2005年02月24日

パーティーせなあかんねん

久しぶりに家でパーティーをしました。しかも、呼んだ人数は12人。1人で住むには充分すぎる程の広さの部屋とは言いましたが、かと言って14人入るかどうかというのは謎でしたが。最初はベネズエラ人の友達を呼んで日本食を食べさせてあげようという話から始まって、気が付いたらこうなっていたと。しかし、こんな人数で集まるのは本当に久しぶりで、わくわくしていました。大学でも友達は沢山ますが、バンドの連中も、ドラムのDavidは働いてるし、ベースのRiccardoは彼女に時間を割いてばっかりで、もう1人のギターのJean Patrickに至っては妻子持ちという感じで、練習の時以外は集まった試しがありません。余談ですが、バンドはサックスを入れようとかキーボードを入れようとか、結成早々過渡期です(笑)。ええい、男だったら、Rockだったら、ギター、ベース、ドラム、デスヴォイスで勝負せんか。
さて、今日のパーティー、ヘルパーの女の子に来てもらって、料理を作りました。料理は好きです。これまで何回も料理を作ってはお褒めの言葉を頂いておりました。が、14人分の料理なんて作った試しがない。もうそれだけで笑いが止まらない。して、皿の数と相談して、天ぷら、唐揚げ、焼きそば、おにぎり、サラダ、前回好評だった豚の生姜焼き、そして強引に、僕の得意料理のトマトソースのパスタを作ることに。僕が担当したのは、焼きそば、豚の生姜焼き、パスタ、付け合わせの野菜炒め。フライパンは1個しか持っていないので、台所は戦場と化しました。
何とか作り終え、みんなも到着。これでもかとやけくその量を作りましたが、みんな美味しいと言ってくれ、ベネズエラ人達も満足してくれていました。てか、あいつら箸で食ってたし(笑)。料理を作ってみんなに食べてもらうのって快感ですね。シェフになろうかな・・・。ベネズエラ人に限らず、南米の連中は本当に面白くて、優しくて、心が広い。ずっとお礼を言ってくれていて感動しましたよまったく。
みんな思い思いに楽しんでいってくれたので、成功でした。手伝ってくれた日本人、台湾人のお姉様達、どうもありがとう。謝々。これに懲りずにまたやろうね。



Party Sena Akannen
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2005年02月23日

僕のバンド観

僕の理想のバンド。

Mターは男2人。うち1人は曲によってキーボードを担当。思いつくミュージシャンで一番近いのはRUSHのAlex LifesonとVAN HALENのEddie Van Halen。ヴォーカルは実力派かつ暴れ出したら誰にも手が付けられない男。思いつくミュージシャンで一番近いのは元PANTERAのPhillip Anthermo。ドラムはブラジル人の男。そして絶対、2バス。思いつくミュージシャンで一番近いのはもちろんSEPULTURAのIgor Cavarrela。僕は長年彼のドラムに首っ丈です。そしてベースは、女。演奏スタイル問わず、女。思いつくミュージシャンで一番近いのは、僕の女王様元THE SMASHING PUMPKINSのMelissa。基本的にRockの歴史上、女性ベーシストのいるバンドは素晴らしいバンドが多い。PIXIES、THE SMASHING PUMPKINS、HOLE、THE DONNAS、MILLION DEAD、THE VON VONDIES、POLYSICS、AJIKO・・・。ほら、ね。個人的に、僕は女性ベーシストに目がありません。性の対象として捉えるのではなく、女性がバンドの中で一番低い音を出す楽器を操っているその姿に、真のかっこよさを覚えてしまったのです。とりわけ長らく僕の憧れだったMelissaを初めて観たときは、感無量でした。

僕の今のバンドは、ベースは男、ドラムはイタリア人。ヴォーカルは誰?

道のりは険しい。



Boku No Band Kan
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2005年02月22日

朝起きたら

うわ。



Asa Okitara
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90年代を創ったツインギター終焉

KORNからMunkyと共に90年代を代表するツインギターとして名を上げたHeadが脱退。バンドは今秋に発売予定のニューアルバムの制作を続行するということですが・・・。僕にとっては去年のDownload Festivalで彼等を観たのがオリジナルラインナップでは最初で最後になってしまいました。どうなるKORN。

http://www.korn.com/korn/index.php?newsID=1
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2005年02月21日

Wings of Brazil

Brazilが誇るHeavy Metalバンド、ANGRAのライブに行ってきました。この後、NIGHTWISHと共に来日公演を行う彼等。日本での人気は10年前のデビュー当時と変わらず高いですが、Englandではそうはいかず、HELLOWEEN、GAMMA RAY等と共に苦戦を強いられました。しかし、大抵この手のバンドはうまくブッキングに漕ぎ着けず、Londonでライブが出来ない状態(昨年のSONATA ARCTICAのU.K.ツアーがそうでした)にあったのですが、今回のライブは堂々とLondonで、会場は中堅クラスのライブハウス、Mean Fiddlerで行われました。そしてあの盛況振りといい・・・。これを期にもっとマイナーなHeavy Metalバンドが観られるようになるといいなと思います。Germany勢にもっと来てもらいたい。聴けばRAGEも今度来日するらしいじゃないですか。日本はいいなあ。
ライブは、頭から一番聴きたかった曲「Carry On」で始まり、バンドは凄まじいオーラを放っていました。Kiko Loureiroのギターを始め、ベースFelipe Andreori、ドラムのAquiles Priester演奏力たるや只者にあらず、そしてあの単なるハイトーンに留まらず個性のある独特の声を放つ、Eduardo Falaschiのヴォーカル。うん、やっぱり並み居るフォロワー達とは訳が違う。90年代をくぐり抜けてきたバンドだけはある。音に屈強さが滲み出ていました。1stアルバム「Angels Cry」とニューアルバム「Temple Of Shadows」からの曲を中心に、途中ラテン系のリズムセッションを挟みながら、彼等ならではのステージングが続きました。ライブの終わりにはBrazilの国旗を掲げたり、ポルトガル語でメンバーに向かって叫んだりするファンで溢れ、実に和やかな気持ちになったライブでした。
LondonでこんなにANGRAを観に来る人がいるということには単純ですが驚きました。そして、ただHeavy Metalをやるだけじゃなく、リズムセッション等自分たちの国のエッセンスを持ち込んだステージングは、とても新鮮でした。以前同じくBrazil出身のHeavy MetalバンドSEPULTURAが日本の和太鼓グループ鬼太鼓座とジョイントライブをしたときも、両国の伝統的な音が見事に調和し、素晴らしい音楽が生まれました。日本からもそういうバンド出てこないでしょうかね。陰陽座が出てきた時は確信したものでしたが、今の彼等では無理でしょう。何でああなっちゃったんでしょうか。メジャーデビュー以前以後とはまるで別のバンドじゃないですか。ヴォーカルが歌が上手くて美形の女性という、ルックス的にもかなり良い線を行っているのに・・・。ともあれ、ANGRAは素晴らしいライブを観せてくれました。NIGHTWISHはまだ観たことありませんが、こちらはEnglandでは有無を言わせぬ人気を誇っているバンド。この2バンドの来日公演、観に行って損はしないでしょう。



Wings of Brazil
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BOOWY待望のデジタル・リマスター発売

遂に出ました。80年代の日本をRock一色に染めた伝説のバンド、BOOWYのデジタル・リマスター。え?僕がBOOWYなんて聴くのかって?その質問は「Bad Feeling」のギターリフを聴いた後にしてください。

http://www.toshiba-emi.co.jp/boowy/fla/index_j.htm
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2005年02月20日

計画中

前にも言いましたが、書きたいことはいくらでもあるんです。なかなか追いつかないですね。家にインターネットがないというのも原因ですが。テーマごとにお薦めのCDを紹介する新しいCategoryを作っているんですが、あれもこれも・・・と後から出てきて、なかなか取り留めが無くなってしまうもんですね。でもこれこそ僕の役目のような気がして(笑)。なんで(笑)なのかわかりませんが。

あとは英語版のブログも作りたいなと。英語と言えば、ネット上でも日常生活でも、英語喋れるようになって良かったと思える瞬間というのは本当に嬉しいものでした。僕にとってそれは何と言っても、憧れのミュージシャンと会話する機会に遭遇した時です。去年のFUNERAL FOR A FRIENDのLondon公演の帰り、前座をしていたMY CHEMICAL ROMANCEというバンドのヴォーカルと偶然出会い、話しかけてみたことがあります。当時彼等は無名の新人で、ほぼ社交儀礼のようにサインをもらい、これからも頑張ってねと声を掛けて別れたのですが、今や彼等はKerrangの表紙。そしてAstoriaでワンマンライブをするまでになりました。
Billy Sheehanに会ったときは、”日本でB’Zのライブであなたを観ましたよ”と話したら、”あれは金が・・・いや、楽しかったよ”と本音がちらっと。Ronnie James Dioは本当にファン思いで、ライブハウスの外で待っているファン全員にサインや写真をサービスしていました。親指の怪我の直り具合を聞いたら、感激されてしまいました。その他にもMichael Schenker、Nuno Bettencourt、Steve Lukather、Steve Vai、Joe Satriani・・・。

話がだいぶそれてしまいました。ついつい思い返してしまい・・・。James Hetfieldにもし会ったとしたら、もうその場ヘナヘナと座り込んで何も言えなくなるかも知れないなあ。というわけで更新していない間にもいろいろ計画は進行中です。そして僕の声が届いたのか、いつのまにか添付ファイルの容量が30MBから100MBに増量してるじゃありませんか。これでまた写真がのせられますわ。
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2005年02月19日

駄目出しフェスティバル

今年のDownload Festivalに出場するバンドがこれから続々アナウンスされていきますが、現時点で突っ込むところがちらほらありまして。

まず1日目のヘッドライナー、FEEDER。日本人のミュージシャンが聖地Donington Parkで、しかもトリを務めるというのは誇らしいこと限りないんですが、ちょっとジャンル違うんじゃないの?しかもその前の出番はGARBAGEって・・・。

SLIPKNOT、また登場です。また観てしまうのか。正直、もういいです。というか、どうせ観るんだったら彼等のワンマンライブが観てみたい。SLIPKNOTは去年SLAYERの前座としてのライブを観ましたが、これは相手が悪い。悪すぎる。いくらSLIPKNOTが今調子がいいからって、SLAYERなんかに敵うはずがない。SLIPKNOTの出番になるとステージを後にするオーディエンス。彼等の演奏中にもかかわらずSLAYERコール。野次、ステージに投げられるビール・・・。彼等はもっと考えてライブを展開しないと、この国で人気を得るのは難しいと思うのですが。METALLICA、SLAYERと来て、今回はSYSTEM OF A DOWNの前座。懲りてない・・・。

VELVET REVOLVER。こちらも来過ぎですが、こちらはかなり人気を博しているので、期待が掛かります。が、彼等が参加を決めたお陰で、GUNS N’ ROSESが不参加を決め込んでしまった。散々噂されていたのに。まあGUNS N’ ROSESと言ってもAxl Roseしかいませんが、誰だってあの声を一度は聴いてみたいでしょう。

あ、ちなみに最近こちらの音楽雑誌で、2002年のSummer Sonicでの彼等の来日公演のことを思い返している記事があり、

”日本のファンはGUNS N' ROSESにもはやSlashもDuff McKaganもいないことを知っていた。それなのに、東京でも大阪でも6万人もの人がそのGUNS N’ ROSESを観に来ていた。”

と書かれてありました。やっぱり日本人って誠実なんでしょうか。

そして一番駄目出ししたいこと。それは、1日券がないということ。BLACK SABBATHの日だけ観に行こうとしてたのに・・・。

というわけで、世界に誇るEngland4大ロックフェスティバルの先陣を切って行われるDownload Festival。Monster Of Rock時代の方が、人選から何から良かったですね。名称が変わってからどうもいけない。そもそもDownload Festivalって何だこの名前。一体何がDownloadなんだ。おい。
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2005年02月18日

ぼやき

更新が滞っていて申し訳ないです。大学のアセスメントと試験で手一杯でして。最近の僕はと言うと・・・。

勉強の息抜きに始めたDragon Quest III、イエローオーブがいとも簡単に見つかってしまい拍子抜け。

カレーライスを作らせたらLondonで右に出るものはいない、と言えるかも知れない程極めました。絶賛を頂いております。

曲作りもちまちまと進めています。リフばっかり浮かぶのはいかがなものか。うちのイタリア人のドラマーが今度自分の国からドラムセットを持ってくるので、それまでにベースを口説いて別プロジェクトの構想を練りたいです。オマージュの念を込めて、1曲全編あの人からのパクりを繋いで作ってみようか、という事も考え中。題して曲名は”I Wanna Rip You Off (あなたからパクりたいの)”とでも。となるとやっぱりバンド名も、”Yoshi Takahashi Group”ですか?

とまあ、楽しい生活を送っています。
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2005年02月14日

チョコレート

皆さんもらいましたかチョコレート。僕はというと、1日中家に居てアセスメントを仕上げていました。結局徹夜だったし。夜が明けてからバレンタインデーなんて言葉を思い出しました。

チョコは好きです。

何ですか。それじゃあ新宿にいるあの男の期待に答える返答を考えると・・・。

チョコは欲しいが、女は要らん。

これでいいですか?
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栄冠は彼らの手に

GREEN DAY、グラミー賞最優秀ロックアルバム賞を受賞。
こうして最後は本物の音楽だけが生き残るのです。

http://www.greenday.com/greenday.html
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2005年02月13日

今年の夏の顔

今年のDownload Festivalのヘッドライナーが発表になりました。一昨年はIRON MAIDEN、昨年はMETALLICAと来て今年はどうなるか。

予想ではJUDAS PRIESTかAC/DCが有力候補でしたが、それらを上回るバンドが登場します。

BLACK SABBATH。

http://www.downloadfestival.co.uk/lineup/index.asp
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2005年02月12日

弟よがんばれ

気が向いたので、たまには模様替えもいいかなと。でもこのスキン記事の横幅が狭まって、縦長になっちゃうんですよね。Categoryの関係で、両側に配列される型でないと収まらないんです。で、気に入ったのがこれしかなかった。緑はフェイバリットカラーです。気が向き直ったら元に戻します。でもパンダちゃんかわいいね。和むねこれ。

そんなこと言ってたらバグ発生。早速元に戻しました。パンダちゃんさようなら。見れた人はラッキーなことがあるかもよ。

今日は本当はバンドのドラマーの誕生日パーティーだったんですが、訳あって家にいました。

最近、バイト探しています。やっぱり日本食レストランの募集が多いですね。殆どが中心街にあるので、ライブがあるときは仕事が終わってそのまま行けるのが便利。英語のテストの勉強もしなければいけないので、忙しくなりそうです。
そういえばこのブログ、去年の試験の1週間前くらいにふと思い立って始めたんでした。妙にかっこつけてる最初の頃の記事が笑えます。今では新しく見に来てくれる人のために、過去の記事を変更することもあります。また、写真を載せるのが楽しくて、記事を書く度に毎回載せていたのですが、最近になって容量に限界があることに気付き、ちょっと考え中です。写真をみんなに見てもらいたいのに・・・。Seesaaさんそこんとこお願いしますよ。最初は本当に試験的なつもりで始めたのですが、皆様のお陰で沢山の人に愛読させてもらっています。リンクを張るようになって、ネット上で知り合った友人も出来ました。アクセス数が増えて、YahooやGoogleからも検索でヒットするようになりました。どんどん輪を広げていけたらいいと思います。何卒これからもよろしくお願いします。

先日、日本の本を売っている店でBurrnの3月号を見つけ、買って帰りました。表紙はJUDAS PRIEST。うーん厳つい。ニューアルバムが楽しみでなりません。そして、昨年の12月に行われたARCH ENEMYのLondonでのライブの記事を発見。開いてみると、何と、ステージから客席を写した写真が。ということは・・・?はい、しっかり映ってます。日本人がいます。僕です、僕。何だか変な感じ。見つけた人、いるかな?
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2005年02月10日

エントロピー

エントロピーとは、熱力学上の概念の名前で、”乱雑さ”を意味します。理系の人は、高校時代物理でこの言葉を耳にしたことでしょう。たまにはこんな記事も面白いかな。僕は高校生以来物理が好きで、今だに面白そうな書籍を買っては読んでいます。

熱力学第二法則では、エントロピーは常に低い状態から高い状態へ移動するという性質が述べられています。これはこの宇宙にある全ての事象にとって共通して言えることで、これをエントロピー増大の法則、そしてエントロピーの増大が落ち着いた状態を熱平衡状態と言います。湯が冷めることから生物の進化まで、全てはエントロピー増大の法則に準じていると言えます。従って、我々が使用している全てのエネルギーの源は低エントロピー資源です。水力発電に使用する川の流れ、化石燃料等も全て低エントロピー。では何故全ての事象がエントロピー増大の法則に従いながら、低エントロピー資源が存在するのかというと、それはそれらの低エントロピー状態を作り出しているさらなる源が存在するからです。太陽です。川の流れは元を辿れば太陽のエネルギーによる雨に行き着き、化石燃料の元となる植物も太陽のエネルギーで生長します。それでは太陽は低エントロピー状態をずっと保っていられるのかというと、太陽も例外ではなくエントロピーは増大し、熱平衡状態へと移行しています。ただそれが60億年先だというわけです。
先程にも少し触れたように、エントロピーの概念は情報理論にも応用されています。人類の進化、文化や産業の発達は全て、様々な情報が錯綜する中から取捨選択し、それを進化、発達へと転化しているということでエントロピー増加の法則が見出せます。例えば僕の好きな音楽で例を挙げてみます。RED HOT CHILI PEPPERSの歴史的名盤「Mother’s Milk」、これは彼等が現在のラインナップになって初めてのアルバムで、彼等の名前を世界的に有名なものにしました。Punk Rock、Heavy Metal、Funk、Hop Hop等あるとあらゆる要素を取り入れたこのアルバムは一つのジャンルで言い表すことが出来ないと話題になり、Mixture Rockという新しい言葉が生まれました。一つのアルバムに様々なジャンルが同居するこの音楽は、エントロピーが低い状態といえます。そしてこれは作を追うごとに増大し、果たして熱平衡状態を迎えたのが「Californication」です。このアルバムでは「Mother’s Milk」で見られた様々な要素を元に、収束へ向かい、”RED HOT CHILI PEPPERSの音楽”の完成型が築きあげられました。余談ですが、熱平衡状態が長く続くと「By The Way」の様なつまらないアルバムが出来てしまいます。一方で、METALLICAはこれと同じプロセスを「Kill ’Em All」から「Metallica」まで歩み、結果「Metallica」以降の「Load」、「Reload」はRED HOT CHILI PEPPERSの「By The Way」と同じ位置付け(「By The Way」、「Load」、「Reload」が嫌いなわけではありませんが、そんなに好きでもありません)になってしまいました。しかし彼等は最新作「St. Anger」で全てをリセットし、まさかの低エントロピー状態を作り上げたのです。これから彼等の音楽が何処へ向かおうとしているのかは、誰にも分かりません。
他にも、手塚治虫のマンガが様々な短編から「火の鳥」へと、村上春樹の小説が「風の歌を聞け」から「海上のカフカ」へと向かうプロセス等にもエントロピーの増加が見られます。素晴らしい文化は歴史のどの場面でも、低エントロピーの乱雑な状態から生まれるということです。

そんなわけで、部屋は散らかったままで生活しています。こうも散らかってると、どんな素晴らしい文化が生まれるのか楽しみで楽しみで・・・。
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閉口

ひどいんです。あの人。Eric Clapton。彼の在籍した伝説のHard RockバンドCREAMが、37年振りに再結成しライブをするというのは以前お伝えしましたが、そのチケットが遂に売り出されたんです。
会場は、彼のホームヴェニューのRoyal Albert Hall。大抵ここで行われるライブのチケットは、高くて30ポンド(6000円)なんですが、今回のCREAMのライブのチケットは、何と、120ポンド(24000円)。定価ですよ、定価。こんな高いチケット、日本ですら聞いたことがない。チケットが高い日本でも今まで高いと感じたチケットですらAEROSMITHとKISSで、それぞれ9500円でした。これは尋常じゃないです。足元を見られたというか、あのおっさん、Hard Rockからはとっくの昔に引退して「Change The World」何て歌っているくせに、こんな悪どい商売をするなんて・・・。
どうせお前のことだからそれでも買ったんだろって?ええ、正直その金額はかなり厳しいですが、Rockを志す人間としては無理を承知で買うつもりでしたよ。

門前払いでした。

何でも、クレジットカードのみの支払いで、請求先とチケット配送先が一致していない人で、しかもそれがU.K.国内である人でないと買えないという代物でした。どういうことかと言うと、つまり・・・。

U.K.に定住している人以外お断り。

日本から観に行ってやるぞと手ぐすね引いて待っていたであろう金銭的に余裕のある往年のファンはもちろん、近くの欧米のファンですらお断り。これは一体、どういう魂胆だEric。正規のブローカーを通して買うという方法がありますが、それでも値段は高くなる一方で・・・。
ところで僕、誕生日なんだよねその時期。誰か”高橋にCREAMのライブを観せてあげよう募金”やってくれないかな?・・・いや、冗談です。まあ僕も大人ですから(笑)、大人しくしているのでご安心ください父上。再結成PIXIESやJUDAS PRIESTのチケットはどんな手を尽くしてでも取りましたが、今回そこまで行動に出ようとしないのは、37年経ったCREAMにそこまで食指が動かないということなんですね。まあPIXIESやJUDAS PRIESTなんかは常識の範囲の値段で取れたのに対し、このCREAMの異常な値段に引いたというのもありますが。

第一LED ZEPPELINが再結成するのは伝説を汚すだけだと言われて久しいのに、いわんやそのRock史上最高のバンド出現の引き金となったCREAMをや、です。

http://www.whereseric.com/clapton/news/2005/01/cream_reunion_official_authorised.htm
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2005年02月09日

カツカレー

節約生活が終わったので、ちょっと贅沢に(日本食のレストランは高いです)カツカレーを食べに行きました。

うわ、うめー。泣きそう。
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あの男が謝罪

昨夜の興奮がまだ収まらない僕です。そのMEGADETHのDave Mustaineですが、何と、Dimebag Darrellの死去を機に心を改めると公に語っていたことが分かりました。Dimebagは交友関係が幅広く、とても温厚な人物だったと彼と交流の会ったミュージシャン達は口を揃えて語っています。それに対し、Daveと言えば素晴らしい才能を持ちながらもHeavy Metal界きっての悪口癖、独裁者として有名です。
彼の発言によると、対立関係にあったMETALLICA、SLAYER、そして過去にMEGADETHに在籍し、Daveによって解雇された元メンバー達に対し謝罪の場を設けたいと語っている。特にMEGADETH、METALLICA両ファンに対し、このように語っています。

"MEGADETH、METALLICA両バンドの22年間続いた熾烈な対立はこれをもって終わりを告げる。長い間肩身の狭い思いをさせて申し訳無かった。"

怒らないDave・・・。ファンはいつも複雑な思いです。

http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=30272
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2005年02月08日

Shriek o' my teeth

GREEN DAYでPunk Rockの洗礼を受けてから一夜明けた今日は、こちらも待ちに待ったMEGADETHのライブ。Punk RockとHeavy Metalのライブに2日続けて行くという僕ならではの日程。ん?と思い出したのが丁度去年の今頃、SONATA ARCTICA、ARCH ENEMYを前座に従えたIRON MAIDENの来日公演を大阪で観た次の日に、地元福岡でRANCIDの来日公演に行ったっけ。ふと思い返して、僕がこまめに付けている自分が行ったライブの足跡を記した表(そんくらい僕は几帳面な人間です)を見てみると・・・何と、全く同じ日付。これには驚きました。こういうことって、あるんですねぇ・・・。どちらも文句なしの素晴らしいライブだったけど、2日間行動を共にした生粋のパンクスげんき氏がRANCIDを観ながらずっとIRON MAIDENの話をしていたのは実に興味深かった。もっとも彼に知り合わなければ、RANCIDやGREEN DAYの素晴らしさに気付いたのはもっと後だったかも知れない。生粋のメタラーだった高校生の僕にPunk Rockの素晴らしさを教えてくれた彼に感謝。
さて、前置きが長くなりましたが、その生粋のメタラー高校生だった僕の神、Thrash Metal四天王最後の一角、MEGADETH。このMEGADETHにしろ、他の3バンド、METALLICA、SLAYER、ANTHRAXにしろ、何せファンになってからライブが観られるまでの時間が長かった。その分感動も尋常じゃないです。
会場となったのはいつものAstoria。前述のANTHRAXや、IN FLAMES、DIO、SAXON、昨年惜しくも亡くなってしまったDimebag DarrellのDAMAGEPLAN、その訃報を知ったFEAR FACTORYなど、いろんな思い出深いライブを観た会場です。そして今夜のMEGADETH、それだけで充分なのに今夜の前座にアナウンスされたのは何とDIAMOND HEAD。IRON MAIDENやSAXON等と同期のバンドで、それまで無かった攻撃的なギターリフと息もつかせぬ見事な楽曲の構築力で全てのThrash Metalバンドの師匠的存在となった偉大なバンドです。METALLICAも今だにライブで彼等の曲を多くプレイしています。
London公演の観客は、MEGADETHだけに自分よりちょっと上の世代の人が多いだろうと思っていたら、自分より若い10代の観客がとても多いことに驚きました。もちろんリアルタイム世代もいて、どの人もMEGADETHの再来を心から歓迎している様子ライブが始まる前から会場の外ではLondonで一番人通りの多い目抜き通りにも関わらず凄い人数でのMEGADETHコールが起こり、通行人がビビりまくっていました。
そして開場の時間になり、しばらくしてDIAMOND HEADのライブが始まりました。DIAMOND HEADは昔のままのソリッドなサウンドのギターそしてハイトーンのヴォーカルで、「The Prince」等METALLICAのカバーアルバム「Garage Inc.」でカバーされている曲を中心に演奏し、オーディエンスは前座から既に最高潮を迎えました。どの曲もオーディエンスが一体となって歌っていましたが、中にはひょっとしたら、”何であのバンドMETALLICAの曲ばっかやってるんだ?”なんて思っていた若いファンもいたかも知れません。しかし、やはり本物は違いましたね。特に「Am I Evil?」なんてMETALLICAが来日公演でも演奏していましたが、本物のDIAMOND HEADが演奏したらさしものMETALLICAでも敵いませんね。凄まじいですこれは。今年発表された12年振りのニューアルバムの曲もやっていましたが、文句なしに素晴らしい。どれだけ異彩を放っていたカリスマバンドだったかが窺い知れます。25年前、METALLICAのLars Urlichは単身でEnglandに渡り、DIAMOND HEADのライブを観て回ったというのは有名な話。それがきっかけでMETALLICAを結成したという。その時のLarsと同じ歳のとき僕は、METALLICAのライブを観て日本を回っていました。それがきっかけで僕は何を結成すればよいのやら。

さて今夜の主役、待ちこがれたMEGADETHの登場です。Burrnに載っていたLos Angelesでのライブレポによると、選曲がいまいちだったのが気に掛かりますが・・・。しかしその不安は1曲目にして早くも打ち砕かれました。ニューアルバムの1オープニング曲「Blackmail The Universe」。MEGADETHらしさ全開のこの新曲が解禁になった昨年9月、僕は旅行先のBelgiumで偶然にU.K.よりも早く耳にし、MEGADETH復活を確信しました。ライブで僕がバンドに一番望むこと、それは、彼等の今の活動における確信です。確信があれば、新曲を何のためらいもなく演奏する。その自信に満ちた姿が何よりもファンを安心させるのです。そして、ニューアルバムからの曲を挟みつつ、「Skin O’ My Teeth」、「Wake Up Dead」、「Hangar 18」等の、高校生の頃から何百回と聴き込んだ名曲が演奏されると、もう頭が真っ白に。どの曲もアルバムで聴くよりサウンドがよりヘヴィーでソリッドで、見違える程かっこよくなっていました。ただ、今回のツアーのメンバーはDave Mustaine以下ほぼ無名のミュージシャンで固めており、これは以前のMEGADETHには見られなかった状態です。まあ、あらゆるミュージシャンを敵に回してきたDave閣下の当然の結果とも言えなくもないですが・・・。まあテクニックがあるというのはMEGADETHのメンバーになるには前提としてありますが。ギタリストなんて特に、”MEGADETHの曲を弾く”というのは”Marty Friedmanのギターを弾く”ということですから、只事ではありません。よって他のメンバーはテクニックは素晴らしいにせよ、少し引きすぎの感は否めませんでした。ライブは「Cowntdown To Extinction」前後の曲を中心にライブが進み、最後は「Symphony Of Destruction」、そして「Peace Sells」、METALLICAの「The Four Horsemen」と同曲の「Mechanix」で締め、オーディエンスもDaveも大いに満足している様子でした。
アンコールはBLACK SABBATHの「Paranoid」で始まりこれまたサービス精神旺盛のDave。そして初期の名曲「Holy Wars …The Punishment Due」で最後の最後まで観客の要望に答えるかのような充実したライブが終了、会場に深々とお礼を言うDaveはとても印象的でした。

選曲は文句無し、ファンになって5年目にやっとライブで観ることができたDaveの姿には感動しました。そしてバンドの今の状況はBurrnでもとやかく言われていた通りですが、結論としては他のメンバーがどうあれ"DaveがいればそれはMEGADETH"なのです。METALLICAはLars、James Hetfield、Kirk Hammetがいなければ成り立ちませんが、MEGADETHはDave1人いれば成り立つ。MEGADETH健在。恐るべし。



Shriek o' my teeth
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2005年02月07日

When they come around

どんなに今日を待ちわびたことか。今日のライブは始まる前から、あの感触が体に沸き上がりました。あの感触というのは、ライブを今から観るというのに、観るこちら側が緊張してしまうという感触です。今までその感触を味わったのは、IRON MAIDEN、METALLICA、SLAYER等、観るにはそれなりの心構えを必要とし、何者も寄せ付けない音を出しているHeavy Metalバンドばかりでした。しかし今日のGREEN DAYは剽軽な兄ちゃんが3人しかいないバンド。それなのに。
発売15分で全会場売り切れたU.K.ツアー。そして、この夏国内最大級の会場、Milton Keynes National Bowlで行われるPunk Rockバンドとしては異様な規模のライブ。この会場はかつて「Metallica」ツアー時のMETALLICAがMEGADETH、DIAMOND HEADを前座に従えて行ったライブや、Ozzfestが行われた会場です。しかし、何の問題もなくソールドアウト。
今の彼等がどれだけのバンドかが如実に表れている現象ですが、それでも僕はやっぱりライブハウス(と言っても日本のそれとは規模が違いますが)でGREEN DAYを観たかったので、今回行くことにした次第です。Londonでは4日間ライブがあり、今日はその最終日でした。Kerrangに乗っていたLondon公演のセットリストによると、「American Idiot」から「American Idiot」、「Jesus Of Suburbia」をやり、その後早速「Longview」という彼等らしいライブみたいだったので、それもまあいいかなあ、と思いながら、本当はげんき氏が望んでいたような、「American Idiot」再現ライブであってくれたらそれこそエポックメイキングなライブになるだろうに・・・と1人で考えに耽りながらHammersmith Apolloへと入っていきました。何も知らずに・・・。
今夜の前座はNEW FOUND GLORY。当日アナウンスされた前座に、会場は興奮の渦。さすがGREEN DAY。前座も凄いのを付けてきた。NEW FOUND GLORYはこの手のバンドの中でEuropeでは特に人気が高いバンドで、去年も今年もU.K.ツアーを売り切っています。キーボードが功を奏しメロディーにフックが効いていて曲はとてもかっこいい。ライブもとてもこなれている感じで、大きな会場でもオーディエンスは非常にいい反応を示していました。
前座も終わり、しばらくするとビールを持ったウサギの着ぐるみが出てきてRAMONESの「Blitzkrieg Bop」に合わせて観客を煽り、曲が鳴り終わると暗転。ステージにメンバーが登場し、Billy Joe Armstrongは両腕を伸ばし観客にアピール。うわ・・・かっこよすぎる。間髪入れず「American Idiot」が始まり、会場は一気に狂乱状態。みんな最初から最後までBillyに合わせて歌い続けていました。そして曲の終わり、演奏しながら会場に挨拶するBilly。

”Thank you for coming out, London. Tonight is the last show of U.K. tour. So, to dedicate this special night, we’re gonna play 「American Idiot」 from beginning to the end…”

まさか、本当にやってくれるとは・・・。

「Jesus Of Suburbia」、「Are We The Waiting」、「Homecoming」等、言葉になりませんでした。特に「Jesus Of Suburbia」のシャウトの所は会場が一体となって、とても神秘的でした。感動して泣いている客とかいたし・・・。あまりにシリアスで感動的なライブだったので、ダイブが殆ど起こりませんでした。本編までは・・・ね。アルバムと同じ「Whatsername」で本編が終わり、アンコールを求める声が沸き上がると、ドラムが聞こえてきました。そのドラムでどの曲が始まるのか分かり、一斉に歓声が上がります。Tre Coolもヤバい。そこへあの印象的なベースラインが絡んできて、BillyがトレードマークのStratocasterを持ってきて・・・「Longview」が始まりました。一斉にモッシュ、ダイブの嵐。彼等のヒットパレードが始まりました。そして・・・「Basket Case」。もう何百回と聴き、何百回と弾いた、世界中のティーンエイジャーを代弁した彼等の代表曲、生で聴くと本当に感動しました。Billyは心底かっこよく、コミカルで、親近感があって・・・。一通りヒットパレードが終わり、「We Are The Champion」をカバーした後、Billyは1人ステージに残り、弾き語りで「Good Riddance (Time Of Your Life)」を歌い上げる。その姿、あの男の姿・・・。
予言していた通り、今年のベストライブとなる可能性は高いです。こんな単純な言葉を使うのは滅多にないことですが、”本当にいいライブ”でした。最近曲作りって難しいなあと頭を抱えていた僕ですが、今夜全てが吹っ切れました。やりたいことをやればいい。Rockなんてコードが3つあれば出来る。好きなバンドの曲を演って、好きな曲を作って、好きなスタイルで弾けばいい。「Basket Case」も、THIN LIZZYの「Boys Are Back In Town」もMEGADETHの「Skin O’ My Teeth」も全部一緒にやればいい。長い間忘れていたものに気付かされました。20歳にもなってGREEN DAYかよって感じですが(Europeにいると尚更)、彼等はもう”メロコア”がどうのとかそういう次元のバンドではもう無い。THE WHOやTHE CLASHの血を継ぎ、次の伝説となるのは彼等GREEN DAYです。



When they come around
posted by Yoshitaka at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | Diary - Live Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月05日

The Lizzy are back in town

Irelandの国民的ロックバンド、というだけでなく、世界中からそのアイリッシュフレーバーあふれるHard Rockで支持されたバンド、THIN LIZZYのライブに行ってきました。THIN LIZZYと言えばGary Moore、Scott Gorham、Brian Robertson、John Sykes等のギターヒーローを生んだバンドとしても有名です。THIN LIZZY・・・。ああTHIN LIZZY・・・。"THIN LIZZYのライブに行ってきました"なんていう記事が書けるなんて・・・。Heavy Metalが好きな人にとっては知らないはずが無いこのバンドですが、同胞のJUDAS PRIEST、UFO等よりは日本の若いリスナーの認知度が少し低いようです。それもその筈、このバンドは、20年前にその時間を永久に止めていたからです。
1985年、THIN LIZZYは最後にして最高のアルバム「Thunder And Lightning」を発表後、解散。そして翌1986年、バンドの首謀者でありベース・ヴォーカルのPhil Lynottがドラッグのオーバードーズで死去。このバンドは永遠の眠りにつきました。
Philの10周期の年、最後のオリジナルギタリストJohn SykesがTHIN LIZZYを再結成し、欧米そして日本でライブツアーを行いました。それがきっかけで、以降も度々JohnはTHIN LIZZYを再結成させてライブツアーを行っています。
JohnはTYGERS OF PAN TANG、THIN LIZZY、WHITESNAKE、BLUE MURDERと、Heavy Metalの歴史を創る上で非常に重要なポジションに居座り続けてきました。特にTHIN LIZZY、WHITESNAKEでは"ベテランバンドに若手ギタリスト加入"という構図の中で、前述の「Thunder And Lightning」そしてWHITESNAKEの「Whitesnake(Serpens Albus)」と、それまでのバンドの持ち味を最大限に生かしつつ彼の新しい解釈を加え、すでに不動の地位の確立していたベテランバンドをさらなる未曾有の境地へと導いた彼の音楽性は、多大なる評価を世界中から受けました。しかし、BLUE MURDER解散後の彼の活動は、過去を振り返るものばかり。昨年も、BLUE MURDERを日本だけで再結成させてライブを行い、盛況でしたが、新しい音源を出したわけではありませんでした。そこで日本のファンは"Johnは懐古主義だ"と言い始めるようになったのです。実際僕もそう思っていました。そしてやっぱりリアルタイムでファンだった世代にとっては、PhilのいないTHIN LIZZYなんてもはや意味の無いバンド・・・と思われるのでしょう。それを何年もの間し続けるJohn・・・。
しかし、今回のTHIN LIZZYのライブを観て、僕の彼らに対する考えは180度変わりました。

会場を埋めているのが若い後追い世代よりも白髪頭の年配のファンのほうが圧倒的に多かったです。皆Philがいなくなった悲観に暮れるよりも、お祭りごとのように彼らのライブを楽しもうじゃないか、という愛情に満ちた笑みを浮かべていました。そして、ギター・ヴォーカルを務めるJohn、Scott、そしてPhilの代役を務める現WHITESNAKEのベーシストMarco Mendoza・・・。彼らは日和化した古き懐かしき音楽を只演奏しているだけではありませんでした。「Jailbreak」から始まった珠玉の名曲たちはどの曲もとても鮮やかに聴こえ、「Still In Love With You」や「Back Rose」ではJohnとScottのツインギターは冴えに冴え、20年から30年前の曲とは思えない程の新鮮さを放っていました。「The Boys Are back In Town」には感動を覚えました。THIN LIZZYの楽曲が、時代にまったく風化されることの無い様に創られているということ、そして、彼ら自身が今は亡きPhilへの愛情を、ライブの一瞬一瞬に絶え間無く籠めて演いているということを、このライブでは思うにあまるほど感じることができました。やっぱり僕にとっても、ほとんど全部の曲を知っているバンド(こんなにTHIN LIZZYに入れ込んでいる20歳の若造は世界規模でも珍しいでしょうが)のライブはとても楽しめますね。聴きたかったのにやってくれなかった曲もちらほらありましたが、よくある話。”また来い”ということなのです。

Johnは稀代のギタリストであったが故に、大物バンドからの注目も普通ではありませんでした。あちこちから引き抜かれ、プレッシャーをかけられ、そうして音楽ビジネスに次第に飲み込まれ・・・。そんな中でTHIN LIZZYが、とりわけPhilが与えてくれた安息の場所は、今でも彼の心の寄り処となっているのでしょう。



The Lizzy are back in town
posted by Yoshitaka at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary - Live Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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