを代表する名盤とまでは言えなくとも、ニューアルバム「Stadium Arcadium」の出来の良さで何とか古くからのファンの溜飲を下げる事となったRED HOT CHILI PEPPERS。今日はその2年振りのU.K.ツアー、London公演3日目を観て来ました。

4年前の福岡マリンメッセで初めて観た彼等のライブから数えて、彼等を観るのは今回で4回目。しかし、4回目にして初めて、スタンディングで観る事が叶いました。今まではスタンド席やジェネラル・アドミッションでしか観られなかったので、ステージは遥か彼方。でもそれが、彼等と僕の ”距離” なのだと思って納得してはいましたが。

会場はアリーナ級のEarls Court。前回彼等を観たのは8万人収容のHyde Parkでしたので、ひとまずは観易い事が有難いです。

アリーナ級、スタジアム級、または野外のフェスティヴァルまで、前方に居られれば会場の規模なんて何の事は無いんですよね。しかし、こんな至近距離でRED HOT CHILI PEPPERSを・・・。長年愛し続けたバンドだけに、想いも募ります。

暗転と共に、ステージ上に現われるFlea、John Frusciante、Chad Smithの3人。おもむろに、互いの音を確認し合うかの様にジャムを始め、やがてそこへAnthony Kiedisが加わり、「Can’t Stop」へ。前回のツアーからオープニング曲として定着したこの曲、もう既にオリジナルヴァージョンからは掛け離れたものを感じます。それだけ、彼等は楽曲をライブに於いて昇華する能力に長けているのです。

続いては「Dani California」。オーディエンスとの呼応は完璧です。新しい曲の筈なのに、もう何年も演奏され続けてきた様な雰囲気がありますね。アルバムより先に発表されたこの曲で、僕は今のこの場を確信したと言っても過言では無いでしょう。

そして、「Scar Tissue」。このバンドは本当に、技を幾つも持っています。

今回のライブでの再発見、もちろん「Stadium Arcadium」を聴いた時にも確認出来ていましたが、それはJohnのギター。オープニングのジャムから、やはり違うなとは思っていましたが。暴言を吐いてしまえば、今が一番JohnがJohnらしく聴こえる様な気がしました。長い間追い求めていた、もしかしたらJohn自身も追い求めていたのかも知れない姿が、そこにはありました。特に、「Throw Away Your Television」のソロと言ったら・・・。僕が前作「By The Way」を嫌う理由は、何よりあの気迫の無さでした。それを完全に払拭し、鬼気迫るギターソロで楽曲を境地に至らせるJohn。「Stadium Arcadium」も、アルバムそのものや楽曲の完成度、音色のセンス云々よりも僕はまずJohnのギターに耳が行きました。「Mother’s Milk」で聴いたあのギターが、実に久し振りに帰って来た、と。

まさか聴けるとは思っていなかった「Blood Sugar Sex Magik」、そしてJohnの歌うSIMON AND GARFUNKELのカヴァー「For Emily Wherever I May Find Her」も素晴らしい。しかし、何故ここまで雑多に幾つもの違ったエッセンスが集められて、1つのショウとしてまとまるのでしょうか。寧ろそれ以前に、彼等の手による演奏を通すと、何故どんな曲でもここまで共通したRED HOT CHILI PEPPERSの色が出てくるのでしょうか。つくづく魔法という言葉が良く似合うバンドです。
そして、「Nobody Weird Like Me」のイントロが聴こえてきた時は呆然としてしまいました。「Mother’s Milk」収録の曲をライブで聴いたのはこれが初めてです。

ここ、Earls Courtは、70年代にLED ZEPPELINが歴史に残るライブを行った会場として世界的に有名になりました。よって後続のバンド達も、この会場でライブする際は必ずLED ZEPPELINへの敬意を表します。2年前MUSEが「Heartbreaker」をカヴァーした様に、彼等も「White Summer」をカヴァー。
そして、Londonに因んでかTHE CLASHの「London Calling」まで・・・。もしやと思ったら的中。「Right On Time」に続きます。そう、DVD「Off The Map」で観られるあのパフォーマンスと一緒です。憎い演出です。こういう時です。ファンをやっていて良かったと思えるのは。

シングルカットされた「Tell Me Baby」も、かなりの好反応を得ていました。「Stadium Arcadium」からの曲は殆ど僕の好きな、彼等らしい曲ばかりを演奏してくれて嬉しかったです。

FleaとJohnが向き合ってインプロヴィゼーションを始め、「Californication」を始めるのも今まで通り。それにしても、今回は「Californication」からの曲が少ないのが残念。あくまで個人的な感想ですが。その後は、Fleaがスキャットをしながら珍しくメンバー紹介。そして、オーディエンスに向かって ”We thank you” と連呼しておりました。

本編ラストは「By The Way」。2年前のHyde Parkでこの曲は既にライブ栄えする曲に化けていました。今回も演奏は素晴らしい。この感じを、レコーディングにも活かして欲しかったのに。

アンコールは、まずChadのソロから。この人のドラムは、シンプルなドラムセットからカラフルなリズムを刻むのももちろん、どんなに暴れてもその1音毎の安定感が素晴らしい。僕の周りのドラマーが皆揃ってChadを崇めている理由が分かります。

「Under The Bridge」。何度聴いても感動します。Johnのギターとコーラス、一体どれだけ歩けばあそこまで辿り着けるのでしょうか。やはり彼は、僕の憧れに他なりません。テクニックや予備知識や、そんな些細なものに凌ぎを削るのでは無く、純粋で危険な感性を育てたい。

ラストは「Give It Away」、これも「Off The Map」のバージョンで始まりました。後半Johnのギターが随分変わっていました。何かもう、今まで観たJohnとまるで別人でした。Hyde Parkのライブの時も相当素晴らしかったのですが、それは内省的な、枯れたトーン使いの素晴らしさでした。今回はそれとは違って本当に奔放なプレイをしていて、息をするのも忘れるくらい観入ってしまう瞬間が幾つもありました。音ももちろん、ギターを弾き倒すその姿に。

「Around The World」や「Other Side」が演奏されなかったのには驚きました。そして、今回も「Suck My Kiss」は無しでした。でも、それはごく個人的な事。

恒例の、ラストにFleaとJohnが向き合ってするジャム。あれを初めて観た時、彼等の向かう方向が分かった気がしました。

昔に観た様な姿というか、 ”本当はこうなのではないか” と思っていた姿というか。今、彼等はそんな感じなのではないでしょうか。

いや、もう完全に僕の主観で言ってしまえば、彼等はというか、Johnがですね。彼1人の違いが、RED HOT CHILI PEPPERSの違いなのではないでしょうか。前回と今回のライブの印象の違いは、紛れも無く彼の違いに起因するものですから。

今回、観に行くかどうか正直迷っていましたが、次からは迷わず行くとします。それが良かろうと悪かろうと、その方向を教えてもらった以上、僕はついて行こうと思います。



Scar Issue
posted by Yoshitaka at 23:59| Comment(6) | TrackBack(0) | Diary - Live Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

また海

何かと心配される事が多いこの頃ですが、引き篭もりもせず人並みの生活を送っています。あまりここでは日常の事を書かないので、そう心配されるのでしょうね。どうもすみませんでした。

さて、今日は僕達の家に集まる友人達と一緒に海に行きました。2週間前にも行った、Bournemouthという所です。

まあ、海です。

泳ぎました。未来の日本代表ゴールキーパーに散々いじめられました。徹夜明けでそんな事が出来るなんて、彼の将来は約束されている様なものです。

日焼けで背中が痛いです。先月までの半端無い忙しさから開放されて、近頃はこんな感じでよく遊んでいます。

しかし、まさか2週間後にまたここへ来るとは・・・。でも、前日に無理な事をしてしまった所為でかなり精神的にも肉体的にも回復してしまい、存分遊べました。

是非また行きたいですが・・・。Englandの夏は短い。



Umi
posted by Yoshitaka at 04:50| Comment(7) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月16日

歌録り

以前ここで書いたレコーディング、今回はヴォーカルを執りました。自分のヴォーカルをレコーディングしたのはこれが初めてです。というか寧ろ、自分の作った曲で自分がヴォーカルを執ったのすらこれが初めてです。

以前にも書きましたが、この場の空気と言うか、そういうものの一切が、やはり僕には似合っているような気がしました。

イギリス人のエンジニアはレコーディング中絶えず冗談を言っていて、終始和やかな雰囲気でレコーディングを終えることが出来ました。予定の関係でマスタリングに立ち会えないのが残念ですが、暫く後完成された音源が届くのを待つ事にします。

また、向き合って、再び。殆ど感覚で書いた1つのフレーズ、その意味が妙に伝わったのが嬉しかったです。
posted by Yoshitaka at 10:47| Comment(3) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月14日

例の娘の件について

買ってしまいました。



Artwork 47



LILY ALLENのデビューアルバム「Alright Still」。

夏頃からこの国のメディアを席巻し続け、近頃は何やら日本でも人気みたいな彼女。説明するよりも先に、家でこのアルバムをかけていたら、遊びに来る友人達の反応の良さに驚きました。JAMIROQUAI並みですこれは。

オープニングの「Smile」に始まり、「Friday Night」、「Shame For You」等、意外とメロウな曲が多いこのアルバム。ラストは弟に向けた、「Alfie」。こんなかわいい姉がいて、羨ましい。

先行シングルの「Smile」と「L.D.N.」が話題を呼んでそのガーリーなイメージがまず付きましたが、売れ線のPopsかと言うと全然そうでは無くて、アルバムで聴くとその本格的なトラックに、徒者ではない雰囲気を匂わせています。バンドの音が凄く良く作り込まれていて、単純に格好良いんです。2年前の自分には気付かなかったんでしょうね、こういう方向は。完全にここLondonで身に付いた趣向です。

センチメンタルな女の子の心情を、放送禁止用語をふんだんに散りばめて照れ隠しをしたこのアルバム。ストレートでも意外と手が込んだ作りになっているので、聴く度に新しい発見がありそう。しばらく手放せないで。僕のローテーションに組み込まれ続けることでしょう。

今、話題のMySpaceで人気を得てきたそうなのですが、これからもそういうアーティストが多く出て来そうですよね。それはそれで、良いのか悪いのか分かりませんが。

元々SkaやReggae等ルーツを探る音楽が盛んなLondonの事、こういうキャラクターがメジャーのフィールドで登場するのは何ら不思議では無いのでしょう。次作はElectronica、Raveなんかの趣向に向いていたりするかも知れません。

それと何より、Londonの街中によくいる様な、ごく一般の人に近い彼女のキャラクターが、親しみを覚えさせるのでしょうね。普通にパブに友人と飲みに行ったら、カウンターでサイダー飲んでいそうですもん。あとは、言葉遣いが汚いところや、気に入らないものへの批判を絶えず行っている事も、実にLondonらしくて好感が持てます。

21歳という若さを武器に、CHRISTINA AGUILERAやBRITNEY SPEARSに向かって中指を立て、暴言を吐きながらチャートを登って行く姿は、痛快そのもの。アイデンティティーの無い女性シンガーが闊歩するPopsシーンへの、良きアンチテーゼになる事を期待します。
posted by Yoshitaka at 23:59| Comment(7) | TrackBack(0) | Diary - Album Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月13日

先生の手癖

RADIOHEADのニューアルバムの代わりに届けられたのがこちら。



Temp 41



THOM YORKEのソロデビューアルバム「The Eraser」。

まさか、ソロデビューだなんて。本当に驚きました。Londonの街中では今、このアルバムの試聴機を兼ねた異様なオブジェがあちらこちらに出現して話題になっています。

「Amnesiac」期の様なピアノのイントロで始まる、オープニングのタイトルトラック「The Eraser」。JOHNNY GREENWOODのソロデビューアルバム「Bodysong」がRADIOHEADの歴史を復習しながら進むサウンドだった様に、このアルバムもまた、そういう聴き方が出来そうです。

未発表の音源を基に作られたというこのアルバム。それでも、聴いた感じでは解散した後のバンドがレコード会社との契約解消に出す未発表曲集みたいな印象はありません。ソロアルバムという事で、やはり歌が基本。演奏によるギミックは控えられていて、耳に残る曲が多くあります。「Black Swan」、「The Clock」等、どれもシングルに出来そうなキャッチーさ。

いつの頃からか、Thom YorkeはじめRADIOHEADの面々は、ニューアルバムでの収録曲を平等に扱う傾向にあります。毎回それだけの完成度を誇っているという事なのでしょうが、本作もそんな雰囲気がします。Thomは、レアそうに見えるこれらの曲を満遍無くプロモーションし、機会があれば隅から隅まで演奏する事でしょう。

世間的にもThom自身としても、このアルバムにそこまでの仰々しい意味は課せられていないので、落ち着いて聴けば良い作品かと思います。あの頃と一番違う部分は、そこかと思います。時間の経過を待たずして、ここまで優しく聴こえたThomは、今回が初めてかも知れません。

ラストの「Cymbal Rush」、美しい。これまでの作品も全て、結果的にはこう聴こえていた筈なのですが、どうもトラウマというのは恐ろしい。

RADIOHEAD。今では本来その媒体であったものが、頭の中で一人歩きしてしまっています。動く彼等の姿をこの目で観た、今も尚。

あれだけ散々ツアーで披露したRADIOHEADの新曲の数々は、これでまたしばらくお預けとなりました。何か予期せぬ事が起こったのでしょうか、本作の発表は、急な、そして不思議な展開でした。

そうして待っている傍ら、話題をもたせる為に、とは到底思えない、珠玉の1枚です。
posted by Yoshitaka at 23:56| Comment(2) | TrackBack(0) | Diary - Album Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月12日

狂ったダイアモンド、逝く

つい先程、PINK FLOYD関連の記事を載せたばかり。そして、DAVID GILMOURとROGER WATERSのライブのレビューも書き終えたばかり。そして、待ちに待ったDVD「Pulse」を昨日買って観たばかり。そこへ、まさかの訃報。

Syd Barrett、死去。

2度と人前に出る事は無いと分かっていても、この世の何処かに彼が生存しているという事実が、どこかでDavid Gilmour、Roger Waters、Nick Mason、Richard Wrightの4人を繋ぎとめていました。

PINK FLOYDの神秘の象徴は、本当に神秘の世界へと旅立ってしまいました。



How I wish, how I wish you were here.

We're just two lost soul swimming in a fishbowl year after year.

Running over the same old ground, what have we found?

The same old fear.

Wish you were here.



ご冥福をお祈り致します。




http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/5169344.stm

http://www.nme.com/news/pink-floyd/23570

http://www.davidgilmour.com/

http://www.barks.jp/news/?id=1000025302&m=oversea

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=59930&media_id=21
posted by Yoshitaka at 03:52| Comment(2) | TrackBack(0) | Music News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月11日

スイカ

今日は珍しく、スイカを発見したので買って家で食べました。

爽やかな甘い匂いが夏ですね。



Suika
posted by Yoshitaka at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月08日

7月7日 London

1年前の今日、Londonで同時多発テロがありました。

あの日の朝の事を、今でも鮮明に覚えています。情報が錯綜し、一体どれ程の規模で起こっていたのかも分からないまま、繋がらない電話で必死に連絡を取ろうとしていました。

止まないサイレン。次々と封鎖される幹線道路。いつも使っているバスが、地下鉄が、道路が、駅が破壊され、その見慣れた場所から次から次へと運び出される人々。

あの恐ろしさは、この場にいた人にしか分かりません。

だからあの日から僕達は、精神的な繋がりを求めるようになったのです。

生きる事への執着を、死にたい人達の音楽に寄せて。

犠牲になった方々のご冥福をお祈りすると共に、真摯なる怒りと願いをこの街から世界へ。
posted by Yoshitaka at 08:27| Comment(3) | TrackBack(0) | Diary - Daily Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月06日

THE WHO そして再会

取り敢えず、電話線が復旧したので・・・。

10年前、THE WHOによるオペラ「Quadrophenia」の再演が行われたHyde Parkにて、今年から始まるフェスティヴァルHyde Park CallingのヘッドライナーとしてTHE WHOがライブを行いました。

THE WHOがツアーに出るという事も僕には特別な事でしたが、今回はもう1つ。

2年前、LondonのTHE WHOのライブで知り合ったVermeer軍曹(HN)と、2年振りの再会。そう、再会の場はまたしてもTHE WHOのライブ。

彼が日本に帰国なさってから暫くしてブログというものが流行り出し、お互いにブログを始め、やがてMixiというものが流行り出し、繋がりは更に密になり・・・。そして今年、ワールドカップの観戦にドイツに来られるとの事でしたので、Londonにも立ち寄ってTHE WHOを観てはいかがと僕が誘ったのでした。

そして、ライブの方は・・・。今では荘厳ささえ感じさせる「I Can’t Explain」のリフから始まり、まさかやるとは思わなかった「The Seeker」、2年前のあの時と同じ様に「Who Are You」でのPete Townshendのキレっぷりに歓喜したり、「Baba O’riley」に励まされたり・・・。THE WHOは観る度に、僕が忘れかけていたもの、僕に足りないもの、その全てを気付かせてくれる ”手がかり” を作ってくれる気がしました。

2年前、まだ日本の地を踏んでいなかった最後の大物を観たあの時と、また同じ瞬間を同じ方と共有出来たのは貴重な思い出になりました。Londonまで来てくださった事に感謝です。

また次の再会もTHE WHOのライブだったりして、とか冗談を言いながら、彼は日本へと帰って行きました。

旅の出会いは一期一会と言いますが、2年前、ほんの僅かの時間を共に過ごしただけでここまで僕に構ってくださる事に感謝です。また是非お会いしましょう。



THE WHO
posted by Yoshitaka at 21:36| Comment(2) | TrackBack(0) | Diary - Live Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月05日

王子の帰還

複雑です。



Temp 40



MUSEのニューアルバム「Black Holes And Revelations」。

発売前からとやかく言われてきたこのアルバム。誰もが競って感想を述べたがるであろうこのアルバム。僕は冷静に、というかそこまで待ち望んでいた訳でも無かったので普通に発売まで待って手に入れました。

「Take A Bow」、「Starlight」から続く冒頭3曲がいかにもMUSEらしいイントロダクションで格好良いですし、ラジオで聴いて危惧していた部分は、CDの音源で聴いてみる事で解消出来ました。全くMUSEのニューアルバムとして問題無いのでは無いでしょうか。しかし、そう言って数秒後に思い出すのが、前作「Absolution」。

そう、MUSEはあの「Absolution」を作ったバンドなのです。「Absolution」というアルバムは、そうは簡単に消化出来るものではありません。だから彼等もそれを意識して新しい路線に踏み入ったのでしょうし、これは意欲作として捉えても良いのでしょうけれども。如何せんMatt Bellamyのやる事ですからね。否応無しに期待もしてしまうし、彼の生み出すものは盲目的に崇拝しなければならないという脅迫観念もありで、正当に評価するのは難しい。

ただ、1つだけ確かなのは、ライブで聴くこれらの曲はやはり恐ろしいであろうと言う事。バンドたるもの、ライブで真価が問われるもの。MUSEのライブは、アルバムとはまるでかけ離れた次元で展開します。先月行われたLondonでのシークレットライブをラジオで聴いていて、それを改めて確認しました。

単体で聴けば全く遜色の無い「Map Of Prblematique」あたりを聴くに、惜しいと思ったり、嬉しいと思ったり。

全てはあのシングル曲がいけないのかと言えば、確かにそう。

ここまで書いてしまって全然関係無くなってしまったのですが、ラストの「Knights Of Cydonia」、どう考えてもHeavy Metalですよね。Brit PopやIndies Rockで味をしめ、それが全てだと思ってディストーションを通わせる事の意味を知らずに育って来た人達は、こういうところで痛い目を見るんでしょうね。Matt万歳。

こうして、ニューアルバムは何とか。あとは、ライブを観るのかどうか。僕の中で2004年に観た彼等のライブは、1つの到達点であるからして。非常に複雑です。
posted by Yoshitaka at 23:59| Comment(5) | TrackBack(0) | Diary - Album Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月04日

海に行きました。海水浴に行くのなんて、おそらく3年振りくらいです。

Londonから電車で2時間。Englandの南端、Bournemouth。この国にこんな立派なビーチがあるなんて知りませんでした。そこそこの人手、何より快晴の空。夏です。海です。僕は夏が1年で一番好きです。芸術的では無いと言われようとも。

久し振りに海で泳いだら、本当に楽しかったです。正直こんな表現を使うのはどうかと思うのですが、青春です。

殆ど日中の時間を浜辺で過ごし、というか熟睡し、随分日焼けしました。今日の夜からシャワーが苦痛になりそうです。

ここBournemouthは、近頃Londonに引越して来たばかりの友人が住んでいた街でもあります。随分のどかで綺麗な街に住んでいたんですね。

しかし、今度は友人達と一緒にまた2週間後あたりに来ようという話も。確かに楽しいけれど、疲れるのがどうにも。



Umi
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2006年07月01日

Several Wishes

ここへ来て遂に、長い間思い描いてきたPINK FLOYDという計り知れない宇宙の成分が解き明かされる事と相成りました。DAVID GILMOURのライブから約1ヶ月、今度はROGER WATERSがLondonでライブを行いました。

会場は、DAVID GILMOURがライブを行ったRoyal Albert Hallと向かい合うHyde Park。昨年の7月、25年振りにRoger Watersを含むラインナップでPINK FLOYDが再結成を果たした場所でもあります。

しかし、世界中が夢にまで見た世紀のバンドの再結成は、そのまま継続される事は叶わず。Roger、そしてDavid Gilmourの両者は再びお互いの道を進み始めました。

DAVID GILMOURのツアーメンバーにPINK FLOYDのキーボディストRichard Wrightが参加すると伝えられれば、ROGER WATERSのツアーメンバーには同じくPINK FLOYDのドラマーNick Masonの参加が決定する等、和解した筈の両者の対立は結局続いているかの様。

今回のROGER WATERSのLondon公演は、Hyde Park Calling 2006と題された2日間行われるフェスティヴァルの1日目に充てられています。これは今年からHard Rock Cafeが主催する事になった新しいフェスティヴァルとして、Live 8の1周年を記念し、第1回目の今年は同イベントに出演したROGER WATERS、THE WHOをヘッドライナーに迎えて開催されました。

ROGER WATERSと言えば僕には1990年Berlinの壁崩壊を記念し空前の規模で行われた「The Wall」完全再現ライブが連想される辺り、野外でのライブが相応しいアーティストだという印象があります。今回も野外でのライブとあって、どんな演出、効果に於いても制限は無く、落ち着いた内政的なソロ活動を指標とするDAVID GILMOURとは正反対に破格の規模を約束してくれる事でしょう。

定刻になってもまだ日は沈んでおらず、また、野外なので始まりのキューが分かりにくく、その事がオーディエンスに緊張感を与えます。

待ちに待ったRogerの姿がステージ上に現われると、その緊張は解放され、思い思いに腕を挙げ、歓声を挙げ、指導者の登場を讃えます。オープニングは「In The Flesh」。バックに映し出された交差するハンマーのマーク、そして、腕を交差させ掲げるメンバー達・・・。この光景、何度と無く文章や映像で目にし、いつかこの目で観る日を望んで止まなかった、この光景。DAVID GILMOURが「Breathe」でそれを僕に叶えさせてくれた様に、ROGER WATERSもまた、こうして。

彼のライブの演出はやはりただものではありません。後方に設置されたステージと同じサイズ程もあるスクリーン、そしてその前に設置された格子状のライトが、演奏される楽曲のイメージを着色します。

「Mother」。途中、歌詞の ”Mother, should I trust the government?” の部分ではオーディエンスが揃って ”No” と。オリジナルでDavidが歌っていたパートは、サポートギタリストや女性コーラス隊が担当します。Rogerのソロ活動期間がもう随分長いので、この形態も板に付いて違和感も無く、あたかもこれがオリジナルであったかの様な印象を受けます。もっとも、この時期の曲というのは完全にRoger独裁の下製作されたものであり、彼の頭の中では初めからこの様に聴こえていたのかも知れませんね。

続いては何と、今回のライブに於いては随分異色の選曲であると言える、2ndアルバム「A Saucerful Of Secrets」からの「Set The Control For The Heart Of The Sun」。バックには若き日のRogerの姿が。PINK FLOYDのファンなら誰しもが言う事ですが、Rogerは現在の姿の方が若い頃よりも遥かにかっこいい。若い頃の彼と言えば、いかにも狂人といった様相を呈していましたからね。それにしてもスマートな歳のとり方をして来たんですね彼は。

それでも、「Shine On You Crazy Diamond」を経過し、「Have A Cigar」とセットリストは時代を遡り、「Wish You Were Here」へ。DAVID GILMOURのライブのレビューにも書きましたが、やはりこの曲が歌われる時には2人が揃って居て欲しい。スクリーンにはもちろん、Syd Barrettの姿が。

「Southampton Dock」、「The Fletcher Memorial Home」、そしてライブでのPAの常識を完全に無視した壮絶な「Perfect Sense」と、Roger主導期PINK FLOYDからソロへと時代を追って移行しているかの様にライブは進みます。

彼の実体験をもとに書かれた新曲「Leaving Beirut」では、スクリーンに映し出される劇画調の若き日のRogerとステージ上のRogerがその歌詞を一緒に歌います。常に社会主義思想が息づく彼の歌詞には、当時から一貫して欧米社会に対する警告が聴こえて取れます。現在の世界の状況への憂いを、過去に体験した母国Englandの汚れた歴史との対峙を照らし合わせたこの曲もまた然り。しかし、この曲がそれまでの彼の曲と違うのは、サウンド、歌詞の両面に於いて彼独特の難解さが見られないという事。彼らしからぬ、実にストレートで不器用な曲調には、彼が世界に伝えなければならない事があり、そしてそれは今であり、もうこれ以上待っていられないのだという事を痛感させられました。

第1部は「Sheep」で終了。この曲が収録されたアルバム「Animals」に縁のあるBatterseaという場所は僕の家のすぐ近なので、スクリーンに映し出される有名な豚の映像に今改めて親近感を覚えていたのが新鮮でした。ここでも、4チャンネルのPAを巧みに使ってオーディエンスを驚かせていました。意外にもこんなライブは初めてかも知れません。

インターヴァルを挟み、第2部は遂に今回のツアーのメイン、「Dark Side Of The Moon」の完全再現。そして、ここからPINK FLOYDのドラマーNick Masonが演奏に加わります。

「Speak To Me」が始まります。そして、「Breathe」へと移行し、「On The Run」、「Time」・・・。あのアルバムのオープニングが今1度、表現方法の限界を呈して演奏されます。不意に後方から聞こえる効果音、立体的な音像、PINK FLOYDというバンドが如何に驚異的で、未来を見据えていたバンドなのかを想像するに余る、迫真のパフォーマンス。

それだけに、70年代のPINK FLOYD特有の抽象的な空気を司っていたRichardのシンセサイザーも、厳選された音数で壮絶なインプロヴィゼーションの応酬を他パートと繰り広げていたDavidのギターも、この場に在ってくれたらと願うばかりでした。
以前にも、Roger脱退後のPINK FLOYDが「The Division Bell」に伴うツアーで「Dark Side Of The Moon」の再現をしていましたが、そちらは逆にRogerのベース、バンドの統率権が失われ、どこか虚しいものになってしまっていました。やはりあの4人の下で作られた世紀の名盤を再現するのならば、あの4人が揃って然るべき体制で行わなければ ”完璧” なものにはならないでしょう。元はと言えば再結成されたPINK FLOYDによってこのツアーを行いたいとRogerは言っていただけに、余計に残念に思うのです。

しかし、ROGER WATERS名義で行われたこのライブに、決して解雇主義だとか商業主義だとかそういう批判を被せるつもりはありません。例えもしそうだとしても、それら全ての否定的なレッテルを完全に払拭出来るだけのものを、Rogerは目の前に差し出してしてくれたから。

「Brain Damage」、そして「Eclipse」で終わりへ向かう、33年目の演奏。この時この場所に立ち会った全ての人達の人生の中でまた演奏され続けるであろう、月の裏側に人の生き様をなぞらえた抒情詩。

2ヶ月前、この「Dark Side Of The Moon」は通算1500週(約28年)もの間、ビルボード・チャート上位200位にランクインし続けたと公式に認定されました。売り上げ枚数は測定方法の違いにより諸説ありますが約5000万枚と考えられており、今も20秒に1枚の割合で、世界中で売れ続けているとあります。

このアルバムの何がそうさせるのか・・・。これは、人の精神の移り変わりの様子を克明に描写した組曲で、聴く者のあらゆる時間、場所、境遇の違いを超越した無意識の認識を孕んでいるから、等と書くのは簡単な事。このアルバムを解釈するには、33年では短過ぎる。あれこれ詮索するよりも、まだ長い時間の経過を臨みたいと思うのは僕だけでしょうか。

自身も万感を胸に言葉を詰まらせるRogerを、永遠に続くかの様な拍手、歓声が讃えました。

そして、アンコールへ。Rogerオーディエンスを指差し、「The Happiest Day Of Our World」が始まります。オープニングと同じ、「The Wall」の世界が彼によって再構築されます。僕の中でもやはり、Rogerにはどのアルバムより「The Wall」というイメージがありますね。

RogerとNick、そして、DavidとRichard。PINK FLOYDの骨組みと、それを満たす内容物。骨組みだけになればその剛健さは留まる所を知らないプロパガンダへと変貌し、内容物だけになればその抽象的な概念は捉え所の無い気体の様な物へと姿を変えます。

バンドと4万人のオーディエンスが一体となった「Another Brick In The Wall」を迎え、ラストはDAVID GILMOUR同様「Comfortably Numb」。否が応にも比較させられた感のある、嫌らしい両者のセットリスト。しかし、どちらに於いてもラストに配されたこの曲は、微かに両者を結びつける何かを感じさせてくれた様に思います。

PINK FLOYDに関して言えばこの両者が袂を分かってからが長いのでそれは当たり前なのですが、同じ曲を演奏するのにもここまで表現方法が違うものかと、改めて。世界中の人が再結成を望んでいるのは分かりますし、僕もその1人です。ただ、ここまで歩いてきた両者が再び1つのバンド名の下に集まるとしたら、そこにはどれ程までの可能性が生まれるのでしょうか。

Davidが ”Davidの世界” という様な囲い方を拒むかの様なライブを展開したのに対し、Rogerは確固たる ”Rogerの世界” を僕達に観せ付けてきました。

両者とも、60歳を迎えました。物理的にも、あとどれだけの事が出来るのかは限られているのでしょう。

それでも尚、あらゆる論議に於いて、まだ結論を出す時は訪れていないのかと。



Several Wishes
posted by Yoshitaka at 23:59| Comment(0) | TrackBack(1) | Diary - Live Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする